日本とギニアで「食・学び・音楽」の居場所づくりを継続中。月500円〜/50名のマンスリーを募集します。食事・教材・出前公演・基盤費に活用し、半期報告で使途を公開。認定NPOの取得を目指し透明性を高めます。
Story
子どもたちの笑顔を未来へつなぐ
私たち NPO法人一期JAM は、2006年に個人の小さな活動としてスタートし、2013年12月にNPO法人化して歩みを進めてきました。
以来、音楽・食・教育を通じて「人と人がつながる居場所づくり」に取り組んでいます。
ジャンベ(西アフリカの太鼓)を中心とした音楽活動は約20年、子ども食堂は7年、寺子屋(学び直しの場)は3年。
それは単なるイベントや食事提供ではなく、**世代や文化を越えて安心して集まれる“居場所”そのものです。
私たちが目指すのは、子どもたちが笑顔で、未来を前向きに生きられる社会です。
広がる生きづらさに寄り添って
活動を続ける中で、発達障害で悩む家族や、引きこもり・不登校の子どもの相談が年々増えています。
物や情報に恵まれているはずの日本で、「子どもらしく生きること」が難しい現実。
進路への迷い、自信のなさ、孤独感……。それを家族だけで抱えるのはとても重いことです。
一期JAMは 音楽・食・教育 を組み合わせ、孤立をほぐし、**「ここに居ていい」**と思える場を広げています。
一期JAMが大切にしている3つの力
- 食(いちご食堂):温かいごはんは栄養だけでなく、「自分を大切にしてくれる人がいる」という安心を届けます。
- 学び(寺子屋):学校に馴染めない子や学習に不安のある子に、学び直しと自己肯定感を育む場を。
- 音楽(ワークショップ・公演):仲間とリズムを合わせる体験が、心を開き、他者とつながる力を育てます。
一期JAMの主な取り組み(日本/ギニア)
1) 子ども食堂(いちご食堂)
目的:あたたかい食事と、安心して過ごせる時間を届ける
対象:地域の子ども・保護者(事情のある家庭を優先)
内容:手づくりの食事、さりげない見守り、学用品のミニ支援
頻度:定期開催(回数は月ごとに変動)
今年の重点:初めて来る子でも入りやすく。顔が見える見守りを大切に。
ごはんは栄養だけじゃなく「あなたは一人じゃないよ」という合図。食卓を囲むと、心も少し軽くなるんです。
2) 寺子屋(学び直し)
目的:学校になじめない・学習が不安な子の“もう一度”を支える
対象:小・中学生(状況により高校生も)
内容:読み書き・計算の基礎、個別/小集団サポート、生活リズムづくり
頻度:週ごとに開室
今年の重点:「できた!」を積み重ね、自己肯定感と生活のリズムを取り戻す。
点数より先に、笑顔を増やしたい。小さな成功体験が、次の一歩の力になります。
3) 音楽ワークショップ/訪問公演(ジャンベ)
目的:リズムで心を開き、他者とつながる体験をつくる
対象:幼稚園・小学校・放課後施設・地域イベント など
内容:ジャンベ体験、合奏、簡単な発表、交流(出前型)
頻度:依頼に応じて随時
今年の重点:特別支援学級など少人数セッションの充実、安全配慮の標準化。
うまく言葉にできなくても、同じリズムを叩けば笑顔がこぼれる。教室の空気がふっと柔らかくなる瞬間があります。
4) 日本×ギニア 連携(現地NGOと協働)
目的:ギニアでの子ども食堂と無償の音楽教育を継続し、日本の学びにも還元
内容:食事提供、太鼓・歌・ダンスの教育、学用品支援
運営:現地スタッフと連携し、食材/教材/通信/交通など必要経費を支援
今年の重点:文化の継承と基礎教育の補助を両立。報告の見える化を強化。
物は少なくても、太鼓を叩く手は輝いている。ギニアの子どもたちから“生きる喜び”を学び、日本の子にも返したいのです。
5) 居場所づくり(いちごハウスの運営・準備中)
目的:学校と家庭のあいだに、“静かにいられる部屋”を常設したい
内容:開放デー、小さな相談・面談、作業・練習スペースの提供
基盤費:家賃・通信・安全管理・備品整備
今年の重点:静音・防音・安全の環境改善と、初来訪の導線づくり
開始条件:人件費とボランティア交通費が確保でき次第、段階的に開室します。
6) 相談・つながり支援(伴走)
目的:孤立しがちな子と家族の“最初の相談窓口”に
内容:初回相談、学校・福祉など専門機関連携、必要に応じた紹介
今年の重点:記録と連携の標準化(プライバシーを大切に)。
「困った」を抱えたままの“がんばれ”は言いたくない。無理のないペースで、線になる支援を。
7) 未来の取り組み(準備中)
- 子ども楽団:継続的な合奏と発表の場(開始後は楽器メンテも支援対象に)
- ギニアの「音楽×基礎教育」の学校:伝統文化の誇りと基礎学力を両立
- 日本×ギニアの交流:音楽・絵・言葉を往復させ、互いの違いを尊重する心を育てる
海外での挑戦 ― ギニアの子どもたち
私たちは日本だけでなく、西アフリカ・ギニアにも現地NGOを立ち上げ、子ども食堂や無償の音楽教育を続けています。
物は少なくても、太鼓を叩き、歌い、“生きる喜び”があふれる子どもたち。
