マンガで被災地応援!災害時の深刻な住宅不足と避難所の課題を解決するため「インスタントハウス」を届けたい

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マンガで被災地応援委員会

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私は災害や戦争、子供達の貧困などの痛ましいニュースに触れるたびに、一人の漫画家として何かご支援できることはないのか、といつもいつも歯がゆい思いをしてきました。

能登とゆかりの深い「相撲」をテーマとしたキャラクター「松太郎」を福井県の和紙にデジタル版画化し、そこに直筆のサインと落款を加えてチャリティとして販売することにいたしました。今回、100枚を用意いたしました。

それによって集められた寄付金は、インスタントハウスの設置支援に充てさせていただきます。

Story

皆さま、こんにちは。漫画家のちばてつやです。

私は幼い頃、満州からの引き揚げを経験し、「家」というものの大切さを身をもって体験した記憶があります。

だからこそ災害などで住む場所を失う、ということに対する心痛が強いのだと思います。

今回、名古屋工業大学の北川啓介教授が開発された「インスタントハウス」という素晴らしい技術を知り、さまざまな被災地で困っている方々にまずは一刻も早く安心できる住まいを届けたいという思いで、この取り組みに参加させていただきました。

このプロジェクトでは、私の描いたキャラクターを福井県の和紙にデジタル版画化し、そこに直筆のサインと落款を加えてチャリティとして販売することにいたしました。

それによって集められた寄付金は、インスタントハウスの設置支援に充てさせていただきます。

私は災害や戦争、子供達の貧困などの痛ましいニュースに触れるたびに、一人の漫画家として何かご支援できることはないのか、といつもいつも歯がゆい思いをしてきました。

今回の取り組みでは、そうやって悩んでいるだけでなく、一歩進んで実際に困っている方々を支えるお手伝いができればと思っています。

まずは最低でも、屋外用シェルター1棟あたり約30万円×10棟=300万円を送りたいと考えています。

今回用意した松太郎は100枚となっておりますので、100枚×5万円の500万円を目標とさせていただきます。

被災した人たちが、一刻も早く一人でも多くの方が安心して眠れる夜を迎えられるよう、どうか皆さまのお力をお貸しください。

よろしくお願いいたします。


デジタル版画「松太郎」(直筆サイン入り)をお送りいたします

「のたり松太郎」という作品に直筆サイン入り、和紙のデジタル版画シートをお送りいたします。

今回の震源にも近い福井県の越前和紙をベースに、能登とゆかりの深い「相撲」をテーマとしたキャラクター「松太郎」をあしらってリターンとさせていただきました。

一枚一枚に気持ちを込めて筆で名入れをし、落款をおしてご支援への返礼とさせていただきます。

災害時の深刻な住宅不足と避難所の課題を解決したい

避難所生活は多くの困難を抱えており、断水によるトイレ不足、暑さ寒さ対策の不備、プライバシーの欠如、栄養不足や栄養の偏り、衛生環境の悪化などが深刻な問題となっています。

発災直後から数日間は特に混乱が激しく、物資不足や情報共有の困難、運営人員の不足などが重なり、被災者は厳しい環境での生活を強いられます。

能登半島地震では地震発生から1カ月が経過しても1万人以上が避難所生活を強いられ、約300か所ある避難所のうち半数近くが自主避難所で、支援が行き届きにくい状況でした。

日本の法律では仮設住宅は「災害発生時から20日以内に着工」とされていますが、実際には用地確保や建設工期に時間がかかり、被災者のニーズに迅速に応えることができません。標準的な仮設住宅の工期は1カ月で、木造仮設住宅はその約1.5倍かかります。


「インスタントハウス」という一時避難措置の取り組みを知る

能登震災を機に、建築評論家の森山高至さんのご紹介で名古屋工業大学の北川先生による「インスタントハウス」という一時避難措置の取り組みを知りました。

いざという時の住環境の確保は、災害の多い日本では常に課題となっています。

その点「インスタントハウス」は安価である上に設置が迅速であることを知り、取り組みとしての有効性に大きな魅力を感じ、なんとか応援できないかと考えたのが始まりです。

北川啓介教授のインスタントハウスとは

インスタントハウスは、名古屋工業大学で研究開発された革新的な災害支援住宅です。

気球のように膜素材を空気で膨らませて屋根と壁を作り、内側に空気含有量の高い断熱材を吹き付けるだけで、わずか数時間で建設できる簡易住宅です。

超短期間での建設可能

インスタントハウスは、わずか数時間で建てることのできる簡易住宅で、気球のように膜素材を空気で膨らませて屋根と壁を作り、内側に空気含有量の高い断熱材を吹き付けるだけで建物ができあがります。

