なんで多胎支援にかかわるようになったのか理屈で説明してみる39歳の39日間

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大野 祐一

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DAY12『孤立』

2025/11/28 17:00

孤立とは、助けが得られず独り切り離された状態にあること、客観的な状況として、家族や友人、地域社会などの他者とのつながりや助けがない状態を指す、とのこと。

最近よく並んでみる言葉として、孤独孤立ってのがあると思う。ちなみに孤独と孤立の違いは、主観的な感情で「寂しい」と感じる心の状態が孤独で、客観的な状況で他者とのつながりがない状態が孤立だそう。自分自身、「孤独だな」と思うことはあって、「孤立してるな」と思った記憶はない。

自分もひとりっこ、親もひとりっこ(正確にいうと父には兄がいたんだけど、学生時代に交通事故で亡くなったそう)でいとこがいない。ひとりっこ&いとこなしという属性が同じ人には出会ったことがない(まぁそうだったとしても認識できてない人もいそうだけど)。昔から母親に「わたしたちがいなくなったら、あなたはひとりぼっちなんだからね」みたいな言葉をよく言われていた気がしてて、そのせいか・おかげか、なんでもひとりでできるように、というのがあらゆることのベースにある気がする。

ひとりで黙々と何かをするのは好き、ひとりの時間がないとしんどくなる。けど、ずっとひとりなのはたぶんいや、ひとりよりもチームで何か成果を出すほうが好き、自分以外の人が喜んでいる顔が見たい、みんなが楽しそうにしている場所のそばにはいておきたい。おかげさまで、いろんな人とお付き合いさせてもらっていて、この39年間で『孤立』したことはない。


多胎支援をしている中で、『孤立させない』というのは小さくないテーマ。だけど、自分はそれを体感したことがないから、どういう状況に陥ると『孤立』なんだろうかとか、そういう状態の人にどういう手助けができるかという具体的なイメージは浮かんでこない。できることがあるとしたら、「ここにつかめる手があるよ」「ここまでは手を伸ばせるよ」ということを多くの人に見てもらえるような意識を持つくらいなのかなと。

本当にわからなくて、でも理屈では理解してて。つながりがあった人に伝えても無理解が続くせいで、伝える気力がなくなる、つながりが希薄になる。そもそも新たな出会いをするために外に出ることもままならない、つながりが増えない。そうすることで、だれかとのつながりがなくなり、『孤立』してしまう。自分はひとりぼっちでがんばらないといけない。ってのが、つなげるToCでも表現している、黒やグレーの箇所。

そう事柄としては理解しているけど、感覚がわからない。おそらくとてつもなくしつこい性格をしている。好きな人は好き、その人に理解してもらうまでずっとつきまとう。いまはわかってもらえなくても、いつか自分の説明が上手になる、相手がわかるようになる、きっと時間が解決するから、そのつながりを自分から切ることはない。たぶん連絡手段がなくならない限り、その人とのつながりがなくなるっていうのは自分の中にはない気がする。


そうだから、「なんでそうなるの?」ってのはずっと思ってる。でも、その状態になること自体が悪いとか、その人の能力が不足しているとか、そういうことを思っているわけではない。疑問があるから、何かに取り組み続けられるわけであって、その疑問が解消することができていないから、ずっと関わり続けているのだとも思う。

自分も含めただれかのまわりの人が「理解できないこと」に対して、受容的にそして柔軟に対応できるようになればいいのにな。そうすれば、いろんなジャンルの『孤立』なくなるんじゃないのかなぁ。


さて明日はDAY13。まだ三分の一というのがおそろしいw


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Representative:中原美智子

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