なんで多胎支援にかかわるようになったのか理屈で説明してみる39歳の39日間

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大野 祐一

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DAY3『自由』

2025/11/19 12:40

まずは言葉の意味から。『自由』とは、他からの強制・拘束・支配などを受けないで,自らの意志や本性に従っている・こと。自分の過去と現在を振り返っても、そんな風に生きてこれてるから、辞書的な説明もしっくりくる。ただ、『自由』を語る前に『不自由』とはを定義づけしたほうがよさそうな気がする。

行動を制限される、発言が妨げられる、これをしろと強制される、無理やり食べろと言われる、選択肢がない、、、うん、全部嫌な状況。最初の4つは、誰かに強いられるもの。5つめの「選択肢がない」も誰かによるものかもしれないけれど、自分自身で可能性にふたをしている場合もあるかもなぁと思った。

自分なりの「自由になるには」ということに対して、「不自由を与える環境から脱する」ことも必要だけど、「自由にできる環境にいられる」ことも大切な視点なような気がする。「こういう世界もあるよね」と知れること、教えてくれることがすごく大事な気がする。


いまこの文章を考えているとなりに、つなげるToCがあります。それを眺めていてふと思うのは「妊娠しました!」で当たり前に想像するのは、ひとりの赤ちゃんが産まれてくること。双子や三つ子という単語自体は知っていても、双子を育てるっていうのは、クエスチョンマークがいっぱいになってしまうだろうと、いま多胎支援に身を置いていて、いろんな情報が手元にある自分でさえまだそう感じてしまう。

想像がつかない、情報があまりない、知っている人がそもそもあまりいない、という中で、「自分が双子を産み育てている世界」が見えない不自由さから始まり、「自分の声を受け止めてくれない・手助けをしてくれない」不自由な環境に閉じ込められてしまうような感覚に陥ってしまうのかなと思うと、すごく息がしづらくなりそうな想像はたやすい。

多胎以外の子育て家庭もしんどい人はたくさんいるから、あまり多胎多胎と出さないほうがいいのではとずっと思っていたのですが、やはり多胎ならではというところでいうと、「ひとりの子どもを産み育てるではない」ことはものすごく不自由さを増す要因のひとつだと、言葉強く説明をしていきたいといま考えています。


たぶん、多胎支援というテーマに出会ってから、ずっと感じていた「何か」ってのはもしかしたらこういう部分かもしれなくて。ひとりひとりの子ども・大人・養育者がどんな人であったとしても「不自由な環境に置かれてしまう」「選択肢が限られてしまう」みたいなことへの社会の無理解をどうにかできれば、いろんな人が生きやすくなるかもなって、感じていた「何か」をはじめて言葉にできたような気がします。

この文章、結論ありきとかないし、キーワードもさっき決めたし、なんだったら投稿した直前に一筆書きのように書いているだけなのですが、まさかこういう論調に今日なると予想だにしてなかったけど、すでにチャレンジしてよかったなという感じです。

引き続き、ぼくからどんな言葉出てくるのか楽しみにしてもらえたらうれしいです。


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Representative:中原美智子

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