誰もが気軽に立ち寄り自然と繋がりホッとする、地域の居場所「恩ちゃん家」 拠点を改修して次の次の次の世代までずっと続けていける安心・安全の居場所へ

For

NPO 恩おくり

誰もが気軽に立ち寄り自然と繋がりホッとする、地域の居場所「恩ちゃん家」 拠点を改修して次の次の次の世代までずっと続けていける安心・安全の居場所へ Image

NPO法人恩おくり

Total Amount

¥3,413

/ ¥1,000,000

  • Total Amount

    ¥3,413

  • Total Supporters

    1

  • Remains

    63 days

  • Starting on

  • Finished on

Support

Story

ちょっとお喋りしたいとき、ちょっと困ったことがあったとき、

なんとなく寂しいとき、気軽に立ち寄り頼り頼られる居場所を目指して。

どんどん便利になる世の中では、人に頼らなくても生きていけてしまうように、

なんでも一人でできる仕組みが取り入れられています。

でも、どんなに世の中が便利になっても、時代が進んでも、

自分を認められ心を通わせられ笑顔になれるのは人と人でしかありません。

いくつになっても、どんな立場でも、障がいがあってもなくても、外国人でも。

誰もが互いを認め合い支え合い育ち合える居場所でありたいと思っています。

今回のクラウドファンディングでは、老朽化が進む拠点の床や壁の修繕、保健所基準を満たす安全なキッチンの整備を行い、より安心して過ごせる居場所であるとともに、地域の誰もが更に足を運びやすくなるようコミュニティカフェを始めるための準備費用に当てさせていただきたいと思っています。


【募集概要】

◆主催:NPO法人恩おくり

◆期間:2025年9月29日~11月30日

◆ファーストゴール:100万円(安全確保のための拠点整備費用として)

※法人ホームページトップにも特設ページがございます。

https://www.on-okuri.net/

ストーリー

「恩ちゃん家」とは…誰もが自分を認められる居場所

私たちNPO法人恩おくりは、地域の居場所「恩ちゃん家」を拠点としてさまざまな支え合いの活動を行っている非営利団体です。

人から受けた優しさを他の人に送る「恩送り」を理念として、「恩ちゃん家」で出会った誰もが人の優しさを感じ、他の人に優しくすることを忘れない場でありたいと願っています。


拠点があるのは、北海道江別市にある「大麻扇町商店街」。

ここは昔、多くの人で賑わう商いの場でしたが、今は静かでちょっぴり寂しい商店街になりました。

でも、ここで暮らす人たちは当たり前に昔ながらの人と人のつながりや助け合いを大切にしています。

私たちは、この商店街に誰もが集える場所を作れば、自然と人の優しさに触れて子どもたちも成長できるのではないか、大人たちも、忘れかけた人と人のつながりの大切さを改めて感じられるのではないか…。

そう思い、2022年12月に空き店舗を無償提供してくれた優しいオーナーさんの元で地域の居場所を開設することができました。


主役は若者! コロナ禍を乗り越えた取り組み

地域の居場所開設のために立ち上がったのは、地元大学の教員と学生たち。

商店街で居場所の取り組みを始めようと動き出した頃は、まさにコロナ禍でした。

その頃、まだ教員だった現代表者が大学のゼミ生たちにこれからの人生の不安を吐露してもらったときに出てきたのは、

「経験が少ないまま大人になること」「人と関わらないまま社会に出ること」でした。

これはきっと、その瞬間の大学生たちだけの問題ではなく、これからの時代ずっと若い世代が抱えていく課題だと感じました。


子どもたちは、経験の数だけ将来の選択肢が増えていきます。

仕事だけでなく、毎日いろいろなことに直面する度にさまざまなことを判断しなければならない。

そのときに、たくさんの出会いや経験は絶対に彼らを守ってくれると思っています。そのためには、家や学校だけでは出会えないさまざまな世代や立場の人との出会い、交流する機会が日常的にあることが大切だと考えました。

