私たち、スワローズ小学校の卒業生です!
2022/5/30 12:15
1976年の開校以来、貧しい家庭の子どもたちに安心して学べる場を提供してきたスワローズ小学校。
卒業生たちの7割ほどが中等学校に進みます。大学まで進学する子は少数で、多くは農業を手伝ったり街に働きに出ます。
しかし、女性の仕事の機会は限られています。家政婦として働く女性は多くいますが、正式な契約もなく賃金や仕事内容は雇い主の一存で決められてしまいます。時には雇い主から暴力を振るわれることも。
仕事を求めて街の工場に出稼ぎに行けば、スラムに暮らしながら休日もほとんどなくぎゅうぎゅう詰めの工場で長時間労働に耐えることになりかねません。
そんな中、スワローズの生産工房はタナパラ村の中で貴重な、女性が安定して現金収入を得られる場になっています。
生産工房で働いているスワローズ小学校卒業生の4人。
ムンニさん
モイナさん
シャハナズさん
アキさん
彼女たちの静かに輝く表情から、自信と誇りを持って仕事をしている様子が伺えます。
もしスワローズ小学校がなかったら、彼女たちは満足に読み書きもできないまま成長し、幼いうちに結婚させられたり、家政婦や出稼ぎ労働者として劣悪な労働環境に甘んじていたかもしれません。
スワローズ小学校で基礎的な学力と自信を身に付けた彼女たちは、自分の進む道を自分で選ぶことができたのです。
学ぶことの面白さを知り、文字を読めることで、世界が無限に広がる可能性があると気付く。スワローズ小学校は子どもたちにそんなきっかけを与え、好奇心の扉を開いています。
その機会を、すべての子どもたちに。
笑顔あふれる学校の存続を。
【ご支援の進捗】
5月29日までにいただいた50万円余りのご支援で、年内の準備期間にかかる費用をまかなえる見込みが立ちました。加えて来年の再スタートからの運用資金を少しでも支援したく、最後まで一人でも多くのご協力をお願いいたします!!
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