仕事の肩書きを下ろしたあとも、毎日わくわくできる居場所を。「コミュニティー・シェッド」を全国へ広げたい!

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Voluntary Association Japan Community Sheds Association (JCSA) 日本コミュニティー・シェッド協会

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日本コミュニティー・シェッド協会

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企業にお勤めの方々や、ご家族にお伺いします。

定年退職したあと、毎日、どこで何をしていると思いますか?

「会社」という大きな看板を下ろした途端、社会との接点がプツリと切れてしまう。

することが何も見つからず、カレンダーは真っ白。

家の中でじっと過ごすとしたら、それはもったいないと思いませんか。

本当は誰もが、何歳になっても、やりたいことをやりたいようにできていい。

あまり知られてはいませんが、それを実現する場所が、日本でも各地に生まれつつあります。

企業人生を終えたあとに、もう一度「秘密基地」をもつという選択。

人生を最後まで最高に楽しむための場所を、もっと当たり前にしませんか。

「シェッド」と呼ばれる居場所づくりを広めるために、力を貸してください。

Story

■ カレンダーの空白を、何で埋めますか?

少しだけ、想像してみてください。 長年勤めた会社を退職した、翌日の朝のことです。

目覚まし時計をかけずに起きる朝。通勤電車に乗らなくていい開放感。 最初の数週間は、まさに「天国」かもしれません。しかし、旅行も行き尽くし、家の片付けも終わってしまったとき、ふと気づきます。

「あれ、今日の予定がない」


現役時代、あんなに欲しかった「自由な時間」が突然、大きな空白となって目の前に立ちはだかります。

行くところがない、用事がない。自分と社会が、名刺一枚で繋がっていたことに気づかされる瞬間です。

この事態は、真面目に働き、家族を支え、日本の経済を回してきた人たちにこそ、訪れやすいかもしれません。


■ 「折り紙」は、本当に私たちがやりたいことなのか

改めまして、日本コミュニティー・シェッド協会・代表の伊藤文人と申します。 私は普段、大学で社会脳科学を研究している教員です。

研究のかたわらで、「シェッド(小屋)」と呼ばれる地域のコミュニティ・スペースを広めています。各地のシェッドの運営を支えたり、調査したり、海外の事例を日本で紹介したりするのが私の役割です。

「なぜ、研究者がこんな活動を?」と不思議に思われるかもしれません。 きっかけは、私自身の、ある「個人的な違和感」でした。

私はもともと、作業療法士の資格を持っています。 かつて病院で実習をしていたとき、ある光景を目にしました。 

リハビリの一環として、高齢の男性患者さんが、多くの女性患者さんに混じって「折り紙」を折るよう指示されていたのです。


もちろん、折り紙は指先を使う素晴らしい活動です。一方で、現役時代に責任ある立場でバリバリ働いてきたはずのその男性が、どう感じているのかが気になりました。

彼が本当に求めているのは、これなのだろうか。 そして何より、自分が将来70歳になったとき、ここで折り紙を折るだろうか。

そう自問したとき、私自身は正直、「イメージできない」と思ってしまったのです。



誰かが用意したプログラムをこなす老後よりも、自分で選んでいたい。

幾つになっても、自分の意思で選び、自分の手で何かを作り出す「主体性」を持っていたい。

誰もにそんな未来をつくるために、いま自分ができることで精一杯貢献したい。

それは研究者としての客観的な意見というより、一人の人間としての願いでもあります。


■「メンズ・シェッド」 という居場所

この問題をどうしたらいいのか。

いろいろと調べる中で出会ったのが、海外で広がっている「メンズ・シェッド」という取り組みでした。

メンズ・シェッドとは、主に退職後の男性が集い、ものづくりや雑談などを通して、ゆるやかにつながる「居場所」です。

健康体操やコミュニティカフェにはなかなか足が向かない、現役時代にバリバリ働いてきた男性たち。彼らが、生きがい・やりがい・誇り・役割を持ち、やりたいことをやりたいようにできる居場所こそが、「シェッド(裏庭の小屋)」という場所です。

1990年代に、オーストラリアで生まれたこの活動。イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダなど多くの国で、すでに多くのシェッドが運営されています。全世界での設立数は3,000ヶ所以上。利用者数は10万人を超えています。

これを、日本でも作りたい。

折り紙を折っていたあの男性に、数十年後の自分に、選択肢をつくりたい。

効果を科学的に検証して、将来的には国にも提言できるようにしたいと思い、私たちは研究開発プロジェクトを始めることにしました。2022年のことです。


■「人生を賭けて、これをやらなければ」

そうやって走り出したプロジェクト。2023年11月30 日に熊本県水上村でコミュニティー・シェッド「寄郎屋(よろうや)」がスタート。2024年春には、札幌市西区で「ポッケコタン」がスタートします。

◾️熊本県水上村「寄郎屋 (よろうや)」

◾️札幌市西区「ポッケコタン」

◾️シェッドの紹介動画:


熊本県水上村では、場所の手配も含めて、村が全面的に協力してくれています。

シェッドでメンバーがつくる木工品は、ふるさと納税の返礼品として全国へと送られています。山でとれたイノシシをさばいて、鍋を囲む会もあります。寄郎屋は、すっかり地域に溶け込んでいます。

