まち猫フルネスオリジナルの猫シッター制度「猫の手当て」は、「預かりボランティア」にヒントを得た、限りなく譲渡に近い制度。
お預けする猫のお名前も付けて家族同様に迎えていただきますが、基本的には一生を共にする譲渡先を募集しているステイタス(応相談)で、「わたしたちと責任を分け合って」お預けする、多くの方に関わっていただくことを目的としています。
猫にとって特定の人からの愛情を感じることは人間に対する信頼につながり、人も猫との暮らしで得られる心の落ち着きや笑いは、癒しとなります。年齢や健康状態、ライフスタイルで対象外となるけど猫と暮らしたい、そんな方に向けた、シニア層の多いこの地域ならではの仕組みです。
コースは①一般 ②シニア ③法人 の3つ。
猫のいる、心がゆったり豊かになる暮らしの提供を目指して。
Story
猫と暮らすと、知らず知らずのうちに癒されほぐされていると気づきます。
のんきなしぐさにふと笑わされたり、疲れた時にそっと傍にいたりするマイペースな猫。
「ちょっとした手当て」の効果を、より広いたくさんの方にお届けしたい。
そんな思いで生まれた制度が、猫シッター制度「猫の手当て」です。
ここ徳島県三好市は、特にシニア層の多い地域。
譲渡の条件に年齢制限がありますが、必要なときは猫が帰省できるほか、
猫との暮らしをサポートするコミュニティを設けたシニア向けのコースも。
この地域ならではの、まち猫フルネスオリジナルの制度です。
●猫と暮らしたいけど、譲渡の条件に当てはまらない
保護猫を譲渡するための設定は全国的にどこでも似た設定になっており、そこには年齢制限や生活スタイル、家族構成などさまざまな条件があります。
・年齢が60~65歳以上の場合:猫の寿命は15~20年とも。最後まで面倒を見る可能性が低い場合は譲渡対象外に。
・一人暮らしで家を空ける時間が長い:何かあった時に気づきにくい、食事や猫の生活の面倒が散漫になりやすいなどの理由。
・希望者ご自身の健康状態:入院の可能性やお世話をするにあたって体力的な問題が生じる。
・経済的な理由:生き物の責任は食事を与えること、猫の場合はトリミングなども必要なく比較的ライトではありますが、金銭的な問題で譲渡できない場合が。
それは、迎えた猫の一生に責任を持ち、共に家族として暮らし全うできるようにという、幸せのリスクを回避したものになっていますが、このようになかなか条件と合致できず諦めてしまうケースも少なくありません。
野良猫が増え続ける昨今、こういった条件から漏れることを、こちらのサポートで回避し、猫とのタッチポイントを増やすことはできないだろうか?
そう考え作った制度がこの「猫の手当て」です。
●コースは3つ
①一般:例えば、年齢は猫の寿命とは関係なく、一人暮らしで家を空けている時間が長い、持病で必要な時に入院することがあるなど
②シニア:主に65歳以上の方のみの家族構成の場合は、譲渡対象外となりがちです
③法人:福利厚生などで社員や関係者さんのために、癒し担当として猫を社内に招きたいが、一緒に*出勤するねこがいないなど
一緒に考えてみませんか?
●猫が教えてくれる5つのこと
コロナ禍より更なるペットブームが訪れ、人間以外の動物が暮らす家庭が増える中、猫の性質上飼いやすさや面白さなど、その愛らしい姿をWEBサイトで見ない日はありません。
実際に、猫に手当てをしてもらったと言えるさまざまな効果にはどのような考えられるのかまとめてみました。
1 現在を生きる
猫は、狩りをするときも遊ぶときも、常に目の前のことに集中する生き物。
彼らは過去の出来事や未来の計画に心を煩わせることなく、今この瞬間に振り切っています。
私たちも彼らのように現在に集中することが、心の平穏を保つ助けになります。
2 シンプルさの価値
猫は小さなことに幸せを見出します。
日なたぼっこやリラックスしている時間、身近なもので楽しむ天才なのです。
眺めるだけでもシンプルな喜びを見出し、心を落ち着かせることができます。
3 自分のペースを大切にする
猫は自分のペースで行動します。
疲れたらすぐに休み、リラックスするときは完全に力を抜きます。
この自己ケアの姿勢を眺めて、自分の体や心が必要としていることに気づき、無理をせず休むことが大切です。
4 感覚を研ぎ澄ます
猫は感覚が非常に鋭敏です。
周囲の環境をしっかりと感じ取り、観察しています。
猫と一緒に過ごす時間や観察する時間は、私たちに「ただ存在する」ことの大切さを教えてくれます。
猫との時間は一種のマインドフルネスの実践ともいえるのです。
5. 必要とされること
猫は自由気ままに過ごしていますが、その生活はあなたによって守られ安全が確保できています。
お互いに必要とし合う関係性になれたら、これほど心落ち着く存在はないでしょう。
必要されていることを感じ、暮らしの張りとなることも期待できます。
●サポートすることで解消する課題を見つける
半面、想像と違ったり、思い通りにならないことで捨ててしまったりといったことも耳にします。家族として迎えられたはずの猫が、捨てられた後の辛さを知っている私たちに、できることがあるはずです。
「たくさんの迎えてくれる家庭をみつけること」
どの角度から検討してもたどり着くのは、野良猫たちの行き先が足りないということでした。
保護猫ルームの限界はすぐそこにあり、氷山の一角となるこの部屋の住人も、家族を見つけるタッチポイントとしてまだまだ脆弱で、もっとたくさんの方に知っていただき、会って触れて、迎えていただかなければ回っていきません。
●来てもらいにくいなら行く、譲渡を阻むものがあるなら可能な道を探す
家族に迎えることは、簡単な事ではありません。そこには命を受け入れる責任と、生活スタイルの変化が伴うからです。
それなら、その生活のまま責任を半分請け負い、譲渡されるまでの預かりボランティアさながらのスタイルを作ってみてはどうだろう?と生まれたのが「猫の手当て」です。
あなたの暮らしにも、猫の手当てを導入してみませんか?
●まずはトライアルを
気になった方はお問合せください、その後以下のステップですすめます!
①環境をお聞きし、要件の確認
どんなタイプの猫と相性がよいか、こちらからもおススメさせていただきます
②マッチングの確認のためのトライアル(1週間)
③トライアルで問題がなければ「猫の手当て」契約
●お願い
公式LINEへの登録、賛助会員(シンカブル年会員)への入会をお願いします
詳しくは公式サイトをご確認ください。