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⭐️イラクの平和構築を次のレベルへ!⭐️ピースセルサポーター100名キャンペーン!

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一般社団法人ピースセルプロジェクト

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ガザ、イスラエル、イラン...。テレビをつけると、緊迫する世界情勢、犠牲者のニュースが毎日のように飛び込んできます。

それを目にすると、世界はもう手当のしようがないほど、暴力にあふれているように見えるかもしれません。

しかし私たちは、報復の連鎖を「対話」で断ち切ることができると信じています。

暴力ではなく、対話を選ぶ人々「平和細胞(ピースセル)」たちが、紛争地に、日本に、少しずつ増えていくこと。それが今、世界を平和にする手段だと私たちは考えています。

戦争や暴力ではなく、「想像力と共感力の力」で足元から平和を育んでいく存在。

そんな人たちを増やし、つないでいく活動を続けています。

あなたも一人の「ピースセル」に、平和を支えるサポーターになっていただけませんか。力を貸してください。

Story

はじめに

「復讐されるから村には帰れない」

少年院でリハビリを受けている元IS子ども兵の青少年。

彼らの親族は、周囲から村八分にされることを恐れ、収容中・出所後ともに子どもたちとの関係を断った。夫や息子が武装勢力に加担した女性たちは、身の上がわからないよう、ひっそりと暮らしている。彼らを受け入れる市民も並々ならぬ過去を抱えている。ある少女は、ISの集団処刑が行われた工場跡で、父親の亡骸の腕の中で発見された。イラクの人々の間に遺された分断の複雑さとその根深さ。長期戦の後の解放感に浸る人々の笑顔の向こうに、次の紛争の影が見え隠れしていた。

このまま分断を放置すれば次の紛争は間違いなくやってくる。

武力ではなく対話を。

これを読んでいる皆様には、平和細胞を拡散する仲間になっていただきたいのです。


これまでの歩み

「報復の連鎖」とも言える戦争の歴史を持つ、イラク。

PCP代表の髙遠はイラク戦争直後から水や食料、生活必需品や住居の提供、医療ミッションなど、現地の人々にとって必要な、様々な人道支援活動を行ってきました。

それらが実を結ぶかに見え始めた2013年末頃から、IS(=イスラム国)が台頭。イラクの中で燻ってきた紛争の火種が、大きな戦争へとつながってしまったのです。2017年、ISとの終戦宣言はなされましたが、あまりにも多くの市民の命が奪われました。その遺恨は、また次の紛争の火種となり、憎しみは世代を超えて受け継がれていきます。

*ISとの戦闘で破壊されたモスル郊外の教会(2025年)


それでも対話を諦めない

根深い分断の世界では対話を始めることさえ難しい。

私たちは「絵本と演劇」に希望を見出し、分断を超えるために活動をしてきました。

絵本は異なる背景を持つ人々を想像する対話の素地を作り、演劇は相手の視点に立って世界を見る力を養うと信じています。


*相手の背景を考える「想像力」、絶対に許せない相手の視点に立とうとする「エンパシー」が深い対話には必要です


紛争予防を次のレベルへ

これまで私たちは、避難民を多く受け入れてきたイラク・ドホークに、学校図書室を4つ建設し、普段絵本に触れる機会のない子どもたちに絵本や絵本を使ったワークショップに触れることができる環境を提供してきました。

*絵本文化がほとんどないイラクにて、公立学校に学校図書室を新設する

加えて、ドホーク大学と連携し、演劇を使った深い対話を促進するワークショップ(紛争予防ワークショップ)を専門家と共に提供してきました。現在は、ワークショップを牽引できる人材を現地から育成するために、大学内のカリキュラム改善・資格化にとりくんでいます。

*現地ドホーク大学で紛争予防ワークショップのカリキュラム作成に取り組む

私たちは、これまで培ってきた知見を活かし、かつての戦争の最前線へ活動を広げていきます。


当事者たちの分断を繕う

2014年、イラク第2の都市モスルとその周辺地域を、武装勢力が制圧。

彼らは異教徒の集団処刑を繰り返す傍ら、モスルの貧困や経済格差を背景に、子どもたちのリクルートを進めました。2017年7月、9ヶ月間にわたる激しい戦闘の末、1万人以上の住民を犠牲にしモスルは奪還されました。

