私たちの取り組む課題
がんになってしまう人は年間約100万人
がんになってしまう人はふたりにひとり、年間約100万人いると言われています(2019年に新たに診断されたがんは999,075例 がん情報サービスより)。
公的ながん対策として、検診が叫ばれていますが、がんになってしまった人への対策が乏しい地域もあり、格差の現実があります。
そして、がんになっても、人生が終わるのではなく、治療しながら、がんと付き合っていく長い生活が続きます。
・病院へ通っているけれど、病院では言いにくいことがある。
・医療者はがんではないので、本当に気持ちを解ってもらえているのか、わからない。
こんな患者の声を耳にします。
なぜこの課題に取り組むか
ひとりにさせない
がんは周囲の人に打ち明けにくく、孤独を感じやすい特殊な病気です。
人に心配させまいと、一人で悩み、抱えてしまい、孤独に陥ることがあります。
一方で勇気を振り絞って、周りの人に伝えれば、泣かれてしまったり、かわいそうな人と、心配されてしまうことも・・・
仕事への不安、経済的不安、先の見通せない人生など、さまざまな心配から、不眠になる人も多く、5人に1人がうつになり、自殺率は罹患1年以内で、一般の24倍と言われています。(資料:がん研有明病院 腫瘍精神科部長 清水研氏より提供情報)
患者同士が出会い、気持ちの共有をすることで、「自分だけじゃない」と感じ、共にささえあえる場は重要です。
活動の軸
普段のおしゃべりカフェは
小平市内→偶数月に1度
千代田区神田稲荷湯→奇数月に1度
を基本としています。
その他にがんを正しく知るために専門家を交えたセミナーを開催しています。
2022年は公開講座として、小平市内中央公民館にて、緩和ケアを学ぶ講座を開催しました。
そして、藁をもすがるがん患者を騙そうとする詐欺に注意することにも周知しています。
がんになることは他人ごとではありません
家族、親戚、自分にもいつ降りかかってくるか、わかりません。
ふたりにひとりががんになり、その内、3人にひとりが亡くなってしまう現実があります。
しかし、高齢になって罹患する人が多い(全体の2/3)ことから、65歳以下の就労世代のがんとの共生については、まだまだ制度の拡充や世間の理解が必要と感じています。
知識として、がんという病気やがん患者の理解も急がれており、小学校では2020年度、中学校では2021年度、高校では2022年度から「がん教育」が必修化されました。
子どもだけでなく、大人こそ、がんについて知り、理解を深めてほしいです!
活動をささえてくださる仲間として、あなたの応援をお願いいたします!!
寄付金の使い道
お預かりしたお金は大切に使わせていただきます。
使い道
・セミナー開催費用(講師料・チラシ印刷代・備品代等)
・おしゃべりカフェの運営(印刷費・場所代・備品代等)
ご寄付いただいた方には、水戸部より直筆のお礼をお送りいたします。
※収支報告は期ごとにHPに掲載しております。
https://sites.google.com/view/cancerosyabericafe/#h.pm4witvoty20