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子どもの不登校に悩む親に、無料LINE相談で子育てのヒントと安心を届けます。

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NPO キーデザイン

子どもの不登校に悩む親に、無料LINE相談で子育てのヒントと安心を届けます。 Image

土橋優平/不登校の子ども家族に寄り添う

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ページをご覧いただき、ありがとうございます。NPO法人キーデザイン代表の土橋優平(どばしゆうへい)です。

大学時代に大勢の大切な人から「死にたい」の声を多く聞き、この社会にある生きづらさを解消するために何かしたいと、大学を中退し、2016年11月にキーデザインを設立しました。

現在は不登校の小中高校生を対象とした居場所支援(フリースクール、ホームスクールなど)や保護者向けの相談支援などをしています。年間1000家庭以上の支援に入り、個別支援だけでなく、制度改革・意識改革のために、教育委員会との交渉や、医師会との連携など、多様な団体・組織との連携を図っています。

事業の1つに、不登校の子を持つ保護者向けの無料LINE相談窓口「お母さんのほけんしつ」があります。2020年5月からスタート、し、2025年9月現在、全国から5,100名を超える登録があり、日々ご相談に乗らせていただいています。

これまでも「お母さんのほけんしつ」を安定的に運営するためにクラウドファンディングに挑戦し、多くのご支援をいただきました。ご支援いただいたみなさまに改めて感謝申し上げます。

ご支援のおかげで運営継続でき、相談対応の質も向上することができました。

ただしクラウドファンディングは単発でのご支援のため、ご支援いただいた期間を終えると、継続が難しくなります。そのため、継続運営をしていくために今回マンスリーサポーターを募集する運びとなりました。

これまで様々な悩みや葛藤に出会ってきました。子どもの安心のためには、まず保護者のみなさんの思いに伴走することが大切だと改めて感じており、この「お母さんのほけんしつ」を皆さまからのご支援で運営することにも大きな意義があると思っています。

ご支援で運営すること、またそれを相談者にも見える形で示すことで、孤立している子どもと保護者が「世の中にはこれだけ応援してくれる人がいるんだ」「私はひとりじゃない」と感じ、家族も少しずつひらけていくと信じています。

私たちのミッション(役割)は「家族をひらき、子育てに伴走する」です。家族の問題を家族だけで抱えず、子育てを社会全体で行なっていくこと。困りごとがあれば外に頼ることで、人との関わりの中で解決まで導く、そんな社会を目指しています。

一人ひとりの子育てを、社会全体で担っていく文化を創り出していくために。

ご支援をよろしくお願いいたします。

Story

子ども達の安心をつくるためには、家族との連携が必須です。

教育支援センター、民間フリースクール・相談窓口などの継続性の比較的高い支援を受けている不登校の小中学生は、日本全体の23.2%にとどまります。※

つまり、この2つにあてはまらない約77%の小中学生は、病院やカウンセリングなど一時的な支援を受けるのみ、もしくは支援をまともに受けられていないというのが現状なのです。

https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf:文部科学省 令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

(参照元:https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf)


これを受け、2021年5月に不登校の小中学生の保護者を対象とした独自のアンケートを行ったところ、計138名より回答を得られ、『フリースクール等民間施設を利用していない』と回答した方に、利用しない理由を聞くと、半分近い方が「本人が外出や人と会うことを不安がっている」と回答しました。

不登校にはさまざまな要因がありますが、学校内の特に人間関係で辛い経験をした子どもにとって、人と会う・外に出ることは過去の体験を思い起こさせることにつながる可能性が高く、恐怖に近い感情すら出てくるのです。

(NPO法人キーデザイン独自の調査結果)


日々の相談支援やこうしたアンケート調査の中でもう1つ気づいたことがあります。

子どもの不登校をきっかけに休職、退職をする保護者がとても多いことです。

「不登校離職」という新たな社会課題の発見

「介護離職」

この語句を聞くと誰しも想像できると思います。高齢になった親の介護によって離職せざるを得ない状況に追い込まれている方が大勢いらっしゃいます。ある調査によると5、6名に1人いるとも言われています。

「不登校離職」は、その子ども版です。子どもが不登校になることで、ケアに集中しなければいけなくなったり、職場で働きづらさが生まれたりし、離職に追い込まれるということが実は多く起きています。

2024年2月に独自にアンケート調査を行なったところ、6人に1人の保護者が退職をしているということが判明したのです。(有効回答数:376名 ※LINE相談窓口の登録者より回答)

その調査結果は、「ABEMAニュース」や「Yahoo!ニュース」でも取り上げられました。

先にお伝えした介護離職は2023年10月から1年間で全国で10.6万人と言われています。(国の調査)

なんと「不登校離職」を全国の不登校・長期欠席の子どもたちに合わせて計算をすると、10.5万人となります。もう決して見逃してよい数ではないのです。この不登校増が止まらない今、すぐ目の前に介護離職を超える大きな社会課題となる可能性を秘めているのです。


どんなに小さな悩み事でも、一緒に考えていきたい。

保護者によりそうLINE相談「お母さんのほけんしつ」

子ども達は不登校になると気持ちが不安定になり、1日経つと、昨日よりまた苦しくなっていることもあります。


「どうして自分は他の子と同じように学校に行けないんだろう」

「どうせ私はいなくてもいい存在なんだ」

「私は親にも周りにも迷惑ばかりかけている。私なんて…」

学校に行かなくなると、子どもたちの中にはそんな思いが生まれてくることがあります。


そんな思いに駆られた子どもたちは朝起きるのが遅くなり、ご飯を食べなくなったり、家族と会話しなくなったり。「死にたい」と発言する子もいれば、家の中で暴言暴力が出る子もいます。中には自傷行為に至る子も。 

身近にいる保護者もまた同じく、不安が増していくのは想像に易いでしょう。

私たちは保護者からのSOSをキャッチするLINE相談「お母さんのほけんしつ」を現在相談員12名で運営しています。


お子さんのことだけでなく、保護者ご自身の悩みや葛藤などについて個別に、丁寧に聴かせていただきます。相談を受けながら、保護者が余裕を持つための生活スタイルを一緒に考えたり、子どもが安心して過ごせる居場所を見つけるための手段を一緒に探したりすることもあります。

ほけんしつでは全国から相談を受けており、現在は「栃木県内:県外=2:8」と他県からの相談のほうが多いです。保護者のメンタルケアだけでなく、子育てのヒントをお伝えすることや、場合によってはお住まいの近隣のフリースクールや行政窓口などに問い合わせ、支援窓口をつなぐこともあります。


お母さんのほけんしつの現状

登録者数:5,131名

利用者数:常時40名ほど

運営体制:相談員12名(フリースクール・家庭教師等運営者や、過去に子どもの不登校を経験したお母さんなど)

その他:

・LINE送信は24時間いつでもOK(返信は遅くとも数日以内)

・女性の利用者が全体の9割以上

・支援チームには公認心理師、社会福祉士、作業療法士などの有資格者もおり、相談員への研修やサポートがある

・毎週ケース会議を行い、相談に関する質を高める工夫を行っています

※2025年9月1日時点


マンスリーサポーターを集める理由

2024年度のクラウドファンディングでは、409名の方から合計4,247,000円のご支援をいただくことができました。皆さまのご支援のおかげで、2024年3月時点で3,722名(前年比151%)の登録があり、計3,984通のチャットが生まれました。

今では登録者5,100名を超えています。保健室のようにお母さんがふらっと寄れる場所であり、いつ来ても悩めるお母さんに寄り添う相談員がいる、安心できる居場所に近づきつつあるのではないかと思っています。

相談をした保護者からの感想

▼相談対象の子どものこと以外にも、環境的なこと、兄弟関係、家族関係、夫婦関係、関係機関に至るまで、話を聞いていただいています。言える場所、吐き出せる場所がうまく見つからず悶々としていた時に、全ての内容を話せる場所はなかなかありません。また、相談者の立場に寄り添っていただきながらも、違った角度から見た考え方のポイントを教えていただくこともありました。苦しい中にも、お母さんの保健室に救われる思いを何度もしています。心のこもった返信をいただき何とか親子で前に進んでいます。(40代女性・群馬県)

▼とても丁寧な返信がきて、ありがたくて元気がでました。感謝しています。まずは、母自信がほーっとすること、しなきゃという思考を手放すこと、しっかり内容を読んでいただいているのだとわかり救われました。(50代女性・北海道)

▼息子は学校に行く時期もありますが、突然いかなくなったりを繰り返し、5年です。沢山の相談場所に行きました。相談に行っても、責められることもあり、なんでこんな思いをしなきゃいけないのと悔し涙をながしたこともありました。お母さんのほけんしつに出会い、今まで言われたことのない、いつもお子さんのために寄り添っていただいてありがとうございます、という言葉をかけていただきました。凍りかけていた私の心をあたたかくしてくれたのを今でも覚えています。親だから頑張んなきゃと思っていても、しんどい時がある。それを真正面からいつも受け止めて、親にも寄り添ってくれる場所。お母さんのほけんしつは、私にとってなくてはならない場所です。いつも本当にありがとうございます。(40代女性・埼玉県)

▼子ども2人のことで、何度も相談させていただきました。LINEで相談できるので、夜や休日など誰にも相談できずに苦しくなってしまった時は特にありがたいです。相談できる!と思えることがまず1番心強いです。それに、スマホでぽちぽち文字を打ちながら、気持ちを落ち着かせることもできます。返信までは数日かかることもありますが、内容は丁寧で、とにかく温かさが伝わり、何度も何度も読み返せます。これまでの相談内容も把握した上でアドバイスくださるので、自分では気づかなかった変化も教えてくださり励みになります。『私は1人じゃない』って思えることがまた相談したいって思う大きな理由かもしれません。スタッフのみなさん、ありがとうございます。(40代女性・栃木県)

民間NPOがこの取り組みをする意味

教育委員会で運営する不登校対応の相談窓口(教育センターなど)は、相談しようと問い合わせをしても1、2ヶ月先の予約になることが実はよくあります。目の前で子どもが癇癪を起こしている、日常的に泣き出す機会が増えた、そんな状況であっても1、2ヶ月先になるんです。