この場所で、忘れられない方々との出会いもありました。

アルコールを手放すことができなかった中で、シェッドに出会った男性。出会った方々と雑談するうちに、今まで誰も聞けていなかった彼の困りごとが、話題に出るようになりました。

あるシェッドのメンバーが亡くなられたときには、プロジェクトメンバーもお葬式に伺っています。

その場で、お連れ合いがこうおっしゃいました。

「主人は、シェッドに行くのを本当に楽しみにしていました。シェッドを作ってくれて、本当にありがとうございました」

その言葉を聞いたとき、プロジェクトメンバーは涙が止まりませんでした。

ここは、単なる暇つぶしの場所ではない。 会社のために駆け回っていた男性たちが、肩書きを下ろしたあとに「自分自身」を取り戻す場所。 人生の最期まで、尊厳を持って生きるための場所だったこと、ご家族にとっても大事な場所だったことが深く伝わってきた瞬間でした。

「これはもう、時限付きのプロジェクトじゃない。人生を賭けて、やらなければならない」。

この時に、私たちプロジェクトメンバーは覚悟を決めました。



■ 日本中にある「秘密基地」を、もっとつなぎたい

シェッドの活動を続ける中で、私たちはある重要なことに気がつきました。

 「シェッド」という言葉は使っていなくても、日本にはすでに「男性たちが集う場所」がたくさんあるのではないか、ということです。

例えば、神奈川県にあるじゃおクラブさん。1991年から、定年を迎えた男性たちが会社や役職の肩書きを下ろし、一人一人の人間として楽しむ場をつくる活動を続けています。

オーストラリアで生まれた「シェッド」と同じくらいに、30年以上の長い歴史をもつ団体さんです。私たちの活動の大先輩になります。

「シェッド」と言うと何か新しいもののように聞こえますが、とてもシンプルにいえば「定年退職した男性が5人以上集まって何かを始めたら、それはもうシェッド」といえるかもしれません。

もしかすると、皆さんの町にもあるのではないでしょうか。

すでにある先輩シェッドのことも、もっとたくさんの方々に知っていただけたらと考えています。

また、「自分たちでもつくりたい」というお声がけもたくさんいただいています。

私たちの活動がメディアに出たり、私たちが講演などでシェッドの話をすると、行政関係の方や、青年会議所、地元の一般の方々などが、「どうやって始めると良いのでしょうか」と相談にきてくださいます。

そんな方々に対して、私たちができること。

それは、シェッドをつくるマニュアルを作ったり、各国のマニュアルを紹介したりすることだと考えています。

定年退職しても、仲間と毎日わくわくできる秘密基地のような場所を、私たちはもつことができる。

自分たちにぴったりの居場所を、自分たちの地域にも作ることができる。

それが、私たちが日本でもっと広めたい、コミュニティの在り方です。


■ あなたと作りたい、未来の「選択肢」

今回私たちは、初めてのクラウドファンディングに挑戦しています。その理由は、「自分たちも、シェッドをつくりたい」という要望に、この先も応え続けていくためです。

「どう始めればいいですか?」という相談が届いている中、「想い」を形にできるサポートがもっと必要だと、私たちは感じています。

工具がなければ始められない。手引書がなければ広がらない。相談に乗る人がいなければ、「やってみたい」の火種は途中で消えてしまいます。

そこで、以下のような費用をなんとか集めたいと思い、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。

①新規シェッド立ち上げ時の工具などの購入

②立ち上げ・運営の手引書の整備(印刷を含む)

③オンライン相談・訪問支援のための人件費

皆さまからのご支援で、これまで立ち上げられたシェッドをさらに素敵な場所にし、そして新しく立ち上げたい方々の背中を押すことができます。どの地域にもあたりまえのようにシェッドがあり、気軽に足を運ぶことができる社会を実現したいと考えています。

そして私たちはいつか、この活動で得られたデータを研究成果としてまとめ、国に提言し、日本の「孤独対策」のスタンダードにしていきたいと考えています。すべては草の根の「小さな集まり」から始まります。


■ 最後に

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

この活動は、今の高齢者のためだけではありません。

20年後、30年後……私たち自身が肩書きを下ろしたときに、「さて、あそこに顔を出すか」と言える場所を残す挑戦です。

だから、お伝えしたいです。私たちと一緒に、そんな未来を準備しませんか。

大事な人が、未来の自分が、困らないように。未来の誰かが、ひとりにならないように。

ご寄付でも、シェアでも、声かけでも、とても嬉しいです。

あなたの得意な形で、仲間になってください。

私たちの入り口は「男性の居場所」ではありますが、目指しているのは「誰にでも、自分に合った選択肢がある社会」です。

そんなジェンダーを超えた願いをこめて、私たちは団体名を「コミュニティー・シェッド協会」と名付けています。

誰もが、未来で自分らしい選択肢に辿り着けるように。

応援、どうぞよろしくお願いいたします!


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〒9808576

宮城県仙台市青葉区川内27-1東北大学大学院教育学研究科

0227956143

https://www.japan-community-sheds-association.com/

Representative:ITO, Ayahito 伊藤文人

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