26歳の誕生日を機に、多くの人に「学び環境相談クーポノ」のことを知っていただくため、全国フリースクールや都内児童精神科等へのパンフレット送付、学会へのブース出展などの広報活動に取り組みたいです。
「学び環境相談クーポノ」は、私が中3の頃から夢見ていた「誰もが自分らしく学べる社会づくり」に取り組んでいるNPO法人です。
誕生日プレゼントとしてご支援のほどよろしくお願いいたします!
Story
【2025.05.23 追記】
第二目標 52,000円のご支援をいただきました!
皆様よりさらなる温かいご支援をいただき、第二の目標としておりました52,000円のご寄付を達成いたしました。
改めてご支援いただきました皆様、誠にありがとうございます。
こちらの内容とも重複いたしますが、活動報告も更新いたしましたので、よろしければ御覧ください。
5月31日までキャンペーンを継続し、10月に都内で開催される学会へのブース出展を目指してまいりますので、引き続き応援の程よろしくお願いします。
===
【2025.05.20 追記】
第一目標 26,000円のご支援をいただきました!
皆様より温かいご支援をいただき、第一の目標としておりました26,000円のご寄付を達成いたしました。
改めてご支援いただきました皆様、誠にありがとうございます。
不躾ではありますが、次なる目標として52,000円のドネーションを目指します。
こちらの金額は、全国のフリースクール100か所+都内病院の児童精神科126か所への団体(クーポノ)のパンフレットの送付、そのためのパンフレットおよび封筒の用意、印刷を行うために必要な費用になります。
引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
=====
今年から、NPO法人学び環境相談クーポノ(以下、クーポノ)の立ち上げメンバーとして活動を始めました。
現在は、副代表理事として活動に励んでいます。
クーポノは、私が中学3年生の頃から夢見ていた、「誰もが自分らしく学べる社会づくり」に取り組んでいるNPO法人です。
↓ウェブサイトのURL↓
そんな私の夢を形にしたクーポノで、私はもっと活動をしたい、活動を広げたいと思っています。バースデードネーションとして、私にご寄付をお願いできますでしょうか?
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が弊団体(クーポノ)へ寄付されます。
※ 団体への寄付になりますが、ご支援いただいたお金を使って私が活動します。
■ 寄付金をいただいて取り組みたいこと
その1 全国フリースクール、及び、都内病院の児童精神科等へのパンフレット送付
私が出会う保護者の方や教育現場の方にクーポノの話をすると、「必要としている人は多い」と応援の声をいただきます。
支援や援助を必要とする子どもたち、その保護者の方、教育現場の方に情報を届けるべく、今年4月に、都内の子どもに関する70の相談機関に団体(クーポノ)のパンフレットを送付しました。
もっと多くの人にクーポノを知っていただき、クーポノのサービスを利用してほしい。
多くの人にクーポノを知ってもらうため、全国フリースクール、及び、都内病院の児童精神科等へのパンフレット送付を行いたいと思います。そのためには資金が必要です。温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
〈全国フリースクール、及び、都内病院の児童精神科等へのパンフレット送付・詳細〉
・52,000円:全国のフリースクール100か所+都内病院の児童精神科126か所への団体(クーポノ)のパンフレットの送付、そのためのパンフレットおよび封筒の用意、印刷
・22,000円:全国のフリースクール100か所へ団体(クーポノ)パンフレットの送付、そのためのパンフレットおよび封筒の用意・作成
その2 学会へのブース出展
クーポノは、今年設立したNPO法人です。子どもたちに学び方の多様性を伝え、自分らしい学び方を知ってもらう活動を行っています。様々な情報発信、個別相談にも応じています。そんなクーポノを、広く知ってもらう機会として、「学会へのブース出展」を希望します。特に、読み書きに苦手さがある(LD含む)子どもたちに対する助言、提案の相談ニーズが高いため、保護者や教員の方に情報を届けたいと考えています。そのため、今年10月に東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されるLD学会にて、ブース出展したいと考えております。皆様の温かいご支援・ご援助をよろしくお願い申し上げます。
〈学会へのブース出展・詳細〉
・110,000円:2025年10月のLD学会へのブース出展費用
26歳の誕生日なので、まずは「26,000円」のドネーションを目標にしています。
前述の通りで恐縮ですが、コーヒー1杯分からのご寄付をお待ちしています。
ここから先は少し長くなってしまいますが、私についてお話させていただきます。
■ バースデードネーションを集めている 徳永 茜子とはどんな人?
