DAY33『エピソード:助成金』
2025/12/19 21:42
エピソード編の最後。団体視点で話さない、あくまでも自分視点で話す、自分がそのとき感じたこと・考えていたこと、振り返って思うことを今日もつづる。
- DAY31『エピソード:設立前後』(~2019年)
- DAY32『エピソード:コロナ禍』(2020,21年)
- DAY33『エピソード:助成金』(2022,23年)
過去の記憶を引き出すのが苦手なので、こうやってFB投稿で振り返れるのはかなり便利だなと思いながらも、何をしてて・投稿していたのか、から。鬼滅の鬼側に理解・共感してる、人前で話す機会増える、生きるよりも活きるらしい、なんかけっこう本読み始めた、人の温度を感じたい、ふつうという言葉が嫌いに、長文投稿がここらへんから定番に、認定ファンドレイザー合格、なんか言葉に強さが増したような、、、そんな2022-23年。
ここらへんで一番変化があったことは、「人に会いに行く」ということを積極的にやっていること。昔の自分はたぶん声かけられたらそこに行くスタイルだったけど、コロナ明けてからは自分から誘うということをできる自分になったよう。おそらく待ってても何も来ないし、スピード感をあげようと思うと自分から仕掛けないと意味がないし、自分を知ってもらうという意味でもSNS発信だけではなく、自分らしく話せる環境でより多くの人に話したいなという欲望が出ていたのかもしれない。
この時期は、扱う金額桁が数百万円から数千万円に変わっていったとき。正直こわいなーと思っていて、何が怖かったのかというと、ひとりでそのお金を管理することはできないのではないか、不適切な資金の使い方になってしまって団体の信頼性を損なうのではないかと。ここらへんの怖さの感覚はたぶん誰にも共有したことはなかったし、身の回りでもそういうことを言っている人はあまり聞かない。
自分たちで稼いだお金をどう使おうが自由だけど、誰かから託されたお金はそうはいかない。その理屈でいくとたとえ1円だとしてもそうなんだけど、100万円と1000万円だと管理する労力が全然かわってくるので、規模が大きくなっても担当者がひとりだとその不安がどんどん大きくなるのは筋が通っているはず。なんしか、組織として大きくなっているわけではないのに、扱うものばかりが大きくなるのは不安。
不安はありつつも得意になってきたのは、助成金の申請・運用・変更・報告などの事務的なこと。だれかのポリシーや枠にのっとって、自分たちがやりたいことをうまくあてはめていく、予定通りにならなかったことがあったとしても、それが認められるように言い方や見せ方を工夫する。何を準備しておけば、第三者が納得しやすいのか、相手に合わせる進め方はなんなのか、そういうものに合わせるのがもともと得意なことだとは思うけど、より一層得意になった気がする。
この期間中、12勝4敗という助成金申請戦績。毎年だいたい10月-1月にかけてたくさん申請書を書いて、3-4月に当確発表をもらう。すべての助成金が単年助成。どれだけ勝率があがってこようと、事業継続の不安定さはどうにかしたいと思っていたし、助成金という枠の窮屈さに正直嫌気もさしていた。助成金にはとてもお世話になったし、とても感謝はしていることが大前提で、助成金依存が団体にとっては好ましくないと思い始めていた。
だからこそ、2024年度からはすぱっと「助成金には基本手を出さない」という方針を打ち出すことができた。そういうところから、「団体の中にいる自分」というモードから、「自分が団体に何ができるのか」というモードにも切り替わり、自分の言葉や想いが強く出てくるようになった気もする。それゆえに、FB投稿とかでも内省するような長文投稿が頻発していたんだろうなと。
とまぁいったん2023年までを3回にわけて思い返したわけだけど、団体と自分の関係値がきっと変わって新たなステージを探していたのがこの2年(2024-25)なんだろうなという気づきが自分の中に。これを言葉にしてから、明日以降の投稿に何か影響があるのか。それとも、もともと内側にあったものだから、出てくる言葉自体は変わらないのか。
それではラストスパートのDAY34で!
▼自分としてちゃんと読み返したいと思った投稿リンク(ご興味あれば)
お金をどう稼ぐかに関する投稿:https://www.facebook.com/share/p/1Bt7HHP6Ne/
生きるよりも活きるとかいいながら瞑想投稿:https://note.com/uichi1121/n/nd7bfcf03cd04?sub_rt=share_pw
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