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北総地域で唯一の民設民営のユースセンターの存続を!

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General Association 子どものみらい開墾社

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一般社団法人子どものみらい開墾社

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3年間の助成期間が間もなく終了。いまこそ「地域の力」で子どもの居場所を残したい。

子どもたちの声から読みたい方はこちら「3.」までスクロールしてください。

1.中高生の居場所『ナッツアップ?』の誕生

2023年4月。一般社団法人子どものみらい開墾社(以下、開墾社)の前身である任意団体in86s(いんぱるす)は八街市中高生の居場所『ナッツアップ?』の運営をスタートさせました。千葉県八街市は、開墾社の代表理事・太田が社会人になるまで育った地域であり、その地に住む子どもたちへ恩送りをしたいという想いが原点でした。


『ナッツアップ?』は総武本線・八街駅の南口を出て5分ほどの場所にあります。徒歩圏内には八街中学校および八街中央中学校、春の甲子園に出場した千葉黎明高校があり、放課後は近隣に住む中学生や学校終わりの高校生でにぎわっています。


不確実な時代を生きる私たち

いまの社会は「将来を予測するのが困難な時代」と言われています。変動が激しく、少し先の未来がどうなるのかを誰も予想できません。多様化が進み、何が正しいのかもわからない曖昧な時代を私たち大人は苦労しながら生きています。大人に余裕がなくなれば、そのしわ寄せは子どもたちにおよびます。その結果が子どもの貧困、家庭内暴力(DV)、子どもの自殺、不登校など子どもを取り巻くさまざまな問題・課題につながっていると思えてなりません。

子どもの課題は、親の問題なのか?

決してそうではありません。昨今、少子高齢化などの時代の変化に伴い『地域力』が低下しているといわれており、これが原因だと思っています。子育てはとても大変な仕事で決して両親だけで担えるものではありませんし、ましてやきょうだいの数が多かったり、仕事をしていたり、シングルマザー(ファザー)だったりする場合はなおさらです。”地域が地域の子どもを育てる”という意識を持って、『総力戦』で子どもを育もうとする意識を本気で持たなければ、未来を担う子どもが減っているこの時代において「地域」ひいては「日本」の未来はないでしょう。


2.『ナッツアップ?』の挑戦

中高生の居場所『ナッツアップ?』は、認定NPO法人カタリバが実施するユースセンター起業塾の助成を受けて開設・運営をしてきました。この助成期間中は、八街市においてユースセンター(子どもの居場所)が求められているか、どのようなサービスが求められているかをはかる実験期間でした。フリースペース(居場所)を開放し、軽食や夕食提供(子ども食堂)を行い、中学生によるまちづくりプロジェクト伴走(詳しくは「八街推し活クラブ」で検索)を開始し、不登校・行き渋りのお子さんを持つ親cafe(親の会)の主催をしたりなどさまざまな活動を行いました。スタッフの数も代表理事一人きりから始めていまは5名に増え、地域での協力者も拡がりました。また、中高生の延べ利用者数は昨年度は初年度の約3倍、3年目の今年は8月までで昨年1年間ののべ利用者数をすでに上回っています。このことからもユースセンターが中高生たちに求められていることがわかります。

また、ナッツアップ?は当初「八街市」中高生の居場所と名乗っていましたが最近は「八街市」を取っています。この背景には、近隣の佐倉市、四街道市、千葉市、富里市、山武市、旭市、銚子市など八街市外からも利用する中高生がいることにあります。ユースセンターは八街市の中高生だけでなく、どこの地域においても必要です。しかし北総地域においては『ナッツアップ?』が唯一です。このことからも北総地域における『ファーストペンギン』でありたいと思っています。

そんな中、ユースセンター起業塾による団体への助成期間が今年度で終わります。これからは本当の意味で「地域の力」で子どもたちの居場所を維持継続しなければなりません。そのためには地域の資源である「ひと」「もの」「かね」のすべてが必要です。さしあたって、ここでは「かね」の募集をします。

皆様からいただいた寄付金は、主にスタッフの人件費・光熱水費・消耗品や子どもたちの活動費(イベントに費用な食材や資材等)に充てられます。現在の試算では、現状に近い(同等ではありません)運営を維持するためには最低でも300万円が必要です。マンスリー寄付は毎月300円から可能です。コーヒー1杯分の寄付を毎月子どもたちのために使わせていただけませんでしょうか。

(補足)このマンスリー寄付以外に自主事業や助成金申請などを行って来年度以降の運営資金の獲得を目指します。


3.居場所の継続をのぞむ子どもたちの声(アドボカシー)

ニックネーム(年齢(学年)/ナッツアップ?利用歴)

すずはらさん(中学3年生/約1年半)


  • どのくらいの頻度で利用していますか?