*市街地のいたる所に生々しく残る弾痕

*武装勢力との戦闘で破壊された住宅街に描かれた女の子の絵。建物内には子どもの靴や洋服が散乱していた。

相手の背景を想像したくない、理解なんてできると思えない。

そんな深い分断を抱える人たち同士の間にある分断を繕うことができるよう、より一層活動を加速させていきます。


地域コミュニティの多様な人々を包摂する

分断を繕う第一歩は、「多様な人々を包摂する場所づくり」です。コミュニティの多様な人たちが、まずは顔を合わせ、お互いに声を掛け合う場所が必要なのです。

また、かつての激戦地モスルの失業率は非常に高い現状があります。(2021年調査では30%以上: ILOレポート)

これらを加味し、コミュニティの誰もがスキルを身につけ、お互いに助け合うことができる職業訓練施設を新設する予定です。

*少年に機織りを教える地元の男性

*モスルで機織りされたラグマットは、日本でも販売されている


まず、コミュニティの青少年や女性たちへの職業訓練を行い、

よりニーズの大きい、身寄りのない子どもたちや戦争被害者の女性たちが経済的・精神的に安定した生活が送れるよう、心理社会支援と職業訓練に取り組みます。これらを土台に、これまで培ってきた紛争予防ワークショップの知見を活かし、地域にある分断に取り組んでまいります。


「暗闇の中で光をみつけた」戦争被害者の女性

配偶者や兄弟が武装勢力に入った、もしくはその疑いを持たれ、地域社会で安心して暮らせない女性たちがたくさんいます。私たちは、そういった戦争被害者の女性たちを対象にした職業訓練を開始しています。

ある女性は、兄弟が武装勢力に入ってしまい、家族ごと「元武装勢力」の烙印を押されてしまいました。彼女の兄弟は戦場で亡くなりました。絶望の中、彼女はレジンワークに出会います。自らが夢中になれること、得意なことを見つけることができたのです。

「暗闇の中で光をみつけた」と、彼女は語ります。

今では、同じ境遇の女性にレジンワークを教える先生となり、家計を支えています。

*彼女の制作したレジングッズは日本で販売をしています


青少年への心理社会支援

甘い言葉で大人に騙され、武装勢力に入ってしまった子どもたち。

7-8年の刑期を終えた彼らの出所が近年進んでいます。大きな問題は、社会の中に彼らを包摂する受け皿がないこと。家族や社会とのつながりがないまま、更生施設の中で育った彼らはいきなり社会に出されてしまうのです。

PCPは彼らが社会に暮らす人々と健康的な繋がりを作ることができるよう、社会心理支援を更生施設内で開始しました。悪夢や不眠などの戦争トラウマの症状を抱えるケースが多い彼ら。音楽やハンドクラフトを通した内省や感情表現は、人との結びつきを作る土台となります。

スキルを身につけ、心をサポートすることにより、コミュニティの中で経済的・精神的に安定・安心した生活を送ることができるように活動を進めてまいります。

*更生施設内で床屋の職業訓練を受ける少年に散髪してもらうPCPスタッフ


第三者であることの大切さ

PCPを含む私たち日本人は、イラクで起こった戦争の直接の当事者ではありません。

しかし、だからこそできることがあると信じています。

当事者同士では同じテーブルにつくことさえ難しい状況でも、第三者が間に入ることで会話の糸口を作ることはできます。

そしてこの活動は、イラクで長年訪れることのなかった「平時」にしかできません

遺恨残る過去を乗り越え、平和な未来に向けて歩みを進めるのは”今”なのです。


対話を選ぶ人々「平和細胞(ピースセル)」

暴力ではなく、対話を選ぶ人々たちが、紛争地に、日本に、少しずつ増えていくこと。それが今、世界を平和にする手段だと私たちは考えています。

これを読んでいる皆様には、平和細胞を拡散する仲間になっていただきたいのです。

ぜひ、平和への歩みを一緒に進める仲間になっていただけませんか?

https://www.peacecellproject.org/

Representative:高遠菜穂子・平丸久美子

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