“特別じゃなくて、あたりまえに” 医療的ケア児と家族が地域でほっとできる居場所を守りたい。
医療的ケアが必要な子どもたちは、日々の生活のなかで外出や交流の機会が限られがちです。
そんな子どもたちと家族が、地域の中であたりまえに「ごはんを食べて、笑って、つながる」場をつくりたい――。それが「ほっとこども食堂」です。
看護職や管理栄養士など医療福祉の専門職等がスタッフとして参加し、食事形態にも配慮したほっとこども食堂はみんなで安心して過ごせる場所です。
でも、この活動を続けていくためには、どうしても皆さまのご支援が必要です。
“誰も取り残さないこども食堂”を、地域の力で育てていきたい。
どうか、私たちの挑戦にあたたかな応援をお願いいたします。
Story
私たちは、医療的ケアが必要な子どもたちとそのご家族を対象に、安心して過ごせる“こども食堂”を運営しています。
医療的ケア児とは、たとえば人工呼吸器や胃ろうなどを使って日常的に医療的な管理を必要とする子どもたちのことです。
こうしたお子さんとご家族は、一般的なこども食堂や地域のイベントに「参加したくてもできない」ことが多くあります。
・電源や医療機器が必要
・医療的知識のあるスタッフがいないと不安
・周囲に気を使いすぎて楽しめない
そんな現実の中でも、みんなと同じように、地域の中でつながりながら生きていける社会を目指して、私たちは「ほっとこども食堂」をスタートしました。
■ 医療的ケア児にも、安心して「楽しい」「おいしい」を
ほっとこども食堂は、単なる食事提供の場ではありません。
✔ 看護職や医療福祉の専門職が運営に関わり
✔ 管理栄養士が調理を担当し安全に配慮した食事提供
✔ ご家族同士がほっと一息つける空間
を大切にしています。
前回の食堂では
🍙 おにぎりバイキング
🍗ハッシュドビーフ
🍓 デザートバイキング
みんなで「おいしいね」と笑顔になれました。
そんな声が、私たちの原動力です。
■ 助成金や寄付がなければ続けられない現実
この活動は、食材費だけでなく、医療的ケアに対応する人件費や飲み込みの悪い子どもや胃ろうからの注入食に対応するためのとろみ剤やゼリー剤など一般的なこども食堂よりも多くのコストがかかります。
このクラウドファンディングを通じて、年内に数回の開催を安定して行い、もっと多くの子どもと家族に届けたい。
またほっとこども食堂は8月で1周年を迎えます。
1周年記念として、みんなで楽しめるイベントを企画中です。
そのために、皆さまのあたたかなご支援をお願いしたいのです。
■ ご支援の使いみち
皆さまからのご支援は、以下のような目的で大切に活用させていただきます。
- 医療的ケアに対応できるスタッフ(看護職・介助者)の人件費
- 食材費、調理に必要な備品購入
- 食材を保管する冷凍庫の購入
- 運営ボランティアの交通費・保険
- 広報・申し込み対応にかかる印刷費や通信費
■ さいごに
私たちの願いは、「特別な支援をすること」ではなく、
“どんな子も、どんな家族も、当たり前に地域の中で過ごせる”そんな社会をつくる一歩です。
「ほっとこども食堂」は、そのきっかけになれると信じています。
子どもたちが、家族が、地域が、笑顔でつながる「ほっと」の輪を、ぜひあなたのご支援で広げてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。