インスタントハウスはテントシートを折り畳んで持っていくだけで、スーツケースやリュックサックに入れて持っていくこともできます。

低コストでの供給

一般の住宅と比べて建築費も安く抑えることができ、従来の仮設住宅建設コストの大幅な削減が期待できます。

高い安全性と快適性

風雨に強く、風速80mの台風でも本体はビクともしません。断熱性や遮音性にも長けており、寒暑、風雨、積雪、地震、強風などの外的要因の影響を極めて受けにくく、エネルギー消費を最大限まで抑えられる住まい方法を実現します。

2023年にはトルコ・シリア大地震やモロッコ大地震の被災地に提供され、能登半島地震でも避難所に設置されて被災者から「おうちができた!」と喜ばれるなど、実用性と心理的効果が実証されています。被災地で家に困る人々に安心して住める場所を迅速に提供することを目的とした、次世代の災害支援技術です。

いつ災害が起きるかわからない日本でインスタントハウスをストックする

今回お寄せいただいた支援で10棟の屋外用インスタントハウスを製作します。

制作したインスタントハウスは名古屋工業大学にで保管。災害が起こった際には、すぐに現場に届けられる仕組みをつくります。

災害が起こってから作る...では遅いと考えています。

皆さまからのご支援で作られたインスタントハウスが届けられることになったときは、その設置カ所をご報告いたします。

<仕様>

  • 平面形状: 直径5mの円形平面
  • オーダーメイドも可能
  • 床面積: 約20㎡
  • 高さ: 約4.3m
  • 設置時間: 1〜2時間
  • 設置の人手:有技能者がひとりでも可能
  • 素材: テントは防炎シート、断熱材は発泡ウレタン


プロジェクトメンバーの紹介

国立大学法人名古屋工業大学 教授/インスタントハウス考案者 北川啓介さん

ちばてつや先生はじめ、マンガで被災地を応援してくださっています全ての皆様へ心の底から深く感謝申し上げます。

「地球上で家に困る人々が快適で丈夫な家をもつあたりまえを実現する」を生きがいとして、国内外の被災地へインスタントハウスをお届けしております。私が駆けつけます自然災害の被災地では、その被災当初に、「家が怖い」「家が襲ってくる」ともお話されている方が少なくなく、建築の専門家のひとりとして極めて居た堪れません。

その中で、少しでも早く、少しでも多く、インスタントハウスをお届けいたしますと、皆様がご自身の思うままに愛着ある「おうち」とお話されます。

ご自身のおうちを使いこなされている時に、「もう建築家ですね!」とお話しますとニコッとしてくださいます。「ただいま!って言えるおうちをありがとう!」とお話くださるかたもいらっしゃり、インスタントハウスの「ハウス」という“住処”としての役割に加えて、「ただいま!」を意味する「I’m home!(アイムホーム!)」の「ホーム」という自分たちの“心の拠り所”としての役割もお届けできているとも実感している次第です。

災害で命を落とす方がゼロになる近い未来を実現すべく、最大限に尽力してまいります。


マンガで被災地応援実行委員会代表/建築エコノミスト 森山高至さん

日本は島国として四方を海に囲まれ、峻険な山々と四季が織りなす豊富な自然の恵みあふれる国です。

自然は私達に多くの恩恵を与えてくれますが、時に猛威を振るいます。大雨、大雪、台風、猛暑、地震、毎年のように繰り返される自然災害に対して、建築は被災地の方々を迅速に支援するための緊急の住まいを提供する、そしてマンガは、被災された方々を、元気の出るキャラクターで少しでも勇気付けたい、その想いがマンガで被災地応援委員会の設立の動機です。


最後に

災害はいつ、どこで起こるか分かりません。その時、一番大切なのは「安心して眠れる場所」があることです。

皆さまからいただいたご支援は、すべてインスタントハウスの設置支援に充てられ、被災地で「今夜、安心して眠れる場所」を求めている方々のもとに直接届けられます。

一人でも多くの方が「ただいま」と言える場所を手にし、明日への希望を取り戻せるよう、どうか皆さまのお力をお貸しください。

小さなご支援でも、集まれば大きな力となります。この温かい輪を一緒に広げていただけませんか。皆さまのご支援を心よりお待ちしております。

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