私たちの取り組む課題
混乱の時代を超え、発展著しいアフリカの国々。これまでのアフリカと日本の関係は「援助される側」と「援助する側」といった一方的な関係性のみでした。今、着実に発展しているアフリカの民間企業またはアフリカの人々は対等な新たな関係を日本の企業や日本社会と築きたいと考えています。
往来が多くなり、昔に比べ格段にアクセスが良くなったアフリカですが、今だにその距離は近いとは言い難い距離です。
そのため、これまで日本企業にとってはアフリカは「ビジネス相手」としての認識が非常に低かったと言わざるを得ません。
アフリカ諸国が「援助」に頼らない発展を得るためには、民間の協力が欠かせません。そして民間での交流が活発になることで「国」ひいてはアフリカ地域全体の発展への波及効果は非常に大きいと言えます。
私たちはこうした民間連携を通じ、お互いが発展・繁栄していくことができる共存の道を作って行きたいと考えています。
ここ数年、アフリカにおけるインターネットの急激な普及もあり格段にコミュニケーションがとり易くなっています。
しかしながら日本に在留するアフリカンの数はアジアの国々に比べると非常に少ないと言えます。
私たちはビジネスを通した交流だけでなく、在日アフリカンへの支援、また日本の地域社会との繋がりを促すことで両地域間の関係を大きく発展させたいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか
これまで、発展途上国と呼ばれていたアフリカと日本の経済的な結びつきは、専ら「日本」がアフリカへODAなどを通して援助するといった形でした。
まだまだ多くの問題が山積みのアフリカですが、一方で経済発展も著しくGDP高成長国の一面もあります。
また、アフリカ大陸、西アフリカはフランス語圏ということもあり、東アフリカや南アフリカの英語圏の国々に比べ、言葉の壁も大きいことから日本における存在感は低いままでした。
こうした現状を踏まえ、私たちJAPAN CONNECTは特に西アフリカに焦点を当てています。
援助といった形だけではなく、お互いをビジネスパートナーとして相互に経済発展できる環境づくりに取り組みたいと思っています。
私たちの様々な活動を通して今まで構築されてこなかった新たなビジネスパートナーとしての道を切り開いていきたいと考えています。
寄付金の使い道
寄付金は主に団体の運営費として使用します。
ボランティアへの謝金をはじめ、ビジネスフォーラムや文化交流イベントの開催費用等が寄付金の使い道です。
まだよく知らない西アフリカの文化やアートを日本へ紹介するためのイベント、また、西アフリカで知名度の低い日本をアフリカに紹介するためのイベント費用としても使用させていただきます。これらの活動を通して双方の市民がお互いをより良く理解できるようになることが私たちの目標です。
また、私たちJAPAN CONNECTは地球市民の一員であることを自覚し、ビジネスや文化交流だけでなく、社会的活動にも力を入れています。
アフリカの孤児への金銭的支援をはじめ、病院への車椅子の寄附など様々な社会的活動を行なっています。
こうして行なった全ての活動は皆様へ報告させていただきます。