ラムサール条約COP15派遣のための特別カンパ

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原野好正

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ジンバブエに到着!(2025/07/21)

2025/7/23 16:06

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2025年7月23日から始まるラムサール条約第15回締約国会議(ラムサールCOP15)開催に先だって、開催地のジンバブエ・ヴィクトリアフォールズのWild Trekker's Lodgeに到着しました。ラムネットJ先発隊のチームは5人。事務局長の後藤さん、小山市の小久保さん、Team SPOONの高久さんと佐々木さんです。年令もGenderも所属/活動も多様で、それぞれの持っているもの・力を出し合って、日本のNGOオブザーバーとして良い働きができそうです。共同代表の永井さんと水田部会重鎮の呉地さんの2人が明日到着すると、かなり高い多様性です。後発隊は、韓国のKorea Wetlands NGO Networkからの参加者2人も一緒だとのこと、心強いです。

仁川(韓国)・アディスアベバ(エチオピア)経由の20時間の移動は座っていること自体も大変でした。エチオピア航空からは事前にアディスアベバへの到着が遅れるとか、席にアップグレードできるよとかいろいろ連絡があった割に、機内のエチオピア語のアナウンスが長いわりに、英語は乗り継ぎや手続については情報がなく、仁川では搭乗口についても乗客呼び出し以外アナウンスがなくて、混雑していました。

アディスアベバでは搭乗30分前になって搭乗口が変更されましたが、おいしいエチオピアコーヒーがあるとのことで行ったのがKALDIコーヒー。日本でいつも買物をしているカルディがどういう関係なのか、と高久さんが調べてくれたのが、コーヒーの苗木を発見したのがKALDIという名前のエチオピアの山羊飼いのおじさんだということ。後藤さんから「コーヒールンバ」の歌詞そのものだと指摘され、二人の若者はメロディーは覚えていてもどんな歌かは分からなかったようですが、後藤さんが歌詞まで覚えて歌えるという世代の違いは面白かったです。そして、コーヒーは確かに、おいしかったです。

ビクトリアフォールズでは入国審査の手前で、ラムサールや他の会議に参加する人たちを集める人が通路を塞いで動きません。審査窓口も、係員の列が団子になり、本当に並んでいるのかと思うほどで、手荷物は全てキャリアから降ろして並べてありましたが、その後の再度の荷物検査もカオスでした。ただ、おかげで、これまで一緒に仕事をしてきた何人かの人たちと会って話すことができました。ドバイのラムサールCOP13で、ユースの代表たちが締約国に、ユースの意見・存在を生かしてくださいとの閉会式で訴え各国の拍手を受けて、ユースの決議のきっかけとなったステートメントを指導してくれたドゥニ・ランダンベールもその一人です。

空港からはロッジの「経営者=おかみさん」メイヴィスの運転で、市の中心街と「大きな木」(1000年以上の巨大なバオバブの木)などを案内してもらいながらロッジまで迎えてもらいました。ヴィクトリアフォールズはザンビアとの国境にある滝の観光が中心産業の人口3.3万人の市です。ラムサールCOP15の開催を自然体で歓迎していることが、空港から宿所までの道路脇に、次々と市長の写真付の看板に出会うことからも分かります。なかには企業の宣伝のための幅10メートルぐらいの大きな木の看板の一面であったり、旗であったりなど、主要道路・繁華街など至る所に見られます。

会場にはまだ行ってませんが、これからはじまる雰囲気が盛り上がっている感じもします。昼間は良いのだけれども夜になると野生のゾウやサイ・カバなどに遭遇することになるので決して出歩かないように、蚊に刺されないようになどの注意を受けました。ロッジは朝食だけの予約ですが、「市内のレストランを予約してもよいけど、私が作ってあげることもできるよ」とおっしゃるので、今日はごちそうになることにしました。鳥・豚・牛・ソーセージがメインのとても豪華な食事をいただききました。高級ホテルとはいきませんが、自然に囲まれた、温かい心のスタッフのサービス付で、11日間快適な生活を送ることができそうです。

私の最初のラムサールCOPは、1996年オーストラリア・ブリズベンのCOP5。日本からのNGOは我々(日本湿地ネットワーク)だけでなく、WWFジャパンも日本野鳥の会も来ていましたが、それらの大きなNGOは今回は不参加。これまでの10回で、COPのことはいろいろと分かってはいますが、何しろこれまでにないことがいろいろ起きるのがラムサールのCOPです。緊張せずに楽しみつつ、いろいろな人たちに日本の湿地についてのことを伝えていければと思っています。(柏木実)


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