香川の公園から保護した35匹のうさぎたちに医療と安心を。新しい家族につなぐためのご支援をお願いします。

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General Association うさぎとひとの幸せを支える会

香川の公園から保護した35匹のうさぎたちに医療と安心を。新しい家族につなぐためのご支援をお願いします。 Image

一般社団法人うさぎとひとの幸せを支える会(ふじみ野うさぎハウス・行田うさぎハウス)

Total Amount

¥185,762

/ ¥1,500,000

12%
  • Total Amount

    ¥185,762

  • Total Supporters

    20

  • Remains

    15 days

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香川県「みろく自然公園」で屋外多頭飼育されていた約40匹のうさぎたちを、現地サポーターや地域の方々の働きかけ、さぬき市役所の要請により、2025年11月10日に全35匹を保護しました(1匹は現地で治療中)。冷暖房のない屋外でオス・メス・子うさぎが混在し、怪我や妊娠、近親交配などが見られる過酷な環境でした。行政・公園関係者・ボランティアの協力で、全頭を埼玉県の行田うさぎハウスへ安全に移送しました。

現在、1匹ずつ個別ケージで治療とケアを行い、健康状態を見ながら順次里親募集を開始します。ふじみ野・行田両ハウスでは、月4回以上の譲渡会を開催し、誰でも立ち寄れる「保護うさぎに出会える場所」を目指しています。

Story


■ 経緯と現地の状況

2025年11月10日、香川県「みろく自然公園」で約40匹規模で飼育されていたうさぎたちを、さぬき市役所からの要請を受け、私たち「一般社団法人うさぎとひとの幸せを支える会」が全35匹を保護・移送しました。(他、1匹が怪我のため現地サポーター様にて保護されています)

この保護に至るまでには、現地で声を上げ、行動してくださった多くの方々の存在がありました。

特に、X(旧Twitter)で状況を発信し続けてくださった「きなこ」さんをはじめ、地域の皆さまが現地の厳しい状況を可視化し、行政や市民を動かす大きな力となってくださいました。

みろく自然公園では、冷暖房のない屋外で、オス・メス・大人・子どもが同じ場所に混在して暮らしていました。体毛が抜け落ちている子、耳が噛みちぎられた子、妊娠している可能性のあるメスもおり、まさに「多頭飼育崩壊」と言える状態でした。サポーターの方々は、自ら現地に足を運び、役所への改善要望書を提出し、2か月以上にわたり見守り続けてくださいました。


保護直前には、うさぎ同士の喧嘩で大きな怪我を負ってしまうケースもあり、このタイミングで全匹を保護できたことに本当に安堵しています。

市からは移送補助をいただきましたが、もともと予算化されていない中での臨時対応であり、私たちにとっても想定以上のチャレンジとなりました。


保護・移送においてはさぬき市役所の職員さま、公園の管理者さま、現地サポーターさまなど多くの方のご支援をいただきながら1匹ずつ別々のキャリーケースに入ってもらい、うさぎハウススタッフにより現地から埼玉県の行田うさぎハウスまで一気に移送しました。



■ 現在のケア状況と今後の予定

保護後、メスは妊娠・出産・育児の可能性が高いため、約1か月間の経過観察を行い、子うさぎの誕生と育児を丁寧にサポートしています。

オスは1週間ほどの観察期間を経て、健康状態や性格、環境への適応を確認しながら、順次里親募集へ移ります。

怪我や病気を抱えている子も多く、医療ケアが急務です。多頭飼育崩壊では、妊娠したメスが一度に多数の子を産み、短期間で数十匹規模に増えるケースも珍しくありません。

今回の35匹は行田うさぎハウスで1匹ずつ別々のケージにてお世話をすることになります。落ち着き次第何匹かをふじみ野うさぎハウスに移動して、どちらのハウスでも香川の公園うさぎさんに会える体制にしていきます。

今回も一過性の保護ではなく、長期的なケアと責任ある里親マッチングが必要になります。

■里親さんとの出会いのチャンスを作るために

私たちが運営する「ふじみ野うさぎハウス」「行田うさぎハウス」では、月に4回以上の譲渡会を開催し、予約不要で来場できるシェルターを整えています。「ペットショップよりも気軽に来られる保護施設」を目指し、初めての方にも安心してうさぎさんを迎えていただけるよう、里親さんの負担を減らすさまざまなサポートを行っています。

また、私たちの譲渡条件は、一般的な保護団体よりもあえてハードルを低く設定しています。それは、保護うさぎの受け入れを「もともと意識の高い方」だけの活動にせず、「保護うさぎという存在を知らなかった方」にも広く届けたいという思いからです。

新しい出会いのきっかけを増やすことこそが、結果的に不幸な環境にいるうさぎたちを一匹でも多く救うことにつながると信じています。


■ ご支援の使い道と目標金額

ふじみ野うさぎハウスでは、これまで約1,000匹の保護・譲渡を行ってきました。その経験と会計データから、うさぎ1匹を保護して新しい家族へ繋ぐまでにふじみ野うさぎハウスでは平均約3万円の費用がかかっていたことが分かりました。今回は35匹という規模に加え、負傷や妊娠、出産が重なる見込みのため、医療費が平均よりも高くなることが予想されます。そのため、**目標金額は150万円(クラウドファンディング手数料を含む)**と設定しました。


ご支援金は以下の用途に使用いたします:

  • 医療・治療費(怪我、感染症、避妊・去勢手術など)
  • 飼育費(牧草・ペレット・ケージ・消耗品など)
  • 移送・受入整備費(長距離輸送・設備準備など)
  • 里親募集の広報・譲渡会運営費

さぬき市役所からは移送費相当の補助をいただき、行政の皆さまの温かいご協力に深く感謝しています。しかし、保護からケア、そして里親さんへつなぐまでには、支援者の皆さまのお力が欠かせません。


■ 私たちの想いと感謝の気持ち

この活動は、全国の学校や公園などで続く「屋外飼育うさぎ」問題を解決していくための、第一歩でもあります。個人の努力だけではどうにもならない現実を変えるために、引取・保護・ケアを継続できる環境を持つ団体が中心となって行動しなければなりません。


犬や猫と比べ、うさぎは繁殖力が非常に強く、行政の支援対象にもなりにくい現状があります。そのため、大規模な保護を実現するためには、クラウドファンディングを通じた皆さまのご支援が欠かせません。

ふじみ野うさぎハウス・行田うさぎハウスでは、普段の活動費は受入時の応援金やペット保険代理店収入などにより、現在ではほぼ寄付に頼らない運営を実現しつつあります。(もちろんご支援・ご寄付はありがたく、うさぎさんたちの飼育環境改善に活用させて頂いています)

しかし今回のような大規模保護は、その枠を超える挑戦です。

このクラウドファンディングを通じて、公園や施設などで適切な飼育ができていない現実を広く知っていただき、全国に残る屋外飼育・繁殖問題を減らしていくきっかけにしたいと考えています。

なお、今回の保護の様子はテレビ取材にも同行いただくこととなり、ふじみ野うさぎハウスの活動と合わせて近々テレビ放送される可能性があります。この保護活動の様子を広く放送いただくことで、保護うさぎさんのことをより多くの方々に知っていただく機会となることを願っています。

皆さまの温かい手が、この子たちの未来とまだ屋外で飼育されているうさぎさんのミライを変えます。

どうか力をお貸しください。

〒3560004

埼玉県ふじみ野市上福岡6-3-11冨岡ビル101号

049-238-4828

https://usagi-support.org/

Representative:新井大和

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