私たちの取り組む課題
私たちが取り組んでいるのは、演劇に触れることへの「距離」と「抵抗」をなくしていくことです。
「演劇を観てみたい」と思ったとき、下北沢、新宿、池袋など、東京の中心にある劇場を思い浮かべる人は少なくありません。
もちろん、そこへ足を運ぶことも演劇の楽しみのひとつです。
しかし、住んでいる場所によっては、劇場まで行くこと自体がハードルになり、「ちょっと観てみたい」という気持ちがあっても、最初の一歩を踏み出しにくいことがあります。
だからこそ、八王子・立川をはじめとした多摩地域にも、演劇に触れられる場所や機会を増やしていきたいと考えています。
そして、演劇を実際につくり、観客に届け続けることにも難しさがあります。
作品づくりには、人手や時間、劇場費、舞台美術、音響・照明、宣伝など、さまざまなものが必要です。
演劇を身近なものにしていくためには、まず私たち自身が作品をつくり続け、観客に届け続けなければなりません。
「演劇を観るなら、わざわざ遠くまで行かなければならない」のではなく、
「近くでも観られる。ちょっと行ってみよう」と思える環境をつくること。
それが私たちの取り組んでいる課題です。
なぜこの課題に取り組むか
自分自身が初めて芝居を観たときに感じた、「温かいお風呂から上がった後のような、ほっとする解放感」。
物語を楽しみ、笑ったり、泣いたり、心を動かされたりする。
そして、劇場を出るころには、日常の重みが少しだけ軽くなっているような、心地よい脱力感が残っている。
私たちは、その体験がとても良いものだと思いました。
だから今度は、自分たちがそんな演劇をつくり、誰かに届けたい。
そして、できるだけ多くの人に演劇を知ってもらい、演劇をもっと身近なものにしたい。
八王子・立川で演劇に触れた人が、今度は下北沢・新宿・池袋へ行ってみる。
逆に、都心で演劇を楽しんでいる人が、八王子・立川にも足を運んでみる。
そんなふうに、場所を越えて演劇との出会いが広がっていけば、演劇を観ることへの抵抗も少しずつなくなっていくのではないかと考えています。
自分たちが良いと思ったものを、自分たちのいる場所から、できるだけ多くの人へ。
そのために、演劇集団GreenScalesは演劇をつくり続けます。
支援金の使い道
皆さまからいただいたご支援は、2026年12月に予定しているGreenScales第4回公演の制作・上演、およびより多くの方に公演を知っていただくための活動に活用します。
主な使い道は以下の通りです。
・劇場費:約22万円
・音響・照明機材費:約15万円
・美術・大道具・小道具などの制作費
・チラシ等の印刷費
・宣伝・広報にかかる費用
・その他、公演の制作・上演に必要となる費用
今回の公演では、まず一人でも多くの方にGreenScalesの演劇を観ていただくことを目指しています。
公演を成立させるだけでなく、この公演をきっかけにGreenScalesを知ってくださる方を増やし、演劇をもっと身近に感じてもらえるきっかけをつくりたいと考えています。
いただいたご支援は、今回の公演をつくり、作品を観客に届けるために大切に使わせていただきます。

