東京都葛飾区「小森谷バラ園」に行ってきました
2025/5/17 22:00

今日は東京都葛飾区「小森谷バラ園」へと足を運びました。来月Flowers for children(FFC)で、認定NPO法人カタリバ様の子どもたちと実施する収穫体験の下見が、目的です。
5月はバラが最も美しく咲き誇る季節。ハウスに一歩足を踏み入れた瞬間、20種類ものバラたちが私たちを出迎えてくれました。小森谷さんによると、ここでは年間なんと70キロものバラが収穫されるのだとか。豪華絢爛と咲き誇る大輪のバラから、これから花開こうと待ち構える凛々しい蕾まで、目を奪われる光景が広がっていました。
無農薬栽培ならではの自由奔放さで、バラたちは躍動感あふれる枝を伸ばし、本来の野性味と気品を兼ね備えた姿!
4歳の息子も私たちに同行し、色とりどりのバラに興味津々。「このピンクを切って~!」「今度は黄色~!次はオレンジ~!」と目を輝かせながら、次々とバラを指差します。
「無農薬だから摘み取ってすぐ食べることもできるし、お風呂に浮かべても香りが増すよ~」
小森谷さんのさりげない一言に、息子の好奇心は一気に爆発。「これ食べられるの?食べていいの?」と言いながら、収穫したばかりのバラの花びらを勢いよくちぎり、躊躇なく口に運びました。予想外の味わいだったのか、思わず顔をしかめる姿に思わず笑みがこぼれます。それでも「バラは食べられるんだ!」という新鮮な発見に、息子の世界はまた一つ広がったように感じました。
品種によって香りも個性豊か。「このバラは良い香りがするけど、こっちはしないね!?」と息子なりの比較研究も始まり、花瓶に飾られたバラだけでは決して知ることのできない、五感を通じた貴重な体験となりました。
収穫せずに残されたバラの株は、私の身長をゆうに超える高さ。100センチにも満たない息子にとっては、まるで空に届きそうな巨大な植物に見えているのかもしれません。
公園で見るバラ、花屋さんで見るバラ、家で飾るバラ。それらとはまた違う、生命力あふれる本来のバラの姿を知るきっかけとなりました。
来月カタリバさんの子どもたちは、このバラたちにどんな反応を見せてくれるのでしょうか。きっと目を輝かせる姿が目に浮かびます。感動に満ちた収穫体験が実現できるよう、運営メンバーと心を込めて準備を進めていきたいと思います。
▶小森谷バラ園
▶認定NPO法人カタリバ様
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