首都ダマスカスでの日本語教室の開設・運営(無償教育支援)

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NPO 特定非営利活動(NPO)法人シリアの友ネットワーク(シリとも)

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NPO法人シリアの友ネットワーク(シリとも)

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シリアの首都ダマスカスに日本語教室を開設・運営し、シリアと日本、そして両国民の友好と親善の未来を担う「親シリア・知シリア」の次世代を育成するために、日本語や日本文化を学べる無償の教育の場を提供します。

Story

かつてシリアには、JICAの専門家、UNDOF関係者、外交官、企業関係者、学生など、多くの邦人が居住していました。日本からの資金や技術の供与も盛んに行われ、街は日本製品であふれ、シリアからも多くの若者や技術者が日本に留学していました。ダマスカス大学では文学部に日本語学科が、アレッポ大学では学術交流日本センターがそれぞれ設置され、多くの知日派・親日派が育成されてきました。

しかし、2011年にシリアで紛争が発生して以降、日本とシリアの人的交流は大きく制限されることとなりました。シリアに滞在、居住、留学していた日本人のほとんどは帰国し、またシリアの人々が日本を訪れる機会も激減しました。ダマスカス大学の日本語学科も、新規学生の募集を事実上停止しています。

こうした状況が10年以上続いたことで、日本に関心を抱きながらも日本人と直接交流する機会を持たない世代が生まれてしまったことは、両国にとって、また両国の人々にとって、大きな損失です。

2024年12月の体制転換を受けて、シリアと日本の関係には徐々に回復の兆しが見られます。日本政府も、これまでシリアに対して科してきた経済制裁の一部を緩和し、復興支援に対する意志を示しています。しかし、かつてのような親密な関係を取り戻すには、依然として多くの課題が残されています。その一方で、関係が本格的に再開するその時に備えて、両国の架け橋となる新しい世代のシリア人を育てることは、今この瞬間にも可能です。

日本とシリアが再び深い交流を始め、両国の官民が主導して協力関係を築いていくとき、それを支える存在となる新たな知日派・親日派の若いシリア人世代を、無償による日本語教育を通じて育てていくこと――それこそが本事業の目的です。

この目的を実現するための第一歩として、私たちは首都ダマスカスに日本語教室を開設・運営し、日本に関心を抱くシリアの人々に、言語教育を通じて日本文化に触れる機会を提供していきます。

日本語教室は、1セメスターあたり週2回・全15回(各回2時間)で構成され、年間に4回の実施を予定しています。

〇教員(1名)への謝金:3,500,000SYP(58,333円)

〇教材費(15人分): 640,000SYP(10,667円)

〇事務職員(1名)への給与: 1,100,000SYP(18,333円)

〇会場使用費:3,200,000SYP(53,333円)

〇光熱費:410,000SYP(6,833円)

〇その他の諸経費:50,000SYP(833円)

合計:8,900,000SYP(148,333円) 

※為替レート:1JPY ≒ 60SYP(ウェスタンユニオン・レート、2025年6月現在)

https://sites.google.com/view/sadaqainitiative70/
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