私たちの取り組む課題
「みんなでいただきますの会」は、子どもから高齢者まで、地域の誰もが温かい食事とつながりを感じられる場づくりを目指して活動しています。
地域食堂の開催やお弁当の配達を通じて、孤立を防ぎ、ひとり親家庭や困りごとを抱える方々の支えとなることを目指しています。
食をきっかけに、人と人との心がつながる「いただきます」を大切に、徳島県内各地で活動を展開しています。
なぜこの課題に取り組むか
「みんなでいただきます広場」は、子育て中のお母さんたちが中心となって運営する「はれいろキッチン」から生まれました。
私たちは、「子どもがいるから働けない」ではなく、「子どもがいるからこそ働ける」場をつくりたいという思いでこの場所を立ち上げました。
活動を続ける中で、地域の方々から寄付金や食材のご支援をいただき、「本当に困っている家庭や子どもたちに届けたい」という気持ちが強くなりました。
配達先で出会う方々や、私自身がひとり親として子育てをしてきた経験からも、「支え合いの場」の必要性を実感しています。
「いただきます」と目を合わせて交わす食卓には、安心や温かさ、人とのつながりがあります。
この食卓を通して、孤立しがちな親子や高齢者が、地域と再びつながるきっかけになればと願っています。
さらに、子ども食堂の場には、ボランティアとして関わってくれる学生や不登校の子どもたちの姿もあります。
「この子がこんなふうに地域に貢献しているんだ」と感じる瞬間が何度もありました。
関わるすべての人の中にある「誰かの役に立ちたい」という思いを、食を通じて引き出し、育んでいけたらと考えています。
支援金の使い道
皆さまからのご寄付は、「みんなでいただきます広場」の活動を支えるために大切に使わせていただきます。
具体的には:
• 子ども食堂で提供する食材や調味料の購入費
• 配達用のお弁当容器や包装資材の費用
• 一人親家庭・困窮家庭へのお弁当配達にかかる交通費・ガソリン代
• 子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりのための備品(机・椅子・本・おもちゃなど)
• ボランティア保険や運営に必要な消耗品・印刷物の費用
など、活動を安全・継続的に行うための経費として活用させていただきます。
地域の誰もが孤立せず、あたたかな「いただきます」を交わせる社会を目指して、大切に使わせていただきます。