運営委員の想い:その2~佐々木あゆみ
2020/2/6 16:44
11日目になりました。みなと計画が拠点を構える江別市は、今週は大雪に見舞われています。雪景色は美しいものの、やはり除雪が大変です。
さて、今回は「運営委員の想い」お二人目として、佐々木さんにご寄稿頂きました。高校生主体の子ども食堂の運営にも携わられていて、若者に対する優しさと厳しさを兼ね備えた視点があり、委員会の議論の中でもとても良いスパイスになっています。動物がお好きとのことで、この写真は、沖縄で傷ついて捨てられた闘鶏の世話をしている方を訪問した時のものとのこと。食べようとしている訳ではないですよー。
運営委員の佐々木あゆみです。
初めてみなと計画の話を聞いた時の印象は、「裏表や損得勘定がぜんぜん見えない。ていうか不器用すぎるくらいの善意と思い」でした。
運営委員なんて大役を引き受けたのは、こういう感じなら、無理をして頑張って役割を担う重さではなく、思いだけで引き受けちゃっても良いんじゃないか…と感じたからです。
私は労働者協同組合(ワーカーズコープ)で、働く人や住民が、地域に必要な仕事(居場所)を資金も知恵も力を出し合って持続可能に経営していこうとする活動をしています。
そこには「もっと自分らしく働きたい」「お金を稼ぐためじゃなく、幸せになる労働をしたい」という人が集まってきます。また、「社会で上手くいかない」と疲弊して辿り着いて来た人もいます。
そんな様々な人たちが、自分で考え自分達で決定したことを大事にして事業活動をしています。
環境や人間関係で大きく左右される子ども若者世代から、このように自己決定することの貴重さを体験する機会を奪わない。そんな期待を、このみなと計画に持っています。共感する人は、資金でも知恵でも力でも、自分の持っているものを次の世代に渡す行動をするチャンスだと思います。
多くの方の力を、お待ちしています。
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