そして何より、人に優しくしてもらう経験、人に自分を認められる経験こそが、心豊かに生きていくために必要不可欠だと考えました。そしてその経験は、子どもの頃はもちろん大人になる過程、大人になってからも必要なことだと考えています。


これまでに約30名の若者たちがここに関わってくれています。彼らは商店街や社会人と協働しながら、毎週の居場所づくり活動や子ども食堂、毎月開催する商店街イベントを作り上げ、たくさんの地域の方を楽しませてくれました。




一方で、私たちが直面している課題


開設から今まで、子ども食堂やフードバンク、商店街でのイベント開催などさまざまな取り組みを経て多くの人に足を運んでもらっている「恩ちゃん家」。しかし、築50年以上経過し、実はかなりの老朽化が進んでいます。

入口の階段はひび割れ、庇の鉄パイプも腐りつつあり、少しずつ落ちてきています。

室内の床も柱が腐っている部分もあり、子どもたちが飛び跳ねると床が抜けそうです。

キッチンも家庭用台所のため狭く、安全とは言えません。


この取り組みに賛同してくれる多くの地域の方がボランティアとして参加してくれますが、

狭いキッチンでボランティアの受け入れも限界。

「こんなことやりたい!」とさまざまな企画が子どもたちや大学生、地域の方からもアイディアが浮かんできますが、保健所基準を満たせていないキッチンではできないことが多いのが現状です。せっかくの挑戦する気持ちを形にできないでいます。


また、誰もが気軽に立ち寄れる場所でありたいと思う反面、「地域の居場所って何?」と理解が進んでいないのも現状です。

お手伝いしたいけど、できることがあるのかわからないという声も少なくありません。


これでは、せっかく関心を持ってくれている人も気軽に足を踏み入れるきっかけが作れない…。

そう思い、私たちは一念発起し「コミュニティカフェ」としてもスタートしよう!と考えました。

「カフェ」なら居場所を求めているかどうかにかかわらず、お茶をしたり食事をしたり、日常的に利用する理由が他にある。カフェを利用しながら、この場所を知ってもらい、社会の課題を知ってもらい、みんなで支え合う地域への架け橋になりたい、そう願っています。


こんなカフェを目指したい!


カフェでは子どもたちはお腹が空いたらお金を持っていなくても無料または低額でご飯が食べられる仕組みを導入します。

これまでは月1回または長期休暇中の子ども食堂の日のみ、無料で食事提供をしていましたが、これからはカフェ兼居場所の開放日を週4~5日に増やし、いつでも食事ができる仕組みを取り入れます。

例えば、カフェを利用した見ず知らずの大人が買っておいてくれた「恩おくりチケット(仮称)」を、子どもたちが手に取り、お金の代わりにそのチケットで食事ができる仕組み。チケットを購入した大人と利用した子どもはメッセージカードで繋がります。

<イメージ>


この「コミュニティカフェ」の担い手は、地域住民と若者たち。

とくに、高齢者の方の知恵を経験を生かして若者世代と協働することで運営していきます。

この地域は独居の高齢者も多く、役割や生きがいを感じられない人も少なくありません。無理なく楽しくお手伝いをしてもらい、「人の役に立てている」という実感は誰にでも必要で大切なことです。

若者たちも一緒に運営にかかわり、他者から学びながら自分のできることを褒めてもらう経験を積み重ね、自信を持って社会に出て活躍していってもらいたいと思っています。

高齢の方々にとっても繋がりと見守りが自然とできる環境は、安心して暮らし続けられる重要な地域資源になります。


保健所基準を満たすキッチンが導入できれば、アイディアを形にする幅がぐんと広がります。

イベント出店やカフェ営業をしてみたい学生さんの夢を応援したり、外国人の食文化を理解するイベントを開催できたり。

商店街の昔懐かしメニューの復活も実現でき、時代を超えて多世代が繋がり笑顔になれるきっかけになります。

カフェだけでなく、地域の方がより利用しやすく集う場所になることで商店街にも活気が戻り、地域が明るく元気になっていきます。

この場所は、子どもを中心に周囲の若者や大人たちが繋がり、支え合いの輪が広がっていく場であり続けたいと願っています。


恩ちゃん家に関わっている子どもたち、若者、高齢者からの声

✨やっと自分を出していい場所に出会えた。どう思われるか?を気にせず自分でいられる場所。社会人になっても帰ってこられる場所があって本当に嬉しい。(Gさん(22))


