私たちの取り組む課題
A-GOALは2020年5月に活動を開始。これまで、世界的に感染が拡大しているCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響により、失業や食糧危機が発生し、生活に困窮しているアフリカ諸国(ケニア・マラウイ・ナイジェリア)の住民たち約10000人に、現地の地域スポーツクラブと連携して、生活に必要な食糧や石鹸等の衛生用品の緊急支援を行ってきました。現在は、現地の地域スポーツクラブと連携した農業支援や、小規模ビジネスのサポートなど、より持続的に社会課題を解決するための活動も行っています。
なぜこの課題に取り組むか
「ウイルスでは死ななくても飢餓で死ぬかもしれない」
アフリカのスラムに住む人々の多くは家政婦や警備員、クリーニングといった高所得者層を支える職に就いており、平均月収は5000〜1万ケニアシリング(日本円で約5000〜1万円)と少ない収入でなんとか家族を養うことができていました。しかし、ロックダウンなどの影響により多くの人々が仕事を失い、毎日の食べるものにすら困っている状況が発生しています。
A-GOALでは、地域の状況をよく知る各地の地域スポーツクラブと連携することで、孤児やシングルマザーの家庭・障がい者など政府の支援がなかなか行き届かない人々を中心に支援しています。
また、「困った時はお互い様」の精神で、東日本大震災の際にはアフリカからも多くの支援が寄せられたように、今後も困った時に互いに助け合えるネットワークをアフリカの人々と構築したいと考えています。
寄付金の使い道
寄付金の使い道としては大きく分けて以下の2つを予定しています。
(1)生活に困窮するアフリカの人々を支援するための費用(支援物資購入・小規模ビジネスサポートなど)
(2)アフリカと日本の人々の助け合いの関係を促進するための費用(オンラインミーティング・交流のための通信費・活動を継続するための諸経費など)