美しい自然で知られている八丈島ですが、2025年10月の台風22号・23号により深刻な被害を受けました。
土石流で緑豊かな景観は茶色に染まり、多くの建物が倒壊するなど、島の生活基盤が大きく損なわれています。
そんな状況を知った私たちウェスタンウィナーズは、復興支援のために活動しています。
https://www.youtube.com/watch?v=93QMFmQzKr0
『島の光(きぼう)』(制作:後援企業/ファイブプラス様)
今回、本プロジェクトにご協力いただいている、FIVE PLUS様が制作された、八丈高校野球部に密着したドキュメンタリー映画の予告編です。
この映画から、私たちも八丈島に興味を持ち、復興支援活動することを決心いたしました。
島には海が望める野球場があり、八丈高校野球部が甲子園を目指して練習していました。しかし、今は廃材置き場となってしまい、思うように練習ができないという現状にあります。
野球の力で島に元気と希望を届けたいとの思いから、練馬の若者と八丈高校野球部による『チャリティー交流戦』を開催します!
島民の皆さんの力になるために、ぜひクラウドファンディングでのご支援をお願いします!
Story
あなたは八丈島を知っていますか?
「緑がきれいな島」「遠いけど実は東京の島」そんなイメージがあるかもしれません。
しかし、2025年10月、台風22号と23号が立て続けに八丈島を襲いました。観測史上最大となる最大瞬間風速54.7メートル、24時間降水量356.5ミリという記録的な暴風雨。それは、島民の生活だけでなく、未来を担う子どもたちの夢までも奪い去ろうとしています。
台風被害を受けた八丈島

(提供:FIVE PLUS)
さて、あなたは八丈島を知っていますか?
そんな八丈島の現状を知った我々ウェスタンウィナーズは、復興支援をするために立ち上がりました。
八丈島には海が一望できるきれいな野球場があり、八丈高校野球部の選手たちが甲子園出場を目指して日々練習に打ち込んでいました。しかし、そんな夢であふれていた球場は島中の廃材を置く場所に。
野球という素晴らしいスポーツを通じて八丈島を活気づけたい。島民の方々に勇気と希望を。そんな想いから、私たちは活動しています。
台風被害を受けた八丈高校野球部
八丈高校野球部のグラウンド 。そこは、毎日汗を流し、仲間と共に成長してきた大切な場所でした。しかし今、そのグラウンドは、島中から運び込まれた廃材の山に覆われています。屋根の破片、折れた木材、壊れた家具。それらは確かに島の復興に必要な処理を待つものです。しかし同時に、それは高校球児たちの練習場所を奪っているのです。
積まれた廃材とグラウンド

(提供:FIVE PLUS)
「いつになったら、またここで野球ができるんだろう」
部員たちは、そう呟きながら、瓦礫の山を見つめています。彼らに罪はありません。ただ、限られた島の土地の中で、グラウンドが最も適切な廃材置き場となってしまったというだけです。
八丈島は、東京から南へ287キロ。周囲約59キロの小さな島です。この島で野球を続けるということは、東京本土の高校生たちとは比べものにならない困難を伴います。練習試合ひとつとっても、船や飛行機での移動が必要です。それでも彼らは、諦めずに練習を重ね、夢を追いかけてきました。
そんな彼らは、無情にも練習の場所まで奪われてしまいました。
台風の被害は甚大です。島の至る所で断水が続き、農業も観光業も大きな打撃を受けています。大人たちは必死で復興に取り組んでいます。だからこそ、子どもたちの声は小さく、彼らの困難は後回しにされがちです。
しかし、今こそ私たちは問いたいのです。
未来を担う若者たちに、希望を持ち続けてもらうことこそが、真の復興ではないでしょうか。野球を続けられる環境を取り戻すことは、彼らにとって単なるスポーツの再開ではありません。それは「明日も頑張ろう」と思える希望そのものなのです。
なぜこの課題に取り組むか

