私たちの取り組む課題



〈保護活動が必要な現状〉
*動物愛護法数値規制の取り締まり強化で、規定数を超えた繁殖犬猫がブリーダーから手放され行き場を失っている現実があります。
*ブリーダー・ペットショップの廃業や飼育崩壊でレスキューの必要な犬猫がいます。
*保健所に収容され殺処分の日が迫っている犬猫がいます。
*一般家庭でも飼育放棄や多頭飼育崩壊が起きています。
*無責任な「餌やり」という行為で避妊去勢手術を施されていない外犬外猫が増え続けている地域があります。
〈保護譲渡活動〉
当会は、そこで犠牲となる行き場のない犬猫たちを受け入れ、必要な医療と不妊去勢手術を施し、人馴れとメンタルケアをしながら毎月譲渡会を開催して年間約100頭の犬猫を家族へと繋いでいます。
ですが、保護依頼が譲渡数を上回り、常時約100頭の子を抱えながら活動している現状があります。
〈保護スペースと医療費の課題〉
保護された子は過酷な環境下にいた子が多く、衰弱していたり怪我や難病を患っている子もいて、手術、入院、高額治療が必要な子がたくさんいます。
また、本部での猫たちは保護数50〜60頭で1日の大半をゲージで過ごしており、フリースペースとフリータイムの確保が難しくなってきており、これ以上の受け入れが厳しい状況です。
なぜこの課題に取り組むか



救うことができた命を二度と不幸にしないように幸せに繋げることが目的の活動ですが、保護時の環境もまた大切です。
ここは里親様に出会うまでの仮の住まいですから、動物たちを長く抱えすぎる事は、その子たちにとっても良いことではありません。
もっと多くの方に、ここで里親様のお迎えを待つ子たちがたくさんいることを知っていただき、1日も早く運命の子に出会っていただきたいと思っています。
シェルターでは、みんな多くの時間をゲージで過ごしメンバーにお世話をしてもらっていますが、人馴れが進み人恋しくなっているノエルっ子たちには「もっとたくさん声をかけて構ってもらえる時間と環境を整えてあげられたら」と日々感じています。
里親様に繋がるまでの借りの住まいではありますが、ここでの生活で人との暮らしの楽しさ嬉しさを知ってもらえるより良い場所にしていきたいと考えています。
「今助けなければ命の灯火が消えてしまう」
そんな場面ばかりで、メンバーみんなで今まで必死に救おうと手を伸ばして走ってきました。
そして、ノエルハウスから里親様へ、その命のリレーが繋がり、ノエルっ子たちは家庭犬おうち猫の幸せを掴み、ここを卒業していきます。
ノエルっ子と里親様との出会いのチャンスを広げること、そして、ノエルっ子が自由にのびのびと保護期間を過ごせること。
この2つを叶えるために実現させたいことの1つは、保護犬猫カフェの運営です。
寄付金の使い道



保護犬猫カフェで動物たちと里親様との出会いのチャンスが広がれば、その子たちはより早く家庭犬おうち猫の幸せを掴むことができます。
そしてカフェの利益をノエルっ子たちの医療費に充てることができれば、動物たちための活動をより充実させることができます。
ノエルハウスの保護犬猫カフェが実現できますよう皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。