横道:みなと計画の「みなと」~大麻銀座商店街
2020/2/22 21:56
皆さん、こんにちは。みなと計画の橋本です。
クラウドファンディングも残り1週間ほどとなりました。目標の84%まで達成をしました。26日にはシェア祭りも行いますが、100%の到達を目指して、最後まで共に走り抜けて頂けるとうれしいです!
さて、今回は少し横道にそれて、みなと計画が拠点を置く江別市の「大麻銀座商店街」について触れさせて頂きます。
全国的に商店街は衰退傾向の業界であり、ここ江別市も全市的に組合員数が減少しています。そんななか、現状維持を続け昨年は微増もしたのが「大麻銀座商店街」です(「大麻」は「おおあさ」です。念のため)。
立地的に決して恵まれている訳ではなく、通行量もピーク時の1/10なのに、なぜ出店者が増えるのか? これには3つの要因があると思っています。
1.神的リーダーシップ
商店主は一国一城の主だけに、商店街はさながら戦国時代のようなクセ者城主ぞろいの場です。これをたばねて同じ方向を目指すには、強いリーダーシップが欠かせません。当商店街にとって幸運だったのは、このリーダーシップを持った方が、利己的ではなく利他的な精神で、まちの将来を見据えた取組をしてきたことです。その先見性に富んだ取組によって、いまがあるのです。
2.よそ者もウェルカム過ぎる
私が商店街に入ったのが2013年でしたが、その直後にすぐに役員に登用されました。よそ者を警戒するどころか、まずは積極的に仲間の輪に引き込んで、一緒に活動をさせてくれます。この風通しの良さが、外からの参入を呼び込むことにつながっているのだと思います。
3.とりあえず「やってみよー!」
そして、新しい取組みにどんどん挑戦させてくれます。写真にある月末土曜恒例の「ブックストリート」は、商店街の通りに100円古書を並べることを中心とした本のイベントです。このような初めての試みをするときには、抵抗感を示されるのが歴史のある商店街ではよくあることですが、当商店街では「いいね、やってみよー!」と言ってくれます。
その風土があってこそ、街路灯の灯りを全て消す「ランタンナイト」や、リアル職業体験イベント「ギンザニア」など、自主企画や持ち込み企画をどんどん行うことができています。
若者の可能性を最大限発揮できる世界を作ろうとするみなと計画にとって、前例が無ければ作れば良いという気風の商店街が「みなと」であることは、大きな意味のあることと思っています。
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