わこう子育てネットワーク25周年 少子化の今こそ孤立した家族を子育て仲間のネットワークにつなげたい

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NPO 特定非営利活動法人わこう子育てネットワーク

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NPO法人わこう子育てネットワーク

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「こどもは可愛いけど、寝不足でしんどい…」

「自分の時間なんてぜんぜんとれない」

「家族以外の大人と話すのは、いつぶりだろう?」

子育て中のママやパパから聞こえてくる声。

社会の形が変わっても、この「子育ての孤独感」はいまも変わりません。AIやWeb情報だけでは解決できない不安と孤独が、確実にあります。

そんな中で、私たち「わこう子育てネットワーク」は、この25年間、親も子も安心して過ごせる居場所をつくり続けてきました。

今、25周年を迎える節目に、私たちは「次の時代の子育て世代に、もっとつながりを届けたい」「私たちも、つながりたい」「 国籍や背景を超えて、子どもたちが笑顔で育ち合える場を守りたい」と願っています。 その第一歩として、クラウドファンディングに挑戦します。子育て仲間を作る活動を支えてください。

Story

わこう子育てネットワークのストーリー

ネット検索やAIに相談するだけでは、リアルな子どもの成長と向き合うことはできません。私たち「わこう子育てネットワーク」は、この25年間、親も子も安心して過ごせる居場所をつくり続けてきました。

親たちが顔を合わせて悩みを話し合い、地域で子育てを支え合う。仲間づくりを通して子育ての孤独を和らげるために支援をしています。

そしてプレーパークで育ったこどもたちが、今はわこわこのユースとして活動に参加してくれるようになっています。

こどもの声を聴く。こどもの「やりたい」気持ちを実現できる機会と交流の場を作る

そして今、25周年を迎える節目に、私たちは改めて願っています。

次の時代の子育て世代に、もっとつながりを届けたい。私たちも、つながりたい。

国籍や背景を超えて、子どもたちが笑顔で育ち合える活動の場を作りたい。

 

その第一歩として挑戦するのが、今回のクラウドファンディングです。

集まったご寄付はこんなことに使わせていただきます。

① 0歳からの地域デビュー、親子の仲間づくりを支える子育てサロン

② こどもの意思を真ん中に、「やりたい」を実現できる体験活動

➂ 25周年記念事業

④ これらを運営する団体の活動費

25年をともに振り返りながら、これからの子育てを支える仲間として、一緒に未来をつくっていただけませんか。

自分らしい子育てを、みんなで。わこわこネットのこれまで

こんにちは、わこう子育てネットワーク(わこわこネット)です。

私たちの活動は2000年に、子育て中のママたちの自主的な集まりから始まりました。子育て支援施設がなかった時代、おうちの中で一人子育てに向き合い、心細く不安だったママたち。「子どもと一緒に活動できる場がほしい!」という願いから、わこわこネットが生まれています。

 一緒に子育て情報誌をつくったり、ヤキイモタイムや子育てサロンを開催したり…。ママ・パパたちに共通していたのは、「もっと自分らしく子育てがしたい」という想いです。

そのうちに、私たちの理念ができました。

「ひとりの子育てから みんなの子育てへ」

この言葉をかかげて私たちが開所したのが、埼玉県内で最初のおやこ広場となった「もくれんハウス」です。当時、市や大家さんの協力の元でスタートしました。

(旧もくれんハウスの様子)

 もくれんハウスはその後、和光市の子育て世代包括支援センターになり、安定的に運営されるようになりました。いまでも、たくさんの小さなお子さんたちが来てくれて、手遊びをしたりお昼寝をしています。地域の親子にとっても、スタッフや他のママたちに相談しながら一緒に過ごせる大切な場所になっています。

2010年には家庭訪問型子育て支援のホームスタートを全国に先がけてスタートしました。家庭内で子育ての困難に向き合っている人のために、そのお話を傾聴し、時に一緒に子育てをするアウトリーチ型の支援です。ボランティア研修を受けた地域の先輩ママたちが支えてくれる、子育てのネットワークを作ってきました。のちに市政への働きかけにより、子育て支援の制度化を実現しました。その他プレーパーク事業・こども参画事業、地域との連携・人材育成など、現在その活動は多岐にわたります。

 

子育てサロン ~傾聴を基本とした団体の取り組み~

自宅から歩いて行ける距離に、子育て仲間を作りませんか?

坂下公民館にご協力をいただき、毎月の子育てのあれこれをおしゃべりできる場を開催しています。スタッフは傾聴を心がけ、話しやすい場づくりをしています。

子育てサロンでは「子どもが、なかなか離乳食を食べてくれなくて…」という悩みを、スタッフに打ち明けてくれました。離乳食一つ一つが子どもたちにとっては一大チャレンジであることや、焦らなくても大丈夫なことを、スタッフや先輩ママから聞いた後には、「頑張りすぎないように、のんびりやってみます」と笑顔で答えてくれました。


こどもたちも運営に!

