事業の目的
*ミャンマーでの学校建設事業は2023年12月末をもって終了いたしました。長年のご支援をありがとうございました。教師研修事業を現地NGOに引継ぎ、今後しばらくは彼らの後方支援のみを継続していきます。以下はご参考までに事業当時の記事です。
「学校建設を起爆剤とする住民主導型の農村開発」
ミャンマー農村部では、教師の不足、校舎の老朽化、貧困、等々、教育環境に関する多くの課題を抱えています。そのような状況下、教育問題の解決のために当会が2013年から取り組んでいるのが学校建設事業です。
この事業では単に校舎を建設するにとどまらず、必ず村人主導による農村自立のための開発事業を行います(出資も村人達自身)。これは将来にわたって学校運営を持続させるためのものです。村人達は貧しいながらも少しづつお金を出して、その地域の特色を生かした事業を行います。例えば、もみ殻による発電、学校農園、脱穀事業、運搬の請負、小規模の橋を作って通行税を徴収するなどです。そうやって得た収益により、学校のメンテナンス等のコストをまかないます。わたくしたちはそういった学校を維持していく仕組みづくりを支援します。