活動を続けるわけ その1〜女性×ローカル×草の根の価値
2020/5/16 18:40
今日からいよいよキャンペーンが始まりました。
どうか、私たちを支援してください!
東日本大震災の緊急支援から始まったウィメンズアイ(以下、WE)の私たち。コロナ禍の混乱に、9年前の東日本大震災当時の混乱をどうしても重ね合わせて思い出します。
マンスリーサポーターキャンペーンへの意気込みと、なぜWEの活動を続けるのか代表の石本めぐみに聞いてみました!
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---なぜ、WEの活動を続けているのですか?
震災後の支援活動で途中から感じ始めた違和感、でしょうか。
「災害弱者」って言われて支援を受けていた被災地の女性たち本人が、「役に立ちたい」って口にするのを聞いていて。
「やりたい」という気持ちを持っている本人が行動することに価値があるのに、動きづらい現実があった。エンパワーメント(背中を押す、力をつける)が大事なんだとハッとして。小さな活動から作ってきたけど、いろんな地方に講演に呼ばれるようになって、だんだん、被災地だけじゃない、この問題は日本中にあるなと。変化を起こすにはまだまだ道なかばだと感じているから、どうしても続けたい。
---というと?
よく「ローカル」とか「地域」とかいうけど、その現場、フィールドに暮らしている人たち、その人たちが自分自身で自分の地域をよくしていきたいと思っている。
そういうローカルに根ざしているというのが、草の根の大事な始まり。特に、暮らしやいのちへのまなざしを持ってる女性たちがローカルで草の根活動をすると、今まで見過ごされてきた問題が解決されて、すごい変化になる。でも、ローカルほど女性が活躍しづらい。
---草の根活動っていうの、もう少し説明してほしい
地域に根ざしていると同時に、根っこが伸びて絡まり合うように、いろんなつながりを生んでさらに力をつけていく。他の地域での課題解決がヒントになって助け合える。WEのグラスルーツ・アカデミーの活動なんかは、まさに東北被災3県の女子たちがお互いの悩みを持ち寄る場だし、もっというと、世界中に草の根活動で変化を起こしている女性たちがいる。
---グラスルーツ、まさに草の根って意味ですもんね。
ほんのささいな一歩でも、その一つひとつが、数年後の変化につながることをわたしたちは見てきた。大事な人を守っていける日常をつくっていきたい。変化を日常から起こしていきたいんです。
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今日から46日間、長丁場のキャンペーンになります。この間、WEの活動のこともっと知っていただけるように、毎日記事アップします!
どうか、このチャレンジを応援してください。
(塩本美紀)
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