私たちの取り組む課題
⑴地域猫の問題に取り組んでいます。地域猫は私たちが何もしなければ増えていきます。外で暮らしている猫は事故や病気にもかかりやすく、短命です。また、無責任な飼い主に捨てられてしまった猫もおり、外で暮らしている猫は一般的には不幸な環境になってしまうことが多いのです。地域猫を増やさないようにする方法として、まず私たちができることは、「子供を産ませないようにすること」で、このことをTNRと言います。T:トラップ(捕獲)をし、N:ニューター(不妊手術)してから、R:リターン、もしくはリリース(元の場所に戻す)、という活動をすると、外で生まれてくる子猫は減っていくはずです。
ですが、実情はなかなかうまくいかない地域もあり、どうしても子猫が生まれてきます。
この生まれてきた子猫を保護することが、次にやるべきこと、です。この子猫が外で大人猫になれば、また、地域猫になってしまいます。
私たちは、TNRを啓蒙し、生まれてきた子猫をできる範囲で保護しております。
保護をした子猫は、動物病院で健康診断、予防接種等を受け、元気な状態になってから、里親さんを募集します。保護猫カフェで実際に猫を見てもらい、里親希望者さんには、基本的な譲渡条件をクリアできたらアンケート用紙に記入してもらいます。
その後、オンラインにて面談をし、問題がなければ、トライアルに移行します。代表が猫を送迎し、お家も訪問させてもらっています。
猫の幸せを第一に考えて活動しております。私たちはそのための努力や時間を惜しむことはありません。
条件が厳しいというお声をいただくこともありますが、猫の幸せとは何か?を一緒に考えていただくことが大事なことだと思っております。
⑵中学生・高校生のボランティア活動を推進しています。動物のお世話をすることは情操教育に繋がると考えております。命の大切さや、動物の癒しの力、などを感じてもらい、命を大切にする大人になってもらいたいです。
⑶犬を保護する(将来的に)まだ目標ですが、今できることは始めようと思います。
⑷高齢者施設での、高齢者と動物のふれあい、を作る活動(将来的に)
高齢者は動物を飼いたくても飼えない環境になっていることが多々あり、解決したいと考えております。散歩をしたり、動物と一緒に運動ができる方にはそのような活動ができるサポートを、活発なことができない高齢者には、触れ合う機会を作りたい、です。
なぜこの課題に取り組むか
⑴獣医師が中心の保護猫活動、保護犬活動が、より良い保護活動に繋がることと、それを正しく広めることで
社会活動として認知され、同志を増やすきっかけになると思う。
⑵動物福祉を守ることが重要であることを他の団体にも伝えることができる。
⑶地域の後進を育てることでこの活動を存続させることができ、より良い社会を作ることに繋がると思う。
⑷高齢者と動物の関わり方は、今後誰にでも訪れる問題。動物とのふれあいが健康に繋がることは証明されていることなので、
今の現状(ふれあいができない)を希望に変える、準備・活動をしたい。
寄付金の使い道
保護猫カフェ「CAT HOME GARDEN」維持のための諸費用
・家賃(月81000円)
・水道(月3600円)
・電気(月8000〜13000円)
・電話・ネット(月8000円)
・製氷機リース代(月24000円)
・コーヒー豆、ドリンク等(月3000円)
・雑費(消毒・雑巾など)(月2000円)
・ボランティア活動のためのコミュニケーションツール(年1万円)
・猫砂・トイレ費用(月5000〜10000)
・猫のご飯(頭数で左右される)
・医療費(ひかる動物病院)