子どもが学校に行かなくなると、家でなにかあった時に対応するため、保護者は仕事に遅刻したり早退をするなど、勤務に集中できず、十分に家計を支えることが難しくなることもあります。「子どもが朝泣き叫んでいるのをそのまま1人で置いていけない」「心が不安定な子どものために親の私が一緒にいてあげなければ」といった気持ちが生まれるのです。

ただし、子どもと一緒に過ごすことにしたからといって解決策がすぐに見つかるわけではありません。むしろ親は社会とのつながりを断たれ、1日中ずっと元気のない子どもと顔を合わせることで親自身の心に余裕がなくなっていきます。すると、親子間でお互いに暴言暴力が発生するようになるといった事態が起こるようにもなります。 

また、フリースクールや塾などの利用料、病院やカウンセリングなどの費用、日々の昼食代、といった負担などが増えるため、家計が苦しくなっていくことで、有料の相談へはさらに遠のいてしまうのです。(※アンケート結果を書き加える)

そのような状況で、外部に相談するということに抵抗が強く生まれるため、私たちは無料で、いつでも送ることのできるこのLINE相談窓口を運営しています。今も、これからも、無料で相談に対応し続けたいと考えています。

皆様からのご支援でできること

私たちは今後も、相談料は受け取らず「お母さんのほけんしつ」の運営を安定的に行うために、今回マンスリーファンディングにてご支援を募っていくことに決めました。 

これまで、民間団体からの助成金をいただくなどで運営を行えたこともありましたが、来年度以降の助成金・補助金等の見通しが立っておらず、運営の継続ができるかどうか、厳しい状況です。

今回いただくご支援で、1年間の相談支援員の人件費(相談対応、研修含む)をまかなうことができます。場合によっては人員を増員することもでき、現在お返事を数日お待たせすることも増えてしまっているのですが、よりスピード感を持った支援が可能になります。

GW、夏休みなど長期休暇明けに子どもたちの不登校は増えるので、時期によってかかる人件費は異なりますが、平均して毎月15〜25万円ほどかかっています。今現在、110名の方から月々約14万円のご支援をいただき運営ができています。今後、積極的にSNSで広報することで登録者を1人でも増やしたり、相談支援員を増やすことで1分1秒でも早く返信を早くしたりすることを目指し、月々30万円を目標にしたいと考えています。

今回はそうした背景から、現在の110名に50名を加え、160名を目標といたします。1人でも多くのサポーターが集まることを心から祈っています。


プロジェクトの展望・ビジョン

自分の生活を投げうってでも子どものために一生懸命になる親。でもその親を支える人は?疲れた時に、迷った時にSOSを出せる場所は? 

親御さんを支えることが、子どもの支えにつながり、それは親子の関係性をやわらげ、子どもの心に安心を育むのです。


親御さんの「子どもに学校に行ってほしい」の言葉の奥には「子どもに幸せになってほしい」という気持ちがあります。学校に行くことだけが幸せにつながる道ではありません。でも、情報がたくさんあるからこそ、通学以外のいい選択肢を見つけることに苦労する今の時代、親だけが子どもの未来を考えるのではなく、親の隣で一緒に子育てを考え、伴走する”誰か”が必要です。

「不登校なのが信じられないくらい元気で、一緒に楽しく過ごせました」

「初対面なのに、子どもたちにこんなに受け入れてもらえて本当に嬉しかった」

「最初に緊張して入ったのがウソのようです。子ども達に癒されました」

不登校というレッテルを貼らないこと。

子ども達の学び場は学校だけではないこと。

すべての子どもに可能性と未来があるということ。

そしてそれを守るのは、私たち大人の役割です。子どもが変わるのではなく、大人が変わっていかなければいけません。親だけに責任を押し付けず、地域社会で、日本社会全体で子どもたち一人ひとりの成長を見守っていく、そんな社会を目指しています。


こうしたことを理解し、一緒に関わってくださるスタッフや応援者のみなさんの存在のおかげで、子ども達そしてその親御さんと一緒に笑うことができています。

みなさんもぜひ、マンスリーサポーターという形で子ども達の笑顔を守る仲間になっていただけませんか?


最後に代表土橋がどんな思いを持ってこの取り組みをしているのか、知っていただくためにnoteを共有させてください。

私はたまたま不登校にならなかった。「よくがんばったね」と子ども達に伝え続けたい。

https://note.com/yuhei0723/n/n6e72c0345600?sub_rt=share_sb

あなたとの時間が最後だとわかっていたら(自死で子どもを亡くした保護者から、不登校の子の保護者へメッセージ)

https://note.com/yuhei0723/n/n9b0135aebb0e

もう、不登校の保護者の不安を煽るのはやめてほしい。

https://note.com/yuhei0723/n/need05538de97

不登校離職という社会課題。私たちNPOが、無料でLINE相談をする理由。

https://note.com/yuhei0723/n/n88eb62ae92fa

〒3210932

栃木県宇都宮市平松本町1201-15

080-1853-6296

https://npo-keydesign.org

Representative:土橋優平

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