私たちの取り組む課題
紛争や災害により厳しい生活を余儀なくされている人びとが、
『自らの力』と『地域の力』を最大限に活かして、精神的にも経済的にも自立した生活を取り戻し、
社会の再生をはたすことができるための支援を、迅速・的確・柔軟に行ないます。
【難民支援】
世界には、戦闘や人権侵害などにより国を追われ、
仕事も家も、ときには家族すら失ってしまった人びとがいます。
JENはその人びとに、一時的な支援ではなく、難民キャンプからふるさとへ帰り、
再び生活できるまでのサポートを続けます。
【教育支援】
緊急事態で忘れられがちなのが教育。
未来を担う子どもたちが、いち早く教育を受けられることは、人びとに明るい希望を抱かせます。
学校を修復・建設し、机や文房具などの設備・備品を整え、
一刻も早く子どもたちが勉強を再開できるように支援します。
【水・衛生支援】
水の衛生を保つことは、命を守る以上の大きな役割があります。
不自由な生活で希望が持てなくなることを防いだり、
井戸を掘ることで水汲みの過重労働を緩和したり。
安全な教育環境づくりにもつながることで、平和への貢献も目指しています。
【コミュニティづくり】
災害は一瞬でも、復興には長い長い時間がかかります。
それを乗り越えるには、自分一人ではなく、誰かと一緒にがんばる、
“支えあう強さ”が大切になります。
だからJENは、支えあう仲間を増やす“コミュニティづくり”を大切にしています。
【生計の回復】
避難生活を終えてふるさとに戻ったとき。家や井戸は壊れ、畑は荒れているかもしれません。
でも、もともと養っていた山羊の飼育経験や農業のスキルはなくならない。
JENは、人びとが経験やスキルを活かして、再び働き、生活を営むサポートをしています。
【心のケア】
大切な人を失って生きる意欲が出ない。ふるさとに帰れないことが不安。
そんな人びとの心をケアするには、安心してつらさを分かち合うことが大切です。
JENは、人びとが前向きになれるよう、気持ちを分かち合える機会づくりを行っています。
なぜこの課題に取り組むか
水、食糧、衣類、住居。
緊急事態の初期には「モノ」がいのちを支えます。
でも、モノを配るだけの支援では、そこから離れられなくなります。
勉強をしたい子ども、仕事をしたい大人。
故郷で一緒に暮らしたい家族たち。
みんな、「ふつうの暮らし」を取り戻したいのです。
「支援」じゃなくて、「もう一度、自立して生きる」ためのサポートを。
それは、やがて、「生きるちから」になります。
寄付金の使い道
頂いたご寄付は、ジェンが活動する活動地において①~⑥の事業について大切に活かさせていただきます。
①難民支援
②教育支援
③水・衛生支援
④コミュニティづくり
⑤生計の回復
⑥心のケア