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クロス

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日本のアートは西洋の制度を輸入して存在してきた。クロスは、東洋独自の美を探求し、発見していく。中でも、日本の美を写真・映像・映画によって展示上映し、広く普及活動をすることを目的とする。

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私たちの取り組む課題

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コロナ禍で、全国の地域の祭祀・伝統行事の存続と、継承が危ぶまれている。日本の年中行事として行なわれてきた祭祀は、地域の豊穣、家内安全、平和を願っていた。地域共同体を形成することに必要不可欠な祭祀、伝統行事は、人間の生きる力を養うという意味でも、強い役割を果たしていた。

なかでも、東北の大震災の地震、津波、原発事故によって、バラバラになってしまった地域共同体を、繋ぐという意味でも、祭祀は大きな役割を果たしていた。だが、コロナ禍により、祭祀を継続することも出来なくなってしまった地域がある。

祭祀・伝統行事が、途絶える可能性がある。地域共同体の存続と継承が危ぶまれているなかで、写真・映像・映画制作者ができることは、何だろうか。 

なぜこの課題に取り組むか

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当団体は、日本の美を探求している。

東北の祭祀は、装具、所作など伝統の様式を保っている。とりわけ福島県の相双地域で一千有余年続いている「相馬野馬追」は、時代によって変遷がありながらも、継続して続けられてきた。

クロスの課題は日本の美を探求し、いかにその普及活動をしていくかである。

現況は「相馬野馬追」のリサーチ活動を通じて日本の美を探っていき、写真・映像を保存、展示活動をしていきたい。 

継続的な活動によるアーカイブ事業は、後世にも、相馬野馬追の伝統を伝える。結果、地域の伝統が継承されていくことにつながっていくだろう。


代表の岩崎孝正は、福島県相馬市の生まれだ。故郷の相馬は大きく被災し、自宅付近も甚大な津波被害を受けている。

震災後、相馬野馬追に対してのリサーチ活動や撮影を通じて、東日本の復興の過程を記録してきた。

コロナ禍となり、あらためてリサーチ活動をしてみると、年々、相馬野馬追の出場者は減少傾向にあった。リアルに開催できない状況下で、継続的な応援が必要と感じた。

寄付金の使い道

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「相馬野馬追」に関わる人々の取材費に充てます。

記事・写真・映像に残し、最終的には展示活動をするための、チラシ、パンフレット、冊子制作の他にも、写真のフィルム代金、現像代、往復交通費など、活動費に充てます。

発表媒体は、SNS(Twitter)です。活動を報告していきます。

映像作品発表の媒体はYouTubeです。寄付していただいた会員限定で、紙媒体の記事を配布します。ここでしか得られない情報を伝えていきます。ゆくゆくは、写真集にしていければと考えています。

09096379302

代表:岩崎孝正

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