25年間取り組んできた中で育ってきたこどもたち。プレーパークで遊び回っていた子たちが若者世代になりました。成長した今はわこわこユースとして、プレーパークやこども参画事業に参加し、活躍してくれています。

プレーパークで育った子が高校生になり、「小さい頃はよくどっくん(プレーリーダー)に遊んでもらったなぁ」と言いながら、小さい子の落ち葉遊びの相手になってあげる姿を見ていると、運営する私たちもとても嬉しい気持ちになります。

私たちの活動では、こんな瞬間がたくさんあふれています。


それでも子育ては大変。変わっていく現状と課題

 「平日は1日ずっとワンオペで大変」

「この子、家ではずっとグズって泣いてるんです」

子育てにまつわる悩みは、今も昔も変わりません。でも子育て世帯を取り巻く環境は、この25年で大きく変わっているのです。

◎子育て仲間に出会いにくくなっている日本

日本では少子化が進んでいます。つまり子育て家庭が減り、仲間が減ったということです。和光市では令和元年に800人を超えていた出生数が、令和5年には607人にまで減りました。

25年前はほぼ半々だった「専業主婦世帯」と「共働き世帯」の数。現在では、共働き世帯が7割以上となりました。1年で育休が明けて、すぐに仕事に復帰する親が急増しています。実際に、もくれんハウスの新規登録者のうち、0歳のこどもが70%以上を占めていますが、遊んだ記憶もおぼろげなまま、保育園・こども園に入る子も多くなっています。

図表1:共働き世帯、専業主婦世帯の推移

引用 https://www.jil.go.jp/ 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 オープンデータより

子育て家庭が減り、共働きの夫婦の割合は増えました。

産後1年程度で仕事復帰する人が増えたということは、つまり、子育ての仲間づくりの期間がとても短く、その機会が減っているということです。また親子どうしで交流・活動できる機会も、激減したといえます。

 その一方で、仕事に復帰するパパやママも、たくさんの悩みを抱えています。

「仕事から離れて、ちゃんと戻れるのかな?」

「一人の時なら仕事はできた。でも子育てとの両立ってできるの?」

「実家は遠くて…困った時にはどうしたらいい?」

こんな悩みを聞き、必要な情報や地域資源へ繋げるのも私たちの活動のミッションです。

◎こどもの声を一番にするまちづくりを目指したい

とはいえ、全体のバランスを見ると和光市は若い世代が多い市です。15歳未満のこども人口は10,640人(R6.3.31現在)で、人口全体の12.6%を占めており、県内では4位です。都道府県別人口に占めるこどもの割合で比較しても、全国3位と並ぶ高さです。

今は世界的にも、また日本の中でも、こども自身の視点に軸足が置かれる時代になってきました。こどもや若者の声を聞くだけでなく、計画に生かす実行力が必要とされています。こどもたちの目線、子育て世代の目線はとても貴重です。わこわこネットはこれまでも、メンバーが市・県の委員会に出席するなどして、現場の声を届けてきました。

子育て当事者や、こども・若者の声が市政に届き、生かされることが、和光市の魅力であってほしいと願っています。私たちも子育て支援団体として、その中で役割を担い続けたいと願っています。

◎国籍が多様になっている和光市

日本ではたらく外国の方々、外国人研究者の方々も、和光市に多くいらっしゃるようになりました。ファミリーで移住されてくる方々の中に、もちろん小さな子どもたちもいます。

「外国籍、海外出身の家族やこどもが、日本の暮らしで困らないように」

 それぞれの国の文化を紹介する多文化交流事業も20年以上続けており、「外国人おやこの集い」や、家族交流デーは毎回たくさんの家族が集まります。

こうした交流に興味のある方は、多文化子育てピアサポーターとしてご登録いただいております。一緒に多文化交流事業を盛り上げてください。

25年を振り返り、次の挑戦へとつなげたい

ここまで紡いできた私たちの活動。上にあげた課題を見据えて、よりアップデートしていかなければなりません。

大きな節目として、これまでご協力を頂いた皆さま、現役の子育て世代、こどもたちがつながり、体験を通して仲間づくりができる機会を作ります。

 2025年12月14日(日)25周年記念の会 「ひとりの子育てから みんなの子育てへ」つなぐ未来へ

第一部では、25年間の活動を振り返るとともに、今後のビジョンについて共有させて頂きます。ご出席できない皆さまにも、ご寄付のお願いと共に、団体へのご意見・メッセージをお願いいたします。

第二部は、「クリスマス・こどもフェス」として、こども・若者を中心に、自分のお店や作品、パフォーマンスなどを披露できる会です。「〇〇〇がやりたい」というこどもたちのアイディアを実現できる場として、企画・制作から支援します。

思い起こすと、わこわこネットが立ち上がった頃が、ちょうどこんな活動を重ねていた時期でした。創始の頃に立ち戻り、まさにいま子育てをしている家族とつながって、地域の子育てネットワークの輪をつなげていきたいと考えています。


子育て現役世代のつながりの輪を、さらに未来へとつなぐ

お子さんと共に、気軽に足をはこんでほしい。そして、今大変なことは何か、何が必要か、ぜひ私たちに教えていただきたいです。私たち市民の声から子育てしやすいまちをつくる、その声を市政にも届けていきます。

そして、お一人お一人が「自分らしさ」を体現したいと願うとき、ぜひわこわこネットを使って欲しいのです。「こんな企画をイベントでやってみたい」「こういうメッセージを発信したい」など、皆さんの願いや得意なことを持ち寄れたら、こんなに嬉しいことはありません。

自分のできることで地域とつながり、輪をひろげていく。そんな令和の子育て世代を、私たちはこれからも応援していきたいと願っています。

子育て支援の輪を未来へとつなげるため、ぜひみなさまのお力をお貸しください。

ご寄付はこんなことに使わせていただきます

① 0歳からの地域デビュー、親子の仲間づくりを支える子育てサロン

② こどもの意思を真ん中に、「やりたい」を実現できる体験活動

➂ 25周年記念事業

④ これらを運営する団体の活動費

返礼品 25年記念誌 / 切絵風オリジナル手ぬぐい

ご寄付の金額により、返礼品をご用意いたします。オリジナル手ぬぐいはプレーパーク仕様のもので、

切絵作家 後藤郁子氏によるオリジナルデザインです。元気にあそぶこどもたちをモチーフにしてくれました。

https://ikuko510.stores.jp/


08055107580

https://wa-kosodate.com/

Representative:南條有希子

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