Story
NPO法人アクセプト・インターナショナルの山﨑琢磨です。
当団体の前身である「日本ソマリア青年機構」に参加してから9年が経ち、ここから10年目に入ります。さらに5月24日が28歳の誕生日ということで、バースデードネーションを立ち上げました!
バースデードネーションとは誕生日などに実施できる寄付キャンペーンで、誕生日プレゼントの代わりにご寄付をお寄せいただく仕組みです。手数料を除いた全てが団体への寄付になります。使い道は後半に記載しましたのでぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
現在の業務内容
少し前まではアフリカのケニアやソマリアでの業務に携わっておりましたが、現在は主に日本国内での広報活動や国内事業に従事しています。「広報」というと狭義ではメディア向けのPRの仕事を指すこともありますが、実態としては、
- ご寄付をすでにいただいている方
- 団体の活動を初めて知った方
- 国際問題にそもそも関心がない方
- 協働する企業や団体の皆様
など、かなり幅広い層とのやり取りがあります。つまり本質はあらゆる人やステークホルダーとの「コミュニケーション」なんじゃないかということで、部署の名前を「広報局」から「コミュニケーション局」に変更したりもしました。現在はその局長を務めています。
その中でも目立つ業務は講演やイベントでの登壇で、今年は年間100本ペースになりそうです。
▲名古屋で実施したイベントの様子
日本から平和の担い手を増やすために
どんな言葉・表現であれば伝わるかという小手先の話だけでなく、どうしたら仲間になっていただけるか、そのために自分や組織がどうあるべきか、ということをコミュニケーションの実践の中で試行錯誤していく営みは、それ自体とてもやりがいを感じるものです。
さらにありがたいことに、活動に協力してくださる方は毎年のように増えています。立ち向かっている問題があまりに大きいからこそ、賛同の輪が広がることが日々の励みになりますし、何より「私たちならできる」と信じて活動を続ける根拠にもなっています。
活動参加から10年目の節目、さらに多くの仲間(私たちは広く「平和の担い手」と呼んでいます)を増やすことにコミットしていく覚悟です。今まさに人命が脅かされる国や地域に対して、ここ日本から、自分が果たすべき役割を全うしていきます。
ご寄付の使い道
そんな私が果たすべき役割のひとつで、かつ、この文章を書きながらも苦しんでいるのが「年次報告書の制作」です。年次報告書とは、団体の1年間の活動や収支報告をまとめたものです。
日々の業務に加えてこの時期に重くのしかかる、いわば風物詩ですが、今回は幅広いステークホルダーへのより良いコミュニケーションを実現すべく、そのリニューアルに向けて動いています。昨年度から活動地域が一気に増えたためページ数もさらに増える見込みです…。
そこで!今回のバースデードネーションでお寄せいただいたご寄付は、そのリニューアルにかかる費用(主にデザイン費用)に充てさせていただこうと考えています。もちろん5万円では足りないので、達成したらストレッチゴールを設定する予定です。→活動報告でも記載の通りストレッチゴールを達成し、最終目標として16万円に挑戦中です。
なお、ご寄付は初期設定が3000円になっていますが、500円からご寄付いただけます!(私が大好きな)ビール1杯分のご支援から、何卒よろしくお願いいたします。
▲タンザニア・ダルエスサラームにて