給食でお腹を壊さないでほしいータンザニアの子どもたちに清潔なキッチンを!

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Specially Certified NPO コンフロントワールド

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NPO法人コンフロントワールド

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    ¥615,063

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1. 「せっかくの給食で、お腹を壊してほしくない。」

もし、自分の子や孫が――あるいは自分自身が子どもだったら。

学校で楽しみにしていた給食を食べて、お腹を壊して授業に出られなくなるのは、とてもつらいことだと思います。

今、私たちが支援しているタンザニアの小学校では、まさにそのようなことが起きています。

衛生的なキッチンがなく、不十分な環境で調理される給食によって、子どもたちが体調を崩し、せっかくの学びの時間を失ってしまうのです。


そもそも、なぜ私たちがタンザニアの学校を支援しているのか。

それは農村部の教育に次のような深刻な課題があるからです。

  •  教材や教員の不足
  • 中学以降は英語で授業が行われるが、英語教育の質が低く授業に追いつけない。
  • 農村部の高校進学率はわずか約5%(入学試験も英語のため)

こうした状況を変えるため、私たちは「質の高い教育を届けること」を目指し、これまでに教室や図書館、トイレなど学校として国の認可を受けるために最低限必要な施設を建設してきました。

だから今こそ、子どもたちが安心して給食を食べられるように、「衛生的なキッチンの建設」が必要です。

それが今回のクラウドファンディングを実施する目的です。

コンフロントワールドは特例認定NPO法人として東京都より認定されています。

このキャンペーンへのご寄付は、所得税・法人税の税制上の優遇措置があります。詳しくは下部をご覧ください。


2.このプロジェクトで実現したいこと

「不条理の無い世界の実現」を目指すNPO法人コンフロントワールドは、現地のタンザニア人と出会い、その想いに共感し「教育を通して子どもたちの選択肢を広げ、子どもたちが自分の未来を自分で決められる社会をつくりたい」との思いで、2020年1月から学校建設事業を開始しました。

はじまりは本当に何もない場所でした。そこに一から土台をつくり、ブロックを積み上げて壁を立ち上げ、屋根や窓の骨組みを設置。床や壁をコンクリートで固め、最後に壁を塗装することで、少しずつ学校の姿が形になっていきました。


厳しい状況が重なりましたが、皆さまの応援によって、一歩ずつ問題に向き合いながら、地域の人々と協力して建設を続けてきました。

そして、2024年には認証を受け、小学校が開始されました!

ただ、まだ課題があります。

現地からは「今の調理環境では病気のリスクが高まっている」という声が上がっています。

この学校では、子どもたちは朝早く家を出て、長い距離を歩いて登校します。到着するとまず朝食をとり、昼食も含めて一日二食を学校で食べます。つまり学校は学びの場であると同時に、子どもたちの健康と生活を支える基盤でもあるのです。

けれど今、その給食がつくられているのは屋外やトタン板で組んだ仮設小屋。雨風にさらされ、衛生的とは言えない場所で子どもたちの給食が調理されています。

私自身もこの状況を知り、「このままでは子どもたちの未来を守れない」と強く感じました。

※ 実際のキッチンの様子がこちらです

現地から届いた声や写真を見ても、調理の環境はとても厳しい状況です。

換気はほとんどなく、直火での調理により煙がこもり、使える調理器具も簡易的なものしかありません。

雨季にはぬかるんだ地面で調理せざるを得ず、そこに虫や砂埃が入り放題で衛生的とは到底言えない状態です。写真越しでもその大変さが伝わってきて、「このままでは子どもたちの健康を守れない」と強く感じました。


こうした調理環境による給食が原因で実際に下痢や発熱で病院に運ばれ、数日間学校に通えなかった子どもが7人もいました。

せっかくの給食が、かえって子どもたちの健康を損ない、学びを止めてしまう。そんなことが起きているのです。

この現実を前にして、「絶対に変えなければならない」と強く思いました。

今回のクラウドファンディングでは、「衛生的なキッチン」の建設資金を募っています。

キッチンが整えば安全に調理でき衛生リスクを大きく減らすだけでなく、栄養のある給食を提供できるようになります。

雨風をしのげる室内での調理は、虫や砂埃を防ぎスタッフにとっても安心して働ける環境になります。

何よりも大切なのは、子どもたちが健康に学び続けられる環境が整うことです。

将来的には食堂の整備も視野に入れていますが、まずは“食をつくる場”であるキッチンの整備が最優先だと考えています。

1人ひとりのご支援が、子どもたちの毎日と未来を変える力になる。そのことを信じて、このプロジェクトに挑戦しています。

そして皆様の力を貸していただきたいと考えています。あなたの応援が、子どもたちに「明日も学校に行きたい」と思える環境を届けます。


プロジェクト総額 約161万円のうち、まずは建物の主要な骨格と、安全な調理に不可欠な設備を整えるための100万円を、皆様にご支援いただきたいと考えています。

ご支援いただいた資金は、以下の通り、給食室建設のために大切に使わせていただきます。

【フェーズ1:建物の基礎と骨格を作る工事】(費用:約65.4万円)

基礎工事・床のコンクリート・柱と梁(はり)の建設・壁の建設 など

【フェーズ2:屋根と外観を仕上げる工事】(費用:約41.4万円)

屋根の設置・ドアの取り付け・ドア金具の取り付け・窓の取り付け・窓枠の設置 など

【フェーズ3:内装と設備を整える工事】(費用:約54.7万円)

内装仕上げ・床の仕上げ・塗装工事・厨房(ちゅうぼう)設備の導入・衛生設備の導入など

(完成イメージの様子)

3. 事業責任者 渡井の願い

こんにちは、コンフロントワールドタンザニア事業責任者の渡井と申します。

おおさきと共に今回のクラウドファンディングの準備を行ってきました!

