私たちの取り組む課題
生まれて来てくれた子どもたちの未来が明るいものでありますように。
ダウン症のある子どもたちとその家族が出会い、繋がれる場になりますように。
そして、多くの人たちがまだ知らない、ダウン症のある人たちのことを知ってもらうきっかけの場になりますように。
そんな願いをこめて、私たち At-Kyoto は、さらに活動の輪を広げたいと考えています。
~「バディウォーク@京都」の開催~
「バディウォーク®」とは、1995年10月に全米ダウン症協会(NDSS)が「ダウン症啓蒙月間」の一環としてニューヨークで始めた活動で、全世界約300カ所で開催されている、ダウン症児者も、そうでない人も、ともに参加できる世界的なチャリティーウォーキングイベントです。
ダウン症への理解と受容(acceptance)、社会的な平等(inclusion)を促進することが目的の、誰もが参加できる1マイル(約1.6km)の行進で、ダウン症者の能力をリスペクトする心あたたまるイベントです。
~ダウン症のある命に向き合うご家族へのピアサポート~
ダウン症のある可能性を示唆されたご家族が、出来るだけ早く「必要な情報を得て」その命に向き合う事が出来る様にと願い、「ぴーさぽ@京都」という名称で京都市内を中心にサポート活動を行なっています。
ご自宅、病院など、ご希望の場所へ伺う事、安心してお話しできる場をこちらで提供する事もできます。
妊娠中か産後かなど、相談時期は問いません。また、メールだけでの相談や出生前診断に関する相談でも構いません。
京都市に引っ越して来られた場合、里帰り出産の場合などは、出来る限り近くにお住いの仲間に繋がれる様にサポートいたします。
なぜこの課題に取り組むか
現在の日本においては、ダウン症を含め障がい者を知る、見かける機会が諸外国に比較すると圧倒的に少ない現状があります。
また残念ながら日本には、「ダウン症のある人=かわいそう」というイメージが根強く存在してます。新型出生前診断の普及に従い、高い中絶率など、マイナス面の情報ばかりが多く入り、妊娠出産子育てにおいても、大きな不安の対象になっています。
日頃「ダウン症」をキーワードとして活動しているAt-Kyotoですが、それを突き詰めていくと、障がいの種類や有無、国籍に関わらず、老若男女すべての人々にとって生きやすい社会作りへと繋がっていくと考えています。
寄付金の使い道
バディウォーク@京都の運営費用、ピアサポートを行う際の交通費として大切に使わせていただきます。