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三井俊介

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【Change Maker’s Collegeのメンバーエピソード】

2020/3/21 12:30

【Change Maker’s Collegeのメンバーエピソード】 Main Visual

昨年の4月から4ヶ月間、
Change Maker’s College(以下:CMC)3期に参加した宮内航さんに、
CMCへの参加動機、参加してみて、
これからへの意気込みを改めて語っていただきました。

____________________________________
僕がCMC3期生になったのは、長いこと背負ってきた学生という肩書きを失くした、大学卒業から間もないタイミングでした。
「働くこと」が怖かった僕は休学をして働く機会を持ったものの、
「自分の幸せのために生きること」と「人のために働くこと」を
なかなか噛み合わせられませんでした。
だから、CMC初日の入町式で掲げた4ヶ月後の目標は
「自分と社会を幸せにする生き方を見つける」こと。
コミュニケーションの授業で人生について対話をしたり、
地域交通の授業で広田町を自転車で一周したり、
プロジェクトを立ててみる授業では仲間とミュージカルづくりに挑戦したり。
その傍ら、仲間と自転車で10km離れた温泉に行って、
行きも帰りも汗だくになったこと。
みんなで作った夕食を何度も囲み笑い合ったこと。
突然言い始めたミュージカルづくりに、
みんなを誘う勇気を持てず葛藤したこと。
そんなミュージカルを涙を流して観てくれた町の人が居たこと。
自分の人生を生きることと、社会のために生きることは、
実はひどく近しい距離にあるのだと気付きました。

自分の話をしていたと思ったらいつの間にか相手の相談に乗っていたことも、
養殖わかめのお手伝いをしていたら一緒に働くおばあちゃんと話して温かい気持ちになったこととも、
自分たちで「やりたい!」と始めたミュージカルを楽しんでくれる人たちが居たことも、
全部、「すべてはきちんとつながっているんだ」と気づかせてくれました。

僕はこれからも、大切な人たち、仲間たちがいる広田町で、
表現者としてデザインの力を活かして生きていきます。

この町の物語や、町の人たちの想いを紡いで伝えていける人になりたい。
それは自分も仲間も、そして大好きなこの町のばあちゃんも、
喜んでくれる未来が見れると確信しているからです。

___________________________________
CMCでの学び得たものを、
これからに生かしていくと強く語ってくれた宮内さん。
まもなくCMC4期が始まり、
また新たな出会いや刺激がたくさん生まれそうです。


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