私たちの取り組む課題
若者が進路を決断しようとする時、その選択肢には大きな格差があります。“選択格差”は、様々な格差の積み重ねによって生じ、自己責任論では決して片付けることができません。これらの根本にある社会構造を、教育の力で是正したいと、私たちは考えています。全ての若者が諦めや消去法ではなく、自らの意志で自分の人生を選択できる社会をつくります。
なぜこの課題に取り組むか
寄付金の使い道
みなさまからのご寄付は、一般社団法人HASSYADAI.socialの活動全般に活用させていただきます。
■「ハッシャダイスクール」
一人ひとりが自分自身の可能性を最大限に活かして人生選択をできるようになるための、高校生向け自己探求型ライフチェンジサポートプログラム。他者との対話を通じてより深く自分のことを知り、より広く社会について知る機会をつくることで、諦めや消去法ではなく、自らの意思で進路を決定するサポートを行っています。2019年は全国140以上の施設でプログラムを開催、5万人以上の高校生の進路選択をサポートしました。また多くの企業と連携し、より具体的に職業を知る機会もつくっています。
■ハッシャダイスクール.オンライン
若者向けの、参加無料のオンラインコミュニティを運営し、様々な領域の大人による授業の提供や、気軽にチャットで相談できる匿名の相談室などを設置しています。生まれ育った環境や、経済的な理由によって教育機会に恵まれない若者たちが、自らの人生を自らの力で変えるための機会をオンラインで提供しています。現在は50名が参加しており、2020年中に500名の参加を目指しています。
◻︎選択格差の課題を 個人のものから、みんなのものに。「選択格差についての啓蒙活動」
選択格差の課題は、まだまだあまり知られていない現状。この課題の実態を知っていただき共に向き合ってくれる方を増やすため、教員や経営者、行政など、さまざまな場で講演を主にした啓蒙活動を行っています。
◆キャリア教育の成果を次世代につなぐ
さまざまな分野の専門家を集めた独自の教育研究所を設置。高校生向けのキャリア教育の成果を効果測定し、その結果をプログラム改善や次世代のより良いキャリア教育に活かします。また、偏差値や就職率などに代わる「自己決定度」を指標にした進路指導を啓蒙していきます。