離れていても、心はひとつ—チャリティーマッチで繋がる絆
私たちウェスタンウィナーズは、練馬区を拠点に活動する野球チームです。台風の被害を受けた八丈高校野球部の姿を知ったとき、「何かできることはないか」と強く思いました。
そして今、私たちは一つの挑戦を計画しています。
2026年に、八丈高校野球部とのチャリティーマッチを開催すること。
287㎞離れた島の高校生たちと、野球というスポーツを通じて交流したい。もう一度、思い切りプレーする喜びを感じてもらいたい。そして何より、「あなたたちを応援している人たちが、ここにいる」ということを、直接伝えたいのです。
被災後、彼らは満足に練習もできない日々を過ごしてきました。廃材に覆われたグラウンドを横目に、限られた空間で体を動かす毎日。それでも彼らは、野球を諦めていません。
このチャリティーマッチは、単なる試合ではありません。
それは、八丈島の高校生たちに「島の外にも、あなたたちを想う人がいる」と伝える機会です。試合後の交流を通じて、同じ野球を愛する仲間として、心を通わせる時間です。そして、遠く離れた地からでも、復興を応援し続ける私たちの想いを形にする場なのです。
この試合を観に来てくださる方々、応援してくださる方々。その一人ひとりの存在が、八丈高校野球部の、そして八丈島全体の「明日への活力」になると信じています。
被災地は、忘れられることが一番つらいと言います。だからこそ、このチャリティーマッチを通じて、私たちは声を大にして伝えたい。
「八丈島のこと、忘れていません。これからも、ずっと応援しています」
このプロジェクトが、八丈島と東京を、そして野球を愛する全ての人々を繋ぐ架け橋となることを願っています。
試合相手はいつも島の大人たち
八丈島の風に吹かれ、今日も彼らは白球を追っています。 しかし、そのダイヤモンドの先にある景色は、いつも決まって同じでした。
八丈島には、練習試合をする相手がいません。
整列するのは、見慣れた島の大人たち。 仕事の合間を縫って集まってくれた、優しく、たくましい大人たち。けれど「いつもの」顔ぶれ。 前の試合と同じピッチャーが投げ、前の試合と同じバッターが打つ。 そんな「自給自足」の野球を、彼らはいつも繰り返してきました。
だからこそ、私たちウェスタンウィナーズは決意しました。 「対戦相手がいないのなら、海を越えればいいのだ」と。
私たちは、大学生を中心としたチームを結成し、彼らと熱い試合を繰り広げます。 私たちが届けるのは、ただの試合ではありません。 見たことのない変化球、聞いたことのないバットの快音、 そして、互いの意地がぶつかり合う、本気の「プレイボール」の瞬間です。
同じ大人たちとの練習では得られなかった、しびれるような刺激。 同世代に近い僕らだからこそ伝えられる、新しい野球の楽しさ。 その一つひとつが、遠く霞んでいた「甲子園」という夢を、少しずつ手繰り寄せる力になると信じています。
八丈島の球児たちに、新しい野球の夜明けを。 この一戦が、彼らにとって一生忘れられない「夏」の始まりになるように。 私たちは、全力で彼らの夢に向かい合います。
「海を越え、未来を語る兄として」
八丈島には、大学がありません。 高校を卒業するその日は、多くの若者にとって「島を離れる日」でもあります。
彼らの身近には、キャンパスライフを語る先輩も、 進路に迷ったときに背中を押してくれる少し年上のロールモデルもそう多くありません。 未知の世界である「大学生活」は、どこか遠い海の向こうの、 想像の中にだけある物語のような存在でした。
私たちウェスタンウィナーズが届けたいのは、 グラウンドでの「プレイボール」だけではないのです。
試合が終われば、私たちは一人の「大学生」に戻り、 彼らにとって気軽に話せる「お兄ちゃん」になりたいと考えています。
「大学ってどんなところ?」 「勉強と部活の両立はどうしているの?」 「島を出て一人で暮らすのは、どんな気持ち?」
そんな、教科書には載っていない生きた言葉を伝えたい。 グラウンドで、あるいは教室の机で。 彼らが胸に秘めている将来の不安や、膨らむ期待を一緒に分かち合いたいのです。
私たちとの交流を通して、彼らに「その先の景色」を見せてあげたい。 野球のダイヤモンドを駆け抜けたその先に、もっと広くて自由な世界が待っていることを、 自分たちの背中を通して伝えていきたい。
野球部という枠を超え、人生の、そして未来の「伴走者」として。 私たちは八丈島へ、最高の熱気と、 そして少しばかりの「未来の話」を携えて交流いたします。
支援金の使い道

