106名から913,793円、ありがとうございました!
2022/6/7 14:15
スワローズ小学校の存続を支援するクラウドファンディングは、キャンペーン期間中にお寄せいただいた834,433円に加え、期日後にいただいたご寄付および、ピープルツリーのスタッフや家族で行ったクローズドセールの売上からの寄付が79,360円あり、合計で913,793円になりました!
ご支援者数は、直接キャンペーンに参加いただいた方のほか、4月と5月に行ったオンラインイベントに参加され「寄付つきチケット」の購入を通じて支援された方も含めると、106名に上ります。
あらためて、ご支援いただいたみなさまお一人おひとりのご厚意に感謝申し上げます。
これにより、今年いっぱいの準備期間の運営を支えると共に、来年の再スタート後の年間費用の半分を支援できる見込みとなりました。
スワローズのライハンさんから、みなさんに感謝のメッセージが届きました。
<画面は5月26日のビデオ会議の際のライハンさん>
「多くのみなさんのご支援のおかげで私達の学校を存続させることができることになり、本当にありがとうございます。
来年からの新体制に向けて、7月から教師2名の求人や新たな生徒の募集を始めるつもりです。おそらく生徒30~40名ほどの小規模での再スタートとなると思います。
ご支援者の中には、以前スワローズに来られて小学校の子ども達と会った方もいらっしゃると聞きほんとうに嬉しく思いました。(スワローズはゲストハウスの経営もしているので)ぜひ、来年1月の学校の再出発を一緒にお祝いしにいらしてください」
最後に、先日ご紹介したスワローズ小学校の卒業生の一人で、現在スワローズで仕事をしているシャハナズさんとのインタビューをご紹介します。
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シャハナズさんは現在、24歳。バングラデシュの義務教育である6歳から11歳までスワローズ小学校で学びました。父親がスワローズで仕事をしていた縁で、同じくスワローズで働いていた男性と結婚し自らも縫製部門で仕事を得ました。
現在、仕事場の隣にある保育所に子どもを預けて仕事を続けています。
Q. スワローズ小学校では何を得ましたか?
A. 学校では基本の授業だけでなく、文化活動もあり実用的な技術も教えてくれました。私は学校で縫製を覚えて、結婚後、スワローズ縫製部門で仕事を始めることができたのです。
Q. スワローズでの仕事はいかがですか?
A.とても気に入っています。決められた時間に決められた仕事をしなければなりませんが、その分、毎月安定した賃金を受け取ることができます。医療サービスの補助が受けられ、退職金の積立もあります。子どもを保育所で預かってもらえるので、ストレスなく仕事に集中できます。
Q. 教育はなぜ大切だと思いますか?
A. 貧しい家庭にとって、教育は不可欠です。教育を受けていれば私の子どもたちは仕事に就くことも自分で事業を始めることもできます。経済的にも社会的にも自立して、家族の中でも認めてもらえるようになるのです。
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シャハナズさんに続く卒業生を、一人でも多く応援できるように。
これからもスワローズ小学校が大切な役割を果たしていけるよう応援し、支えていきます。
グローバル・ヴィレッジ代表
胤森なお子
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