メッセージ~現地パートナー団体スタッフJamaludin
2025/12/23 09:10

今日は、インドネシアの現地で働いているパートナー団体の職員であるジャマールさんがメッセージを送ってくれたので、紹介します。
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こんにちは。私の名前はジャマルディンです。私は1999年初めからインドネシア・ウミガメ研究センター(YPLI)で働いており、インドネシアに生息するウミガメの保全活動において、ELNAと協力して取り組んでいます。ELNAは、1997年4月28日のYPLI設立当初から現在に至るまで、私たちの活動を支援してくださっているドナーでもあります。
YPLIとELNAの活動は、主に産卵する海岸の保護、自然な形での巣の保全、孵化した巣の確認、そして成熟ウミガメへの標識付けに焦点を当てています。
また、活動は無人島を中心に行っており、人の出入りがあればすぐに把握できる環境で保全を進めています。
保全活動を始める以前は、島にあるすべてのウミガメの巣が漁師によって採取され、食用や商業目的に利用されていたため、ウミガメの世代交代がまったく行われていませんでした。現在でも、一部の地域や私たちが管理する場所で卵の盗難が発生しており、ウミガメを守るためには関係機関によるより強力な対策が必要です。
私たちYPLIは、日本のサポーターの皆さまからの継続的なご支援を心より願っています。
インドネシアのウミガメ保全活動を続け、この貴重な生き物が絶滅することのないよう、共に守っていきたいと考えています。
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