小学校の先生を辞める。
そこから始まった教育施設が多くの人の協力を得て今5年が経つ。成長の姿を是非お読みください。
Story
「教育は、正しくあれば救える」──My Placeが生まれ、続いてきた理由
2021年2月26日。
個人事業として始めた家庭学習応援施設 My Place の運営を、特定非営利活動法人ONE LOVEが引き継ぐことになりました。
振り返ると、この5年間は、40年生きてきた人生の中でも一番「温度の高い時間」でした。
迷って、悩んで、失敗して、それでも前を向いてきた5年間です。
この記事を通して、ONE LOVEやMy Placeを初めて知ってくださった方もいるかもしれません。
改めまして、特定非営利活動法人ONE LOVE理事長、家庭学習応援施設My Place代表の 池田謙之(いけだ のりゆき) です。
私たちは
「子どもとその家族、そして先生が、子育てや教育に前向きな気持ちで関われる社会」
を目指して活動してきました。
気づけば、もうすぐ5年になります。
「教育の仕事がしたい」では足りなかった
僕が教育の世界に足を踏み入れたのは、2012年4月。
子どもと遊ぶのが好きで、学校の中にある「なんとなく続いている文化」にずっと違和感があったことからこの仕事に挑戦しようと思うところに繋がりました。
「学校の中からなら子どもたちの未来を変えられるかもしれない」
そんな気持ちだけで、最初の3年間は突っ走っていました。
たくさんの子どもと出会い、忘れられない思い出も増えました。
あの頃の自分は、間違いなく一生懸命でした。
でも──
決定的に足りなかったものがありました。
それは「正しい知識の量」です。
特別支援教育との出会いが、価値観をひっくり返した
特別支援教育に出会ったとき、それまでの自分の教育観は、音を立てて崩れました。
発達障害、愛着の問題、学習指導要領。
「なんとなく知っているつもり」で関わることが、実は子どもの未来に大きく影響を与えてことがある。
現場には想いがある。
でも、知識が追いついていない。
そして、学校という「公」の教育の中では、どうしても手が届かない領域があることも知りました。
それが保護者支援、家庭支援です。
一律・平等を大切にする教育だからこそ、「個別に寄り添う」ことが難しい現実がある。
チームで教育に取り組もうとしても、年度ごとに方針が変わり、子どもたちが振り回されてしまう場面も少なくありませんでした。
不登校、学力低下、いじめ、コミュニケーションの問題。
点在するように見えるこれらの課題は、特別支援教育の視点を丁寧に織り込めば、もっと解決できる。
そう信じて立ち上げた場所が、My Placeです。
「支援」とは、甘やかすことではない
特別支援教育は、ハードルを下げる教育ではありません。
「支援」とは、その子が自分の力で前に進むための伴走です。
本人が進む気を失えば、立ち止まる。
何でも肯定するだけの、都合のいい教育でもない。
だからこそ、この抽象的で難しい理念を、日々の実践に落とし込んでくれる仲間の存在が必要でした。
その仲間たちと一緒に、My Placeの5年間は積み重なってきました。
「こんな経験、してもいいんだ」と言える場所を
5年間で、本当にたくさんの挑戦をしてきました。
- 不登校で参加できなかった子たちの姿から思い付いた「リベンジ修学旅行」
- YouTuberなつめさんちを招いたお絵描きイベント
- 自分たちの手で打ち上げた夜空の花火


https://www.instagram.com/reel/C8D_jVdvBFn/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
- 高校生が資金計画から考えた韓国旅行
- ダンサーと一緒につくった表現の授業
- 地域を巻き込んだハロウィンやクリスマスイベント
https://www.instagram.com/reel/DTRtiqTD_xn/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

正直に言えば、イベントにはお金がかかります。
でも同時に、「楽しいことを、正しく伝え、正しくお金を集めれば、人は集まってくれる」
ということも、この場所が教えてくれました。
これから大切にしたい、たった2つのこと
5年前に見ていた景色と、今見ている景色はまったく違います。
根拠のない確信だけで始めた頃とは違い、今は責任の重さを、はっきりと感じています。
代表として、今いちばん大切にしていることは2つです。
1つ目は、成長し続けること。
現状維持は安心を生むかもしれません。
でも、成長し続ける子どもたちを支える場所が、成長を止めるのは、マナー違反だと思っています。
2つ目は、あり続けること。
教育の現場には、「帰ってこられる場所」が必要です。
質の高い場をつくることと同時に、それを「続ける責任」を、僕たちは引き受けたい。
たった5年。だからこそ、これからの10年、20年へ
たった5年。
でも、この5年で生まれた出会いと学びは、確かな財産です。
この場所を、10年先も、20年先も、
「ここがあってよかった」と言ってもらえる場にするために。
もしよければ、この挑戦に、あなたの力を貸してください。
応援は、寄付という形でなくても構いません。
関心を持つこと、誰かに話すこと、関わること。
そのすべてが、未来の教育を支えます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
特定非営利活動法人 ONE LOVE 理事長
家庭学習応援施設 My Place 代表
池田 謙之

新しいボードゲームを買い足します!
¥3,000
My Placeにはたくさんのボードゲームがあります。ルールを覚えたり、ルールを守ったり、友だちと協力したり、手先を使ったり、ボードゲームの可能性は無限大です。

My Placeの特別イベントの準備金にします!
¥50,000
子どもたちにとって非日常は思い出となり、そのワクワクした気持ちが「学び」になります。これまでにもYouTuberのなつめさんちを呼んだり、アーティストの武さんに壁画を描いてもらったりとたくさんのイベントが実施されています。

My Placeの修繕準備金にします!
¥100,000
My Placeはとっても古い一軒家をお借りして進めていますが毎年のように大きな修繕が必要になっています。より長く安心して続く施設にするために大切に使わせていただきます。