本プロジェクトで寄付いただいたお金はすべて、2026年上旬に開催されるイベントの運用費に当てられます。
①八丈高校野球部の方々を東京本土に招待するための資金➤交通費+滞在費(一人当たり50,000円)✕20人=100万円
②チャリティーマッチの野球イベントを開催するための資金➤50万円
合計:150万円
となります。
(※イベント詳細に関して、12月3日現在決定しておりません。詳細決定次第、「資金の使い道」のページに追記いたします。そのため、各項目の使用金額が前後することがございます。あらかじめご了承ください。)
また、ご支援いただいた資金が余った場合、八丈高校野球部に寄付させていただきます。
本プロジェクトでは、150万円のご支援いただけることを目指しています。
しかし、目標金額に達さなかった場合、プランを変更することがございます。
島民の方々の実際の声に寄り添い、八丈島の皆様が望む方法で実施します。
100万~150万円集まった場合
→当ページに記載の通り、八丈高校野球部の生徒たちを東京本土にお呼びし、チャリティーマッチを開催いたします。
50万~100万円集まった場合
➡当ページに記載されている方式でのイベント開催は望めないため、開催方式を変更いたします。
我々が旅費の一部を負担して実施に八丈島に出向き、彼らが練習している第二グラウンドにて練習試合を開催いたします。
また、その練習試合の前後で、第一グラウンドの周りに積まれた瓦礫の撤去作業をお手伝いいたします。
~50万円
➡八丈高校に寄付いたします。
(2025年12月21日 追記)

ご返礼品
本プロジェクトにご支援いただいた方には、ご返礼品を贈呈いたします。

5,000円:我々ウェスタンウィナーズからのお礼のメッセージ
10,000円:5,000円の返礼品+八丈高校野球部員からのお礼
30,000円:10,000円の返礼品+本プロジェクトで行われる試合のハイライト動画
50,000円:30,000円の返礼品+試合までのメイキング動画
100,000円:50,000円の返礼品+お名前のご紹介(試合のハイライト動画に掲載及び、ご希望であれば、チャリティーマッチの中でもご紹介させていただきます。)
上記の通りとなります。
皆様からの暖かいご支援を、ウェスタンウィナーズ、八丈高校一同お待ちしております。
(※資金の集まり具合によって、ご返礼品が追加される可能性がございます。)
団体説明
ウェスタンウィナーズ:本プロジェクトの主催者。2025年6月に結成され、練馬区を中心に活動するチームです。メンバーは早稲田大学一年の藤井和希(ふじいかずき)、日本大学一年の植木健介(うえきけんすけ)です。今回はじまりの場所が主催するPROJECT HAJIMARIに活動の一環で参加しています。
はじまりの場所:すべての人が最大限に可能性を発揮できる」社会を目指し、2020年12月より活動を行っています。子どもたちのために、次の世代の若者のために「ありのままでいられる居場所」「やりたい!を形にするきっかけ」をつくっています。(はじまりの場所公式HPより引用) 今回はPROJECT HAJIMARIという事業の一環でウェスタンウィナーズの活動を見守っていただいています。PROJECT HAJIMARIとは課題の発見から企画立案、広報、イベント運営までを参加学生が主導し、自身の「やりたい!」を形にできる超実践型プロジェクトです 。起業、団体立ち上げ経験のある社会人メンターが半年間伴走支援を行っています。
公式ホームページ:https://project-hajimari.studio.site/
後援企業/FIVE PLUS様:株式会社FIVE PLUS様は、スポーツに関わる映像・番組制作を中心に事業を展開している企業です。2025年には八丈高校野球部に密着取材してドキュメンタリー映画「島の光(きぼう)」を制作しました。
本プロジェクトの「野球に未練がある高校球児にもう一度輝いてほしい」という理念に共感し、後援企業としてご協力いただいています。支援内容としては、返礼品の映像制作、イベント運用に関する様々なご相談などのサポートを頂いており、私たちの活動を大きく後押ししてくださっています。本プロジェクトを共に成功させるパートナーとして、企業の皆さまと力を合わせて取り組んでいきます。
FIVE PLUS公式ホームページ:https://fiveplus.co.jp/
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50000円の内容+
➤お名前のご紹介をさせていただきます!
(ハートプラン以上にあるハイライト動画にお名前の掲載&ご希望であれば、チャリティーマッチの中でもご紹介させていただきます)


