私たちの取り組む課題
1)胃癌多発国であるブータンで胃癌死を減らすためのモデルとなる村を設定し、検診と啓発活動をしています。
2)同じくブータン及び、依頼のある国々での内視鏡による早期胃癌発見のための内視鏡指導を行なっています。
3)遠隔地でも学べるよう、胃癌の診断、治療に必要な医療知識を教育動画としてHPより提供しています。
4)早期胃癌発見のためのe-learningを提供しています。
5)胃癌撲滅のための教育講演を行なっています。
なぜこの課題に取り組むか
日本はかつて世界有数の胃癌多発国でした。それを克服するために日本は世界に類をみない内視鏡診断治療技術が発展を遂げ、主原因であるピロリ菌を除菌することによって胃癌は治癒可能な癌とされました。この知見を胃癌が多発するアジアの途上国と共有し世界から胃癌で苦しむ人をなくすことが私達の夢です。初動のブータンは幸福の国として知られていますが、毒性の強いピロリ菌が蔓延し世界有数の胃癌多発国でもあるのです。ここでは予防や治療の遅れから胃癌で命を失う人が多くいます。助かるはずの命を失わせたくない。そんな思いでこの課題に取り組んでいます。
寄付金の使い道
寄付金は、1)ブータンの胃癌撲滅のためのモデル村でのピロリ菌検診、内視鏡検診、除菌、2)ブータンでの内視鏡医の育成 3)世界の内視鏡医育成のためのe-learningの維持費、4)これら活動のための広報の費用に使われています。