✨できることとできないことがあっていい場所。できなくても笑ってくれる。最初は手伝いのつもりだったけど、気づいたら居場所になってた。(Oさん(23))


✨いろいろな気づきを得られる場所。本当にいろいろな人がいるなあって。そこからまた学び、自分にできることは何かなって考えさせてもらう場所。参加させてもらえて嬉しい。(Tさん(50代))


✨私も将来「恩ちゃん家」の人たちみたいになりたい!なくなったらやだ。ずっと来る。(Mさん(9))


✨やっと気軽に来れる場所が見つかった。大学生にもたくさん会えて嬉しいし、自分も大人になったらここのメンバーになってお手伝いがしたい。(Hさん(13))


✨この商店街に人がまた集まる日が来るなんて思わなかった。おかげさまで賑わっている。若い人がたくさん来てくれて、行事も盛んになってきた。自分たちも歳をとってる場合じゃない。これからも一緒に、いろいろなことをやりたいね。(Oさん(87))


クラファンが達成したら…

拠点を安心安全に長く使えてコミュニティカフェとしても運営できるよう改修費用に・・・

改修は、約1年かけて完了を目指しています。

事故が起きてからでは遅く夏休みの終了とともに一時休止に入りました。

最後の日、寂しそうな子どもたちや泣き出してしまった子どもたちのために、1日でも早く再開してあげたい。

その思いから、改修工事は早期に着手しました。

安全を確保し、必要なものを揃え、安心して過ごせる居場所を完成させたい…

そしてコミュニティカフェとして新しくスタートするには、総額で1200万円かかります。

工事業者の方のご理解を得て、1年かけて少しずつお支払いさせていただけることになり、

まずは優先する安全対策工事の一部費用、100万円をお支払いする予定です。

今回はこの費用のご支援をいただきたいと思っています!


代表のメッセージ

一昔前、困った時はお互い様の精神でご近所同士声を掛け合い、当たり前に助け合って暮らしていました。

現代は、隣は何をする人ぞ、知らない人は怖い人。

人と人が繋がらないほうがよしとされる世の中になってしまいました。

人と繋がらなくても生きていけてしまう世の中は、本当に幸せなのでしょうか?

困ったときは必ず誰かが助けてくれる。

そんな安心感に包まれていれば、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるのではないでしょうか。

それは高齢者だけでなく、子どもたちが安心して過ごせる地域の条件でもあると思います。

また、現代はさまざまな競争があり、強制があり、見えない圧がたくさんあります

そこで苦しみ、自分らしさを見失ってしまう人も少なくありません。

本当は素敵な個性を持っているのに、それを発揮できない人もたくさんいます。

この恩ちゃん家では、一人ひとりの個性を大切にして、互いに認め合える場所。

何ができてもできなくても、必ずその人の良さに気づける場所であり、

誰もがホッとできて「自分でいていいんだ」と思える場所であってほしいです。

長い未来が待っている子どもたちだけでなく、

社会で生きることに不安を抱える若者も、「もう年だから…」と口にするお年寄りも、

障がいがあってもなくても、外国人であっても、難しい環境の中で懸命に生きている人も。

いくつになってもどんな環境でも、誰かが必ず助けてくれる社会で、

誰もが希望を持って安心して明日を迎えられる社会を作っていきたいです。

地域の居場所恩ちゃん家が、そんなメッセージを伝える場になったら嬉しいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご支援をいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。


特定非営利活動法人恩おくり

理事長 岩本 希


〒0690843

北海道江別市大麻扇町3番地の16

08092795251

https://www.on-okuri.net/

Representative:岩本希

Explore
  • For social challenges
  • For associates
  • For campaigns
About Syncable
Services

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved