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貧困や虐待...不安な毎日を送る子どもたちが安心して暮らせる場所を作りたい

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General Association あおぞら育成会

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一般社団法人あおぞら育成会(自立援助ホーム はれ)

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あおぞら育成会のページをご覧いただきありがとうございます!

2025年4月に青森県八戸市に自立援助ホーム「はれ」を開設し、受け入れ準備を進めております。

今回のキャンペーンをきっかけに自立援助ホームの活動を知っていただき、応援してくださる方がいれば、とても心強いです。

Story

ごあいさつ

はじめまして。一般社団法人あおぞら育成会と申します。この度、青森県八戸市に自立援助ホームを立ち上げ、キャンペーンを実施することになりました。

こちらの事業ですが、昨年12月から今年の2月末までクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で行ったプロジェクトで、100名以上の支援者様から100万円以上のご支援をいただきました。

一方で、開業後は安定した運営のためには引き続き資金が必要となります。

そのため、今回シンカルブルにて月額制でご支援いただける方を募集させていただくことになりました。


なぜ資金が必要なのか?

なぜ私たちがシンカブルでマンスリーキャンペーンを行うのか、それには、自立援助ホームの補助金制度が大きく関係しています。

自立援助ホームの活動費用は、県からの公的補助金が大きな割合を占めています。しかし、その金額は「暫定定員払い」になります。

これは前年度の入居者数に応じて次年度の金額が決まるというもので、入退去が頻繁に行われる自立援助ホームで安定した財源として見込めるものではありません。

また、「じゃあ常に新しい入居者をいれたらいいのでは?」と考えることもできますが、これにはリスクがあります。

・虐待を受けて心を閉ざしている子

・生活環境が悪く、精神を病んでしまっている子

・十分な愛情を受けられず、人を信頼できなくなってしまった子

このように、入居する子どもたちのほとんどは心に大きな傷を負っています。

補助金を受けるためにどんどん新しい入居者を受け入れ続けることで、一人ひとりのケアが行き届かなくなる可能性があるんです。

そこで、この補助金だけをあてにせず健全な運営をするためには、「自主財源」が必要になります。自主財源には、今回募集する支援者のみなさまからの寄付も含まれます。

この自主財源を増やすことができれば、

・状況に応じた入居者の受け入れ

・子どもたちを十分にサポートできるスタッフの確保(今の補助金では規定数ギリギリしか雇用できない)

など、施設を良い状態で運営し続けることができます。

傷を負った子どもたちをサポートするスタッフは、寄り添う気持ちが強ければ強いほど自身の体力も精神力も消耗します。

規定ギリギリの人数しか雇用できない状況では、スタッフの負担が大きくなります。本来サポートするはずのスタッフが疲弊していては、良いサービスを続けることは難しくなっていくでしょう。

子どもたちが暮らしやすい環境を整えるために、また、働くスタッフが健康で元気に活動するために、「自主財源」を確保することが大切なんです。


事業を立ち上げるきっかけ

今回の事業を始めるきっかけは、代表の私、細越の過去の体験が大きく関係しています。

以前老人デイサービスで介護福祉士として勤務していた際、送迎で伺ったお宅で養育環境に恵まれない子供たちの姿を目の当たりにしました。両親がいなくなり祖父母宅で暮らしたり、就学、就労をせず1日自宅で過ごしていたり・・・・・。

もし祖父母が亡くなったら、この子たちはどうなってしまうのだろう。

自宅に引きこもる生活から、自立して社会にでていくことはできるのだろうか。

送迎で訪れるたびに、そこで暮らす子どもたちの生活へ思いをはせるようになりました。

きっと望んでその生活を送っているわけではない。

なにかきっかけさえあれば、子どもたちがもっと穏やかに自立して生活することができるのではないだろうか。

その思いを実現するために、一般社団法人あおぞら育成会を立ち上げました。

このキャンペーンで自立援助ホームという施設の役割を知っていただき、少しでも私たちの思いに共感してくださる方がいれば大変うれしく思います。

【経営情報誌 月刊Mastersの取材で、インタビューアー つまみ枝豆氏と対談しました】

自立援助ホームってどんな場所?

