子どもたちの未来をいっしょに見守る仲間になりませんか?
5月20日に、HUG College#6「子どもたちの居場所を支える ~社会的養護の様々なカタチ~」を開催しました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
参加者のみなさんと「まなび」をシェアすることで、社会的養護や子どもたちのことを知り、考える仲間を増やしたい・つながりたい。
そんな願いをこめて、はじまった『HUG College(ハグカレッジ)』。
このイベントが、社会的養護のことや子どもたちのことを「知る」一歩となれば幸いです。
■イベント概要
今回は、鎌倉児童ホームで「里親制度の普及活動」や「里親支援」にかかわる活動をしている宮崎さんと、実際に里親登録されているふくちゃんをお迎えし、社会的養護のカタチや課題感をお話いただきました。
「里親ってどうやってなったらいいの?養子縁組との違いは?」
「里親と里子のマッチングってどうやっているの?合わなかったときはどうするの?」
「ふくちゃんはどうして里親になろうと思ったの?なってからの気持ちの変化は?」
など、制度概要や踏み込んだ実態のお話もありました。なによりも「子どものための制度であること」「不安な気持ちがあるまま受け入れても、もともとの家庭が壊れては元も子もないので、受け入れられる状態になってからうけいれていただければいいこと」など、改めて、お話を伺うことで”自分なりの社会的養護のカタチ”を考えることができたような気がします。
【参加された方々からの感想(抜粋)】
■ 里親とは”子どものための制度”であること、里親・実親関係なく社会で子供を育てていることを学びました。
■里親に対して委託を強制することはできない、ということについて印象的でした。里親をすることでその家族や体調が崩れてしまったら元も子もないなと。またそれにより児童を傷つけてしまう可能性もあるため、里親になるものは勿論、周りの里親への理解や支援が広がる世の中になればなと思いました。私もその一員になりたいと思いました。
■初めて里親への一歩を進まれている方の貴重なお話を聞けてよかったです。 里親について勉強するまで、里親ってなんだろうと思っており、私のように里親について知らない方が多いのではないのかと思いました。里親への理解が増えれば、里親をする人もやりやすい環境になっていくと思いますし 私もその一員になりたいと本日思いました。
最後に、イベント時にご紹介させていただいた、HUG for ALLの活動を知ることができるサイトのリンクを以下に再掲しますので、よろしければフォローやコミュニティへご参加いただけたら嬉しいです。
■HUG for ALLの情報をキャッチアップしたい方へ
随時、Facebookやnoteでイベントや活動の情報を発信していきます。
よろしければ、フォローをお願いします。
Facebook:https://www.facebook.com/hugforall.org/
■寄付で団体を支援したい方へ
以下のサイトで、HUGコミュニティへの参加を受け付けています。
参加いただいた方には団体から、「社会的養護のこと」「活動のこと」「これからのこと」3通のメッセージメールを送らせていただきます。
昨日よりも一歩、「知る」が広がった世界をみなさんと共有できたらと思います。
寄付で応援する:https://syncable.biz/portfolios/41/
また、当日の参加が難しかった方も、定期的に、さまざまなテーマでイベントを開催していきますので、ぜひご参加いただければと思います。
■次回の「イベント」
次回は、
詳細はこちらでご紹介しています!
開催日 7月2日(土) 13:30~15:00(フリートーク15:30)
今後とも、HUG for ALLを見守っていただけると幸いです。
5月21日に、HUG College#2「18歳成人で何が変わるの?~児童養護施設の子どもたちへの影響」を開催しました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
参加者のみなさんと「まなび」をシェアすることで、社会的養護や子どもたちのことを知り、考える仲間を増やしたい・つながりたい。そんな願いをこめて、はじまった『HUG College(ハグカレッジ)』。
このイベントが、社会的養護のことや子どもたちのことを「知る」一歩となれば幸いです。
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■イベント概要
ゲストに弁護士栗原亮介先生をお迎えして、成人年齢引き下げで変わること、施設の子どもたちや職員の方たちへの影響や必要な支援について、お話しいただきました。よくあるトラブル事例や、周囲の大人が気をつけるべきことなど、”法律”の観点からみた制度を噛み砕いて解説いただきました。
その後の、Cross Talk(クロストーク)でも、「奨学金」や「一人暮らしにまつわる契約」、養護施設の子どもたちの「未成年後見」の話など、18歳の子どもたちを取り巻くリアルな質問がたくさん寄せられました。
法律の専門家にわかりやすく解説いただけたことで、18歳成人という制度を「必要以上に怖がることはない」んだなという安心感と、ここだけは伝えたい「具体に参加者が取り組めるポイント」を実感できた!という声もありました。イベント満足度も100%と大変高い結果となり、参加いただいた方からもあたたかいメッセージやご感想をたくさんいただきました。
【参加された方々からの"まなび"の声(抜粋)】
■コロナ禍でなかなか現場に出る機会が持てなかったので、今日は、改めて大人としての責務について考える機会になりました。具体に視聴者が取り組めるヒント(「署名押印と支払いは待って!」を伝えよう)も、とても実用的で良かったです。
■18歳成人のデメリットについて、1人で考えるよりも深く考えることができたと思います。
■成年年齢が18歳になってリスクもあること改めて気づかされました。児童養護施設にいる子供達がその年齢近くになった時どうすれば役に立つのか?
自分の役割、出来ることを見直すきっかけの時間になりました。
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また、当日の参加が難しかった方も、定期的に、さまざまなテーマでHUG Collegeを開催していきますので、ぜひご参加いただければと思います。
■次回の「HUG College」
HUG Collegeは7月・10月に開催予定です!
テーマは追ってお知らせしますので、noteやFacebookのフォローをお願いいたします。
#3 7月2日(土) 14:00~15:30
#4 10月15日(土) 14:00~15:30
今後とも、HUG for ALLを見守っていただけると幸いです。
HUG for ALLでは、参加者のみなさんとともに学びながら、社会的養護についての「知る」を増やしていくことを目的に『HUG College(ハグカレッジ)』を定期開催していきます。
第2回のテーマは「18歳成人」。
いよいよ、2022年4月に改正民法が施行され、成人年齢が18歳になります。
児童養護施設の子どもたちは、原則18歳で退所することも多くため、自立支援の体制など不安の声も聞かれます。
今回は、弁護士の方をゲストにお迎えして、成人年齢引き下げで変わること、施設の子どもたちや職員の方たちへの影響や必要な支援について一緒に考えていきます。
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HUG College#2
開催概要
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■日時:2022年5月21日(土) 10:00〜12:00
■実施方法:オンライン(Zoom)
■内容:第1部 HUG for ALLの紹介(30分)
第2部 18歳成人で何が変わるの?~児童養護施設の子どもたちへの影響~(90分)
※耳だけ参加もOKです!
※第2部からの参加でもOKです。
■申し込みフォーム:https://hug-college-02.peatix.com/
■ゲスト:栗原亮介氏(弁護士法人ENISHI)
■参加費:無料(※イベントの参加費は無料ですが、キャンペーンへご参加いただけたら嬉しく思います。「子どもたちの未来をいっしょに見守る仲間になりませんか?」)
公益的な事件を担当する公設事務所にて、家事事件、少年事件、消費者事件等を経験。現在は立川市にある弁護士法人のパートナー。立教大学のゼミ担当。特技はフェンシング。
■こんな方におススメです!:
・18歳で成人になることやその社会的影響について知りたい
・児童養護施設の子どもたちの退所後について知りたい
・社会的養護についてもっと知りたい
・耳だけ参加もOKです!