一方の日本では、物質的には満たされても、自己肯定感の低さや孤独に苦しむ子が少なくありません。
このギャップは、「本当に子どもに必要なものは何か」**を問い直す原点になっています。
資金の使い道(日本とギニア、両輪で)
いただいたご支援は、日本とギニアの「食・学び・音楽」の居場所づくりに大切に充てます。
日本で
- 子ども食堂の運営費:食材・光熱・消耗品、ボランティア交通費 等
- 寺子屋の教材費:ノート・文具・ワーク教材、講師謝礼 等
- 音楽ワークショップの運営費:楽器修繕(皮・ロープ)、運搬、広報物制作 等
- 幼稚園・小学校への公演(訪問授業)費:交通・楽器運搬・資料印刷・消耗品・アーティスト謝礼の一部
- 居場所(いちごハウス)の基盤維持:家賃・通信・安全対策・環境整備 等
ギニアで
- 子ども食堂の運営費:食材・会場・運営サポート費
- 音楽教育・楽器支援:教材・太鼓修繕・講師謝礼
- 教育支援:学費補助・文具・学用品
- 連携運営の経費:現地スタッフ、通信・交通 等
※上記は代表的な使途です。物価・参加人数・開催頻度により配分は変動しますが、半期ごとに活動報告で可視化します。
あなたの毎月の支援でできること(目安)
- 月500円:子ども食堂 約1〜2食分、または教材ミニセット1人分
- 月1,000円:教材セット1人分+食事1食、または教育WSの材料費
- 月2,000円(おすすめ):幼稚園・小学校の訪問公演(出前授業)の「移動・運搬・資料・消耗品」に直結/少人数セッションの備品・会場費
- 月5,000円:日本+ギニアの子ども食堂 合計 約15〜20食/月を支援/寺子屋の教材・通信を安定化/学校公演のコア費用を下支え
- 月10,000円:在日アフリカ人アーティスト×子どもWSを年1回開催できる規模の原資を確保(謝礼・交通・運搬・資料など)/拠点の基盤強化/国内外でのべ約400食/年規模を下支え
小さな額でも、“毎月”は本当に大きな力になります。続くから、育ち、広がる。
その積み重ねが、子どもたちの「笑顔の時間」を増やします。
今後のビジョン ― 日本とギニア、音楽でつながる未来へ
- ギニアに「音楽と教育の学校」を:伝統音楽の継承と基礎教育(算数・国語・理科・社会)を両立する学校を設立。
- 教育者・学生・議員などが参加するスタディツアー:現地の子ども食堂や音楽教育を体験し、学びを日本に還元する“体感型”プログラム。
- 日本×ギニアの子ども交流:オンライン/訪問で音楽・絵・言葉を通じた交流を展開し、互いの“違い”を尊重し合う心を育てます。
- 第三の居場所を広げる:不登校や発達特性のある子が安心できる場を地域に増やし、「ここに居ていい」を社会の当たり前に。
あなたの一歩が、世界をつなぐリズムになる
あなたの毎月のご支援は、子どもの食事になり、学びの教材になり、音楽のリズムになります。
そして何より、孤独をなくし、共に生きる力を育てます。
私たちは、地域と世界をつなぎ、多様性を尊重し合える未来を本気で目指します。
どうか、このビジョンを一緒に実現する仲間になってください。
いま、私たちに“仲間(マンスリーサポーター)”が必要な理由
私たち一期JAMは、音楽・食・学びを軸に、子どもたちが「ここに居ていい」と実感できる居場所づくりを続けています。国内では子ども食堂・寺子屋・音楽ワークショップ/学校・園への訪問公演、海外ではギニアの子ども食堂・音楽教育支援を両輪で進めています。
ありがたいことに多くのボランティアが力を貸してくれていますが、企画・安全管理・学校や自治体との連携・会計や報告といった“現場直結の運営”は、専従・非常勤スタッフの人手と時間が欠かせません。ところが、家賃・通信・安全対策・現場直結の人件費・移動/運搬費などの基盤資金は常に不足しています。
単発のご寄付や助成金は本当に心強い支えです。ただし、タイミングが読めないため、
「来月も子ども食堂を開けるか」
「この学校の依頼に確実に応えられるか」
を約束しづらい現実があります。だからこそ、毎月の継続寄付(マンスリーサポーター)が、活動を止めずに続ける屋台骨になります。見えづらい基盤費は、私たちが支援を**“確実に・安全に・途切れなく”届けるためのエッセンシャル費**として、大切に使います。
私たちは、日本とギニアで培ってきた実践と、学校・園・地域との協働ノウハウを土台に、必要な地域に必要な形で活動を届け続けたいと考えています。「今日の一食」「一冊のノート」「一つのリズム」が、子どもたちの自尊感情とつながりを育て、明日を変えていきます。どうか、いま・ここから一期JAMのマンスリーサポーターとして、一緒に支えてください。
認定NPO法人を目指して(透明性の約束)
私たちは中長期で認定NPO法人の取得を目指します。認定が得られれば、寄付者の皆さまに税制優遇(寄付金控除)という形でメリットをお返しでき、支援の輪をさらに広げられます。
その実現のために、四半期ごとの使途公開と年次インパクトレポートで活動と会計の透明性を高め、社会からの信頼を積み重ねていきます。
※現時点では未取得です。認定が整い次第、詳しくご案内します。

子ども一人に、あたたかいごはんを
¥500
🌱 月500円
子ども食堂で1食分の温かいごはんを提供できます。
必要に応じて、教材ミニセット1人分(ノート2冊+筆記具)に充当。
500円のご支援で、子ども食堂で子ども一人分の温かい食事を用意することができます。
食事は単なる栄養補給ではありません。「今日もここでごはんを食べられる」という安心感が、孤独を抱える子どもたちの心を支えます。
「一緒に食べる」ことで笑顔が生まれ、地域の人や友達とのつながりが深まっていきます。

学び直しと音楽の教材を
¥1,000
寺子屋で使うノートや教材、教育ワークショップで必要な材料費や教材費、そして講師への謝礼に充てられます。
学校に馴染めない子どもや学習に遅れを感じる子どもにとって、安心して学び直せる場は大きな支えです。
「できた!」「楽しい!」という体験は自己肯定感を育み、未来への希望を取り戻すきっかけになります。

学び直しと音楽の教材を
¥2,000
音楽ワークショップや地域公演の運営費にあてられます。交通費や楽器運搬費、楽器の修繕費、広報費、そしてアフリカ人アーティストへの謝礼も含まれます。
リズムを一緒に奏でることで、子ども、高齢者、在日外国人など多様な人々が国籍や世代を超えて交流できます。
引きこもりや発達障害で悩む子どもたちにとっても、音楽は「心を開く鍵」となり、新しい居場所や仲間との出会いにつながります。

ギニアで子ども食堂を開く力に
¥5,000
ギニアでの子ども食堂や音楽教育を継続するための費用(食材費、現地場所代、交通費、通信費など)に充てられます。
日本の子どもたちとは違い、物や情報の少ない環境で暮らすギニアの子どもたちにとって、食べられることは大きな喜びであり、学びや音楽に取り組むためのエネルギーとなります。
月5,000円のご支援は、一度きりではなく「毎月必ず食べられる」という安心を生み、子どもたちの未来を育む力になります。

日本とギニアをつなぐ継続的な支援
¥10,000
国内外での活動を同時に支えるための基盤費用(スタッフの交通費、拠点維持費、事務所運営費、渡航費、学費補助など)にあてられます。
こうした基盤があるからこそ、子ども食堂・寺子屋・音楽ワークショップといった日々の活動を途切れなく続けることができます。
また、日本とギニアを行き来しながら活動をつなぐことで、子どもたちは「世界は広い」「多様な価値観がある」と知り、希望と自信を育みます。
ご支援は単なる運営費ではなく、「活動を未来へつなぐ力」です。