1999年京都市生まれ。東京大学教育学部卒、東京大学大学院教育学研究科在学中。
自らの特性が社会にフィットせず心の調子を崩すことに問題意識を抱き、臨床心理学を専攻。
研究テーマは、「感覚が鈍感であることをどのように気づき、意味づけるか」。
学び環境相談クーポノ副代表理事のほか、あおぞら作文教室五反野本校講師、いじめ傍観者防止教育講師なども務める。
趣味は都会の散策、カフェ巡り、ぬい撮り。なめこ栽培キットの「なめこ」というキャラクターを10年以上溺愛している。
■ 私が夢を抱くまで
私は物心ついた時から、自分が周りにフィットしていないように感じていました。
周りの言う「普通」が何かわからず、泣いていることも多かったです。
そしてある日、自宅で「アスペルガー症候群のおともだち」という本を見つけました。
自分とは異なる世界の話だと思いながら興味深く読んでいたところ、親からかつてアスペルガー症候群を疑われるも該当しなかったということを知らされました。
そこから私にとってアスペルガー症候群、発達障害を自分ごととして考えるようになります。
そして中学3年生になった私は学級文庫から1冊の本を見つけます。
「ぼくらの中の発達障害」(青木省三著、2012)という、ちくまプリマー新書から出ている本です。
日本では「発達障害」とは言われない青木先生が、海外ではコミュニケーションが思うように取れず言葉を文字通りに捉えてしまったというエピソードを読み、「発達障害」は周りの環境との相互作用で生まれるものだと理解しました。
私は学校での勉強には困らなかったので、「勉強ができる人」として周りから一目置かれる立場を築いていました。
生きづらいながらも、学校という場には適応していたのです。
だから「発達障害」と呼ばれる特徴を持っていても診断はつかなかったのだろうと、かつて疑われたものの該当しなかった過去を理解することができました。
勉強ができることが、学校をはじめとした社会に適応する特徴ではなかったら、私は「発達障害」と呼ばれていたかもしれない。
実際、自分の持っているものが社会にフィットせず、強みがなかなか発揮できないまま精神的な不調に陥る人もいる。
自分の強みが認められ、精神的な不調に至らないような社会づくりができないだろうか。
こうして私は、「自分のいいところを活かし、自分らしく生きられる社会づくり」がしたいとの夢を抱きました。
■ 私が夢を実現するまで
「自分らしく生きられる社会」を作りたいと思いつつ、そのために自分ができることを見つけられずにいました。
いろいろと模索する中、高校1年生の夏にインターネット上で「DO-IT Japan(ドゥーイット ジャパン)」という取り組みに出会いました。
文字を読むことができずに学校の学びに参加できない子どもたちがいること、Wordを使って文字を音で読み上げることで、学びに参加しやすくなることが紹介されていました。
一般的な学び方だと適応できなくても、パソコンを使えば学べること、そして新しい技術ではなく、今ある技術を工夫して使うことに衝撃を受けました。
当時からパソコンを使うことは好きだったので、「自分らしく生きられる社会」を作るためにDO-IT Japan で活動してみたいと思いました。
そしてDO-IT Japan が東京大学で行われていることを知り、少しでも近づくべく東京大学を第一志望に勉強することにしました。
晴れて東京大学に進学し、大学生チューターとしてDO-IT Japan に参加することができました。
DO-IT Japan に参加し、発達障害に限らず社会にフィットせず苦しんでいる人が多いことを痛感します。
また、DO-IT Japan 以外にも様々な教育活動に取り組む中で、学校の勉強にうまく参加できず、自信を失っている子どもたちとたくさん出会いました。
私がここまで前向きに生きてこられたのは、勉強で困らなかったので学校で立場があったからだ。
小さい頃に長い時間を過ごす学校で自分らしく過ごせたら、それが大きな困難にも立ち向かえる自信につながる。
そう確信した私は、誰もが自分らしく学べる社会を作りたい、そのために自分の得意なことや苦手なことを知って自分に合った方法を見つけるお手伝いをしたい、と考えるようになりました。
DO-IT Japanはそうした取組を行っている団体の一つでしたが、大学をはじめとした高等教育への進学を望んでいない、あるいは進学したいかどうかわからない子どもたちは申込み条件から外れてしまうことにもどかしさを抱くようになりました。
また、DO-IT Japanへの志望動機を書く元気も失っている子どもたちにも出会い、より気軽に相談したり、同じような仲間と出会える場が必要だと考えました。
そうした考えを周りの人に伝えるうちに、「自分らしい学び方を世間に広く伝えたい」という志でNPO法人を立ち上げようとする人と出会い、クーポノが誕生しました。
そして私は副代表理事として活動していくことになりました。
■ 私が今後「夢」に向かって取り組みたいこと
クーポノに関わる理事やプロボノは、長年子どもたちの支援に関わってきた、公認心理師や特別支援教育士などの有資格者や、テクノロジーを用いて自分らしく学んでいる当事者がほとんどです。
またこうした専門性の高いメンバーが以下のことを実施しています。
- 読み書きをはじめとしたアセスメント
- 教室での困難さに焦点を当てた支援の検討
- 教室内や試験などで自分にあった学び方ができるような伴走支援
これらを包括して行っているNPO法人は、日本では唯一無二だと思います。
私も大学院を修了後、公認心理師資格を取得し、臨床心理学の専門家として上記の活動に尽力したいと考えています。
団体としての活動及び想いはウェブサイトに詳しく掲載しておりますので、ご覧いただけますと幸いです。
↓ウェブサイトのURL↓
■ さいごに
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
なによりこちらのドネーションに関心を寄せてくださることが団体、およびクーポノにやってくる子どもたちへの応援になります。
より多くの人が応援してくださっていることを子どもたちや保護者の方に届けるためにも、皆様のお力をお貸しください。
ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします!