私たちの取り組む課題
私たちは、「全ての子どもに発想の力を、表現の豊かさを」というビジョンのもと、子どもたちが遊びを通して心身ともに成長できる社会を目指しています。
現代社会が抱える多様な課題に対して、私たちが着目しているのは、子どもたちの「発想力」と「表現力」です。 これらは、単に創造性を育むだけでなく、複雑な問題に対して柔軟に対応し、自分自身の考えをしっかりと伝え、そして周囲の人々と共感し合う力を養う上で不可欠です。
私たちは、アートや遊びを通して、子どもたちがこれらの力を自然と身につけることができるような機会を提供しています。 例えば、インクルーシブアートイベントでは、年齢や国籍、障がいの有無に関わらず、誰もが参加できるような場を設け、子どもたちが自由に表現し、互いを尊重し合うことを促します。また、ビオロボットイベントでは、子どもたちに海の生物への興味関心を深め、自然環境保護の大切さを伝えるとともに、科学的な探求心も育みます。
これらの活動を通して、私たちは、子どもたちが将来、社会の一員として活躍するために必要な力を育み、より良い未来を築くための基盤を創出したいと考えています。 そして、子どもたちが遊びを通して得た経験や学びが、将来、社会の課題解決につながるような、そんな社会の実現を目指し、これからも活動を続けていきます。
私たちの願いは、全ての子どもたちが、遊びを通して、自分自身の可能性を最大限に引き出し、豊かな人生を送ることができることです。
なぜこの課題に取り組むか
子どもたちが社会に出た時に一様の価値観では通用せず、グローバル化の進む社会ではより厳しい現実を目の当たりにするのではないかと考えます。
1. 芸術の持つ力への確信
芸術は、単なる娯楽を超えて、人々の心を癒し、社会を豊かにする力を持っています。ASOVIVARTは、芸術が持つ以下の力に確信を持ち、社会課題解決への手段として位置づけています。
- 共感力を育む力: 芸術作品は、人々の多様な感情や価値観を映し出し、共感力を育みます。異なる背景を持つ人々が、芸術を通して互いを理解し、連帯感を深めることができます。
- 創造性を刺激する力: 芸術活動は、人々の創造性を刺激し、新たな視点やアイデアを生み出します。社会課題解決のヒントは、しばしば創造的な発想から生まれます。
- 心を癒す力: 芸術は、ストレスや不安を軽減し、心の健康を促進します。特に、困難な状況にある人々にとって、芸術は心のオアシスとなる可能性があります。
2. 社会課題解決への強い使命感
ASOVIVARTは、現代社会が抱える様々な問題に対して、芸術の力で貢献したいという強い使命感を持っています。特に、以下の社会課題に焦点を当てています。
- 子どもの貧困: 経済的な理由で、芸術に触れる機会が少ない子どもたちに、芸術体験を提供することで、創造性を育み、自己肯定感を高める。
- 高齢者の孤独: 高齢者同士、あるいは若い世代との交流の場を設け、芸術活動を通じて、孤独感を解消し、生きがいを見つける機会を提供する。
- 地域の活性化: 地域住民が共に芸術活動を行うことで、地域コミュニティを活性化し、地域の絆を深める。
- 多様性の尊重: 障がいのある人や、異なる文化背景を持つ人々も参加できる芸術活動を通じて、多様性を認め合い、インクルーシブな社会の実現を目指す。
3. 持続可能な社会の実現
ASOVIVARTは、芸術活動を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。芸術は、環境問題や社会問題に対する人々の意識を高め、行動変容を促す力を持っています。例えば、リサイクル素材を用いたアート作品制作や、地域で採れた食材を使った食文化体験などを通じて、環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に貢献できます。
4. 未来への投資
ASOVIVARTは、芸術活動が未来を担う子どもたちの成長に不可欠であると考えています。芸術教育は、子どもたちの創造性、問題解決能力、コミュニケーション能力を育み、将来、社会を牽引する人材を育成する上で重要な役割を果たします。
ASOVIVARTは、芸術の持つ力と社会課題解決への強い使命感を基に、多様な人々が共に創造し、成長できる社会の実現を目指しています。芸術活動を通じて、人々の心を豊かにし、社会をより良い方向へと導いていくことが、ASOVIVARTの願いです。
寄付金の使い道
寄付金は、皆さまの温かいご支援を賜り、私たちの活動に大きな力となります。誠にありがとうございます。皆様からいただいた寄付金は、以下の目的のために大切に活用させていただきます。
1. イベント開催経費
- 会場費・備品レンタル費: 子どもたちが安心して楽しめるイベントを開催するため、安全で清潔な会場を確保し、必要な備品をレンタルします。
- 材料費: アートワークショップや体験活動で使用する絵具、粘土、紙など、様々な材料を準備します。
- 講師費: 専門家によるワークショップの実施や、イベントのサポートをお願いする講師への謝礼として活用します。
2. プログラム開発費
- 教材開発: 子どもたちの発想力を刺激し、創造性を育むための新しい教材を開発します。
- カリキュラム作成: 遊びを通して学びを深めるための、効果的なカリキュラムを作成します。
- プログラム評価: 実施したプログラムの効果を検証し、より良いプログラムへと改善していきます。
3. 活動の広報活動費
- ウェブサイト・SNS運営: 私たちの活動内容を多くの方に知っていただくため、ウェブサイトやSNSでの情報発信を行います。
- 広報資料作成: イベントのチラシやポスター、報告書などの作成に活用します。
- メディア掲載: 地域の新聞や雑誌への掲載を依頼し、活動の認知度向上を目指します。
4. スタッフ育成費
- 研修会開催: スタッフのスキルアップを図るための研修会を開催します。
- ボランティア育成: ボランティアの方々に活動内容を理解していただき、円滑に活動を進めるための研修を実施します。
5. その他
- 活動に必要な備品購入: イベント運営に必要な機材や備品を整備します。
- 事務局運営費: 事務作業に必要な費用として活用します。
寄付金は、皆さまの温かい思いを形にするための原動力です。 いただいた寄付金は、一円たりとも無駄にすることなく、子どもたちの笑顔のために活用させていただきます。
ご寄付いただいた皆様には、活動報告会やニュースレターなどを通じて、活動状況を随時お伝えいたします。
今後も、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。