ラムサール条約COP15派遣のための特別カンパ

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原野好正

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KWNNとの夕食会も

2025/7/30 17:20

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これまで一緒に行動してきた高久さんが今日の昼便で帰国するので、みんなで揃う最後の朝食だったが、柏木さんが疲労でダウン。1人欠席のブレクファストであった。

オフィシャルホテルでもないのに、運よく前にバスが止まってくれたので、皆で乗り込んで会場に向かった。


朝のWWN・NGOミーティングは、場所がホテルのティールームにほぼ固定化し、今日もそこで集まった。昨日のOECMサイドイベントの報告を行い、今日は、WWTが実施するサイドイベントの案内があった。


本会議の流れを佐々木さんと一緒にフォローするため、朝からプレナリー会場に座って、会議を追った。


朝10時からプレナリーが開始され、前日のコンタクト・グループの結果報告の後、決議23.18_OECMの決議から検討が始まった。提案をした国が決議の概要を説明した後、議長が「The Floor is Open(意見を述べてもよい)」といって各国からのインターベンションが始まる。各国の代表者は、会場のボタンを押して発言権を議長から得て発言をする形となる。


提案された決議案に対して、支持する・しないの意思を示すたけの国もあれば、部分的に修正を希望するなどがある。特にこれといった意見はないものの、国としてのプレゼンスを示すために手を挙げて、口上を述べる国も多く、議長は会議の時間を短くするために注意を繰り返していた。


また、「EUの27か国を代表してデンマークが発言します」とか「アフリカ・グループを代表して、ジンバブエが発言します」といったように、地域の総意を発言することあるが、これはかなりの時短になる。


とりわけこの日の午前中のセッションで争点になったのは決議案23.9「湿地条約の制度的強化」の中の第8パラグラフ「SC66常設委員会に対し、専用の信託基金の設立を含む、資源動員に関する新たな作業部会を設置するよう要請する。」の部分で、真っ二つに意見が割れてしまったので、議長が国を指定して話し合いの場を設ける「Friends of the President Group(議長の友)」というアプローチ方法が採られ、別室で対立する意見をもつ代表的な国での話し合いを設けることとなった。


話を詰めていく作業は、このほかに「Contact Group Meeting」という会議が決議別に設けられ、それぞれ指定された別会場で内容を詰めていくことになっている。活発なやりとりの末に[ブラケット]というカッコで括られた仮の文書が、削除されたり、修正されたりしていく。


<この日のサイドイベント>

昼のサイドイベントは、WWTが主催する「Exploring diverse mechanisms to boost civil society capacity and motivation for wetland conservation, including the WLI Star Awards ceremony celebrating excellence in CEPA 」に参加した。

各地で活躍するNGOを星★で評価して表彰するセレモニーが開催されると、なんと驚くことに先週、四国の小松島市で開催されたICEBA7に来ていた台湾でレンカクとその生息する湿地を保全しているウエンチェン・リーさんの取り組みが表彰された。自分のことではないけど、仲間の頑張りが評価されてとても誇らしい気分になった。


夜のサイドイベントは、WWNの仲間であるクリス(元WWT、現MedWet)の主催によるものでKalalaという部屋で18時半から開催された。[筆者注釈:MedWet (Ramsar Regional Initiative for the Mediterranean:地中海湿地ラムサール地域イニシアチブ]

タイトルは「Ramsar Regional Initiatives – delivering for Ramsar globally through regional partnerships(ラムサール地域イニシアチブ)」で、世界中にある地域ごとのイニシアチブで実施している取り組みを紹介していく内容であった。

後ろ髪をひかれながら、この日はハンドンウク先生が準備してくれた夕食会のため途中退席した。


<KWNNとの夕食会>

会場のフードコートにも出店しているActive Sushi(中華料理店)で、チャーハンと焼きそばをひたすら食べた。炭水化物ばかりで、不健康ではあるものの中華料理の安定感は抜群で、連日肉ばかり食べていたので、少しほっとした。


帰りに町をタクシーで走っていたら、巨大な野良カバが、店の前の植栽帯で、草をもしゃもしゃしていたのは、衝撃だった。夜は出歩くのは、本当に危険だというのがよく分かった。(報告者:後藤奈穂美)



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