
事業の目的



交通事故や窓ガラスへの衝突事故、ネズミ捕りシートの誤捕獲など、人為的な事故や病気で傷付いた傷病野生鳥獣の救護を行っています。
野生度物には基本的に無暗に関わるべきではないとする一方、目の前ので苦しんでいる命を見捨てることができないとする心情は人として間違ったものではありません。
ただ、時としては手を出さないことが彼らにとって最善であることもあります。
懸命に治療を受け、リハビリに奮闘する彼らの姿を一人でも多くの方に知っていただくこと、そして、彼らの姿を通して『救いたいと想う優しい気持ち』に対し、彼らに対し『正しい知識』を持っていただくことを目標とし、SNSの更新やイベントも積極的に行っております。
これまでの事業成果



小さな民間団体ではありますが、毎年50件近い保護依頼、全国から100件近い野生動物に関するご相談を受けています。
保護されてくる野生動物は種も症状もそれぞれで、前述の通り、約4割の子は数くことができておりませんが、それでも残りの4割の子はリリースに成功しております。(※残り2割は継続治療中)
また、傷病野生鳥獣の救護を経て得た情報や関わり方についてなど、SNSやイベントを通じて啓蒙を行っています。
ここ数年では幼稚園・小学校・中学校・高校・大学と講義依頼も受けております。
事業の必要経費



環境局、東京都獣医師会との協力事業として活動をしておりますが、毎日かかる餌代・体調の悪い子に配慮した温度管理などの水道光熱費・治療費など、皆様からいただいたご支援は幅広く活用させていただきます。
現在でも皆様からご支援を募っておりますが、日々彼らの命を繋ぐ為の経費は、救いたい命が増えれば増えるほどに嵩み、必要に応じて手術も入ることもあり、ギリギリの状態です。
いついかなる時も、目の前の命に最善のことを行えるよう、私達の活動にもしご賛同いただけるようであればご助力いただけますと幸いです。