ほぼ毎日

  • 何をして過ごしていますか?

自習をしたり、友達とゲームをしたりしています。

  • ナッツアップ?での思い出は何ですか?

市原市でのイベントだったりやちまたふくしフェスタだったりナッツアップ?の館外でのイベントに参加したこと。あと、初めて来たときに知らない高校生に髪の毛をセットしてもらったことです。流しそうめんを竹を切るところかから自分でやったのも思い出です。

  • ナッツアップ?の良いところは何ですか?

いろんな人がいて、自分の好きなことができるところ。

  • ナッツアップ?で続けてほしいことは何ですか?

流しそうめんは代々続けてほしい。みんなで協力して一つのことをやるというのがいいし、みんなで一緒に流しそうめんを食べられるのも一つの思い出になるから。

  • 新しくやってほしいことはありますか?

分野に特化した人と交流する機会がほしいです。YouTuberとか。

  • ナッツアップ?を継続させたい理由を教えてください。

1年半前にここにきて、人にどう接するかがわかりました。いろんな人に出会ったりイベントに参加したりしてとてもいい思い出ができているから恩返しがしたいし、いろんな人を巻き込んでナッツアップ?に興味をもってほしいというのが存続してほしい理由です。


電車好き1号さん(中学2年生/約2年)


  • どのくらいの頻度で利用していますか?

ほぼ毎日

  • 何をして過ごしていますか?

友達と過ごしたり、遊んだり、べちゃくちゃしゃべったり笑ったりしています。卓球もしてる。

  • ナッツアップ?での思い出は何ですか?

自分で企画してホットケーキイベントをやったこと。友達と遊んでいてズッコケたことも。

  • ナッツアップ?で続けてほしいことは何ですか?

みんなでご飯をつくったり、食べたりするイベント。(隣の)カフェの人がつくってくれたご飯をたべること。

  • 新しくやってほしいことはありますか?

来ていい世代を増やしてほしい。中1~25歳までとか。その人たちとも仲良くしたいし、自分が高校を卒業してからも来たいし、もう少しで高校を卒業する友達がナッツアップ?に来られなくなったらちょっと悲しいので。あと、やっている時間を21時半くらいまでにしたりやる曜日を増やしてほしい。土日とかは朝9時とかからやってほしい。

  • ナッツアップ?を継続させたい理由を教えてください。

楽しいから。児童館は小さい子用でゲームもできないし、ここは快適で利用時間も長いから。料理ができたり、卓球がやりたいだけできたりして、ルールを守ったうえで自由なのがいい。イベントがあるところもいい。あと、受付がなくて無料で入れるのも気楽。


まさん(中学2年生/約2年)


  • どのくらいの頻度で利用していますか?

今年からはほとんど来ています。夏休みとか用事があるときは夕方だけ来たり…

  • 何をして過ごしていますか?

スタッフと話す。企画があった時は参加したり、自分がやったり。今年は3回ぐらいやりました。

  • ナッツアップ?での思い出は何ですか?

最初に来た時に高校生とカレーを作ったこと。八街や榎戸でやったお祭りにお手伝いで出たこと。小さい子たちに接客したのが思い出です。いままでにボランティアでやってきたことを活かせたから。

  • ナッツアップ?で続けてほしいことは何ですか?

祭りみたいな大きなイベントの手伝いを続けたい。あと八街推し活クラブの活動。

  • 新しくやってほしいことはありますか?

部屋を拡張してほしい。特に自習室が狭い。イベントの打ち合わせを自習室でやったときに狭かった。

  • ナッツアップ?を継続させたい理由を教えてください。

居心地がいいから。高校生とか初めて会った知らない人と話せる機会があるから。


子どもたちの声はどんどん増えていく予定です。今後の更新をお楽しみに。


4.中学生1107名に聞いた 『理想の放課後2024』アンケート調査からわかること

ただいま準備中です。少々お待ちください。


5.応援メッセージ

ただいま準備中です。少々お待ちください。


6.数字からみるナッツアップ?