このプロジェクトは、全員学業や本業との兼業で国際協力をしているコンフロントワールドと、現地連携パートナーのプロジェクトさんの協力があって実現しています。

私は、タンザニアに渡航した際にダルエスサラーム・アルーシャ・マサシ県の20~50代100名弱に職業と学歴に関するアンケートを行いました。

その際に気づいたことは当たり前に思われるかもしれませんが、「学歴が低ければ低いほど、職業選択ができない」ということ。

タンザニアには、大体高校までの進学率は5%前後であり、最終学歴を小学校で終えている人、そもそも小学校も中退してしまった人、中学や高校に進学できない子はまだまだいます。

商業都市の人たちは大学・専門卒の人も一定数いて、メディア、官公庁、自営業など、色々な職に就いている人もいますが、農村部には、「お金や英語の問題で中学校に行けないので、仕方なく農家になる・タクシードライバーになる」という若者が本当にたくさんいました。

個人的な意見ですが、「自己決定できる」「自分で決めたと納得できる」ことって人生の幸福度につながってくると思っています。私たちは、そんな子どもたちの人生の選択肢を広げたい、中学や高校に進学できる子をたくさんプロフィナスクールから出して、色々な将来の道を自分で決められる人を増やしたいと願っています。

4. クラウドファンディング担当 大崎の願い

クラウドファンディングの文章を作成しましたが、はじめての挑戦です。団体に入って1年目、国際協力はゼロからのスタートでした。

それでも現地で直接お話をうかがい、目の前の課題を知ってしまった今、何もしない選択はできません。

今回、勇気を出してクラウドファンディングに挑戦します。

正直、不安もあります。寄付が本当に集まるのか、自分にできるのか…。

それでも現地の方と向き合う中で、「やらずにはいられない」という熱い気持ちが生まれました。


このクラウドファンディングは、ただお金を集めるためではありません。

子どもたちが「当たり前」に学び、笑い、明日へ進むための環境をつくる第一歩です。


この一歩を皆さんと一緒に変えることができればと思っております!!


5.現地パートナーNGOからのメッセージ

私はプロフィナ英語小学校の校長のダニエル・プロジェクトと申します。

私たちの学校では、地域の子どもたちが安全な環境で朝食と昼食をとることができるよう、キッチンや食堂の整備を進めたいと考えております。心身ともに健康で安心して学べる環境は、授業への参加を安定させ学業成績の向上にもつながります。そして何より、この子どもたちは将来、地域社会を支える大切な存在になるのです。

教育と地域の発展は切り離すことができません。教育を受けた世代こそが新しい科学、技術を生み出し、明日の社会を築いていきます。そこで私たちはより良い学校づくりのために充実したキッチンや食堂を備えた施設を整備し、地域の人々が「自分の子どもをこの学校に通わせたい」と思えるような環境を目指しています。そうすることで、生徒たち自身も「学校に行くのが楽しみ」と思えるようになるでしょう。

未来の繁栄のために、今の子どもたちをしっかりと育てることが何より重要です。どうか私たちの挑戦を支えてくださり、次の世代の可能性を広げるためにお力をお貸しください。

6. コンフロントワールドとは

私たち特定非営利活動法人コンフロントワールド(Confront World)は、2017年に発足し、2018年にNPO法人として東京都より認証を受けました。現在は21名のメンバーで、国内外の教育や衛生分野の支援を行っています。

このタンザニアの小学校でも、教室や図書館、トイレを着実に整備し、現地パートナーと共に実現してきました。支援は一過性ではなく、学校全体の継続的な成長を視野に入れたものです。

今回のプロジェクトも、現場と協力しながら、確実に成果を届けていきます。

7. まとめ

本プロジェクトの目標金額は〈100万円〉、募集締切は〈9月30日(火)〉です。いただいたご寄付はすべて、キッチン建設に充てさせていただきます。目標金額を超えた場合は、食堂の建設やコンフロントワールドの事業に使わせていただきます。

「給食がある」だけでなく、「安心して食べられる」ことの大切さを、子どもたちに届けたい。そんな願いを、どうか一緒に叶えていただけませんか?

みなさまの温かいご支援を、心よりお待ちしております

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◆税制上の優遇措置について

コンフロントワールドは特例認定NPO法人として東京都より認定されています。

このキャンペーンへのご寄付は、所得税・法人税の税制上の優遇措置があります。詳しくは、以下のページをご覧ください。

https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/kojin-kifu

https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/houjin-kifu

◆領収書の発行について

寄付をされた方には、寄付金受領後、「寄附金受領書」を発行します。(毎年1月までに送付します。2026年1月に寄付金受領書をお送りいたします)

領収書名義:ご寄附のお手続き時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。

領収書発送先:ご寄附時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所にお送りします。

名義や発送先はお間違えないようにお願いいたします。

変更する場合は、こちらまでご連絡下さい。confrontworld@gmail.com

〒1050013

東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F

0368485700

https://www.confrontworld.org/

Representative:荒井昭則

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