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DV経験のある子ども達にスポーツ活動を通して「笑顔と人を信じる力」を取り戻してもらいたい!スポーツメンタリング初のマンスリーサポーター100人を募集

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「ただ寄り添うこと」の大切さを学びました

2019/12/27 21:54

「ただ寄り添うこと」の大切さを学びました Main Visual

こんにちは。先日HEROsアワードの授賞式に元メンターを代表して出席させていただきました、さやとです。

 マンスリーサポーター募集キャンペーンへのご協力をご検討いただいている皆さまに、活動についてより知っていただくため、私の体験を少しお伝えできればと思います。

 私は2期目(DV被害者支援初年度)の2015年と翌年の2年間メンターを務めさせていただきましたが、もともと学生時代にお手伝いをしていたSport For Smileが、大学院生の時にスポーツメンタリングの活動を始めたと伺い、一般のスポーツ教室にはたどり着けない子どもたちにスポーツを届けられる点に強く惹かれ、是非メンターとして参加したいと思い応募しました。

 私が担当したのは、小学6年生の男の子でした。学校の先生への不信感も強く、不登校が続いており、夜遅くまでアニメやゲームに没頭し、昼過ぎに起きるという昼夜逆転生活になっていました。

 通常、メンタリングは、メンター・メンティーのペア4組ほどが1つの会場に集合して行われますが、私の担当したメンティーは、大勢の人がいる場所へ行くこと自体まだハードルが高かったため、特別に私とメンティーだけの個別で、近所の公園などで鉄棒をしたり、自転車に乗ったり、クライミングに挑戦したりする形で実施しました。

 半年間のこの活動を通して、私がメンタリングの良さと感じた点が特に2つあります。

 <ふたりきりの特別な時間>

親や他の友達から離れ、メンターとふたりきりになれるひとときというのは、メンティーたちにとって特別な時間です。他の大人には話せないことも、少し年の離れたお兄さん・お姉さんのような存在であるメンターになら話せることもあり、ふたりの間に特別な信頼関係が生まれます

私のメンティーは、学校にはほとんど行かず、先生が訪問しても部屋から出てこないような子でしたが、私が迎えに行った時だけは、出てきてくれました。会話がはずんでいたというわけではありませんが、少しずつ心を開いてきてくれるのが感じられたのは、やりがいがありました。

<スポーツを通じて、子どもらしい表情を垣間見ることができる>

メンティーは大人や社会に対する不信感を持っていることも多いですが、メンタリングを通して彼らの子どもらしい無邪気な表情に出会えることは、私たちメンターにとっても大きな喜びでした。

「うまくシュートできた!」「速く走れた!」…スポーツは、どんなに心を閉ざしてしまった子どもたちでも、無意識に感情を引き出してくれるツールだと感じられる瞬間が度々ありました。そして、スポーツを通して、少しずつ、そして自然と、彼らの心が開かれていくのを感じました。

スポーツメンタリングの活動を通して、私は「ただ寄り添うことの大切さ」を学んだように思います。

開始当初は、私自身も「彼を○○な状態に変えさせてあげないと!」「メンタリングが終わる頃には○○○ができているようにしてあげたい!」といった変なプレッシャーを自分自身にかけていたように思います。でも、大切なのは、ただメンティーの味方になって、寄り添ってあげることだと気付いた時、私自身も何か重圧から解放されたような感覚がありました。

それからは、彼の言動や表情の些細な変化にも気づけるようになり、彼なりのステップで、少しずつ私に心を開いてくれていることを感じることができました

メンタリング最終回、今でも印象深いシーンがあります。

世の中の全てに対して無理に無関心を装っていたような彼が、「かけっこしようよ」と言わんばかりに、自ら無邪気に走り出したのです。

そんな子供にとって当たり前の光景が、より多くの子供達に届くよう、この活動をより広めていきたいと、改めて思いました。

メンターを終えてからも、スタッフとしてメンター研修含め活動に携わってきましたが、今後は、事務局で元メンター・リレーションズと運営システムを担当します。小規模かつセンシティブな環境にいる子供達との活動であるため、オープンな情報発信が難しい面もありますが、元メンターのコミュニティづくりや、寄付者向けイベント等を通して、スポーツメンタリングの活動がより多くの方に伝わるよう、頑張っていきたいと思います。


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https://mentoringjp.sport4smile.com/

Representative:梶川三枝

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