「286」

ナッツアップ?が2023年4月6日(木)から開館した累積日数です。2024年11月からは週2日開館から週3日開館に増えています。増えた1日を何曜日開館するかについては、約1か月かけて利用者の中高生を中心にアンケート調査をして「月曜日」に定めました。


「2824」

いままでにナッツアップ?を利用したのべ人数です。このうち約6割が中学生、約3割が高校生、残りの1割が小学生や19歳以上です。


「700」

2024年度からスタートさせた『ヘルシーなおやつプロジェクト』で提供した手づくりおにぎりの個数です。ナッツアップ?のお隣にあるコミュニティカフェ・キッチンまめさんが週替わりの野菜スープとともに作ってくださっています。以前はスナック菓子などで空腹を満たしていた子どもたちが、セルフサービス(無料)のおにぎりとスープでおなかもココロも満たしています。


「8」

利用者からの相談を受け、関係機関と連携したり相談をした件数です。家族からDVを受けており保護を受けたい、家出をして行く当てがない、進学をしたいが経済的な不安があるなどです。相談を受ける件数は日々増えています。


「5966671」

ナッツアップ?を運営する一般社団法人子どものみらい開墾社の第1期(至2025年3月31日)の損益計算書の合計額です。このうち約97%は助成金を活用して運営していました。昨年は約145万円が余って2025年度に引き継いでいます。残りの約85%が役員報酬や給与手当、外注費、法定福利費、法定福利費、通勤費などスタッフにかかる費用です。その他は、ユースセンターを開放する際に必ずかかる水道光熱費や消耗品費(子どもたちのイベントに必要な物品購入等を含む)、施設のパンフレットやチラシの印刷等にかかる広告宣伝費などがあります。詳細は決算・事業報告(下記リンク先参照)をご覧ください。

決算・事業報告


7.スタッフからのメッセージ

代表理事・太田蒔子(おおたまきこ)


私は大学を卒業するまで八街市で育ちました。小学生のころはませた子どもで、日本にはセーフティネットがきちんとあって「人生どん底には落ち切らない。」というニュアンスのことを感じていました。でも中学生になるともう少し世界が見えてきて、そうではないかもしれないと思うようになりました。特にクラスメイトが「経済的な理由で高校進学をあきらめる。」と涙を流しながら話しているのを偶然目の当たりにしたとき、大人(社会)は私たち子どもを救ってくれないんだ、と思いました。(高校進学ができない=人生どん底 ではもちろんないですが、中学生の時はそう感じました。)しかし、大人になったいま分かるのは、日本のセーフティネットは完全ではないかもしれないが「ある」ということです。それよりも重要なのは、なにか困ったことが起こった時にすでに頼りになる大人に出会えているということです。言い換えれば、”社会資源”といくつ繋がっているかということです。そのように考えると、ナッツアップ?という場所は中高生たちが「地域」とつながる”入り口”であり、ナッツアップ?での活動は「地域」との”橋渡し”という位置づけになります。開館して2年半、さまざまな子どもと出会い、多様な現実に直面しました。それは思春期らしい愛おしいものから胸が締め付けられるものまでです。そしてそれは現在進行形です。ナッツアップ?を利用する子どもたちがいる限りこの場所は開き続けている使命があると思いますので、どうかこの活動を続けるための力を貸してください。


設立時社員・大塚実季雄(おおつかみきお)

ナッツアップ?に対して大塚の考えです。

  • スタッフとして

3つの「つ」に努めたい。

①つなぐ…その子にとっての想いを形にできるように人や関係機関に繋げる。

②つづける…行事を継続する中で子どもの意識を高める。

③つどう…活動を通して個の能力や集団力の向上を図る。


  • 子供たちに対して

3つの「や」を養いたい。

①やりたいこと…夢・希望・願いの想いを言葉にできるようにし自己決定力を育てたい。

②やるべきこと…人としての役割を自覚させることで自己存在感を育てたい。

③やれること…自分の資質能力を知り、今踏み出せることを自覚させて自己理解を育てたい。


この三つの「つ」と「や」を元に、多彩な色を持っている子供たちに対応できる「艶(つや)」のあるナッツアップ?にしたいと思います。




8.広報・メディア掲載情報等

公式ホームページ

公式HP


SNS

instagram

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その他、メディア掲載情報

協働のまちづくりPiTニュースレターVol.9 発行:八街市市民協働推進課

PiT


クロスロード2024年度OV(OB・OG向け)別冊 発行:独立行政法人国際協力機構

JICA


こどもまんなかアクションの紹介 運営:子ども家庭庁

ただいま準備中です。少々お待ちください。

〒2891115

千葉県八街市八街ほ240-32Nuts Up?内

https://youth-chiba.org/

Representative:太田蒔子

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