自立援助ホームとは、「さまざまな原因で、家庭や施設にいられなくなった若者たちが就労や就学をしながら自立を目指す場所」です。そして、入居の理由として一番多いのが「父母からの虐待」です。

本来一番信頼できるはずの両親からの虐待。中には幼少期から長きにわたって続いているケースもあります。多感な10代の子どもたちがどれだけ不安な毎日を送っていたかと思うと、本当に心が痛みます。

入居の経路としては、児童養護施設など施設からの入居(36.5%)に対して、家庭からの入居(43.3%)が約半数を占めています。これは、多くの子どもたちが不安定な家庭環境で生活していることを意味しています。

自立援助ホームは、このような子どもたちが精神的にも経済的にも自立した生活を送れるように援助する場所です。

他人に不信感を持ってしまっている子、愛情を感じずに育っている子、進学やなりたい自分を諦めている子……さまざまな子どもたちの気持ちを受け止め、認め、サポートする。

虐待や貧困など多くの社会問題を抱えるこの時代に、自立援助ホームは今や「最後の砦」とも呼ばれる施設なんです。

そして自立援助ホームのもう一つの大切な役割が、児童相談所で一時保護された子どもたちを受け入れ、預かることです。

現在一時保護所が不足しており、例えば子どもが保護された際その市内に一時保護所が無ければ別の市に移送されます。

同じ地域で暮らしている苦しい環境に置かれた子どもたちを、一人でも多く受け入れたいと考えております。

自立援助ホームの現状

自立援助ホームは現在、全国で320か所あります(令和6年12月現在)。

しかし定員は5~20名と限定されていて、その多くが定員6名の施設です。

そして青森県内には現在4施設のみ。すべての施設の定員を足しても23名と、まだまだ受け入れ先が足りていない現状です。同じ東北地方の宮城県が10施設。人口の違いはありますが、青森県は施設自体が少ない地域に該当します。


施設を利用したくても、何のゆかりもない地域へ引っ越して生活するのは不安も大きくなるでしょう。

遠く離れた場所に行かなくても、生まれ育った地域で安心して暮らす場所が提供できたら、子どもたちの心の安定にもつながると考えています。


あおぞら育成会の方針

私たちあおぞら育成会では、2つのことに力を入れます。

その1つ目が「アニマルセラピー」

アニマルセラピーは近年医療や福祉の分野でも多く取り入れられており、どうぶつとの触れ合いを通じてストレス解消や情緒の安定をもたらすとされています。

あおぞら育成会では、動物保護の観点から地域の保護猫1~3匹を施設に迎え、ホーム猫として子どもたちと一緒に暮らすことを決めました。


自立援助ホームに入所する子どもたちの中には、幼少期から虐待やネグレクト(育児放棄や育児怠慢)を受けてきた子も非常に多いです。過去のトラウマを克服することは難しいですが、ホーム猫との触れ合いを通じて少しづつ心のケアを進めていきたいと考えています。

た、保護したホーム猫は生涯面倒をみるという事業も同時に行います。傷ついた者同士が心を寄せ合いながら、共に安心して暮らせるホームを目指します。

2つ目は「スポーツ活動」です。

入所する子どもたちには、外部との関わりをあまり持たずに暮らしてきた子たちも多くいます。

スポーツを通じて健全な肉体と精神を育て、地域社会とつながることで社会性を身に着け、自立後も、社会的孤立を防ぐことを目的としています。

具体的には地元のスポーツクラブとの繋がりがあり、入所する子どもたちも活動に参加できるよう前向きに協議中です。

特にチームで行うスポーツは、活発なコミュニケーションが必要になります。多くの人と関わりながらプレーする事で、社会に出てからも必要なスキルが身に着けられると考えます。


開設に向けた取り組み

元々の建物を改装し、子供たちの居室を個室にしたり、快適に暮らせる環境にリフォームしています。

管轄官庁である子ども家庭庁、青森県では、「個々の入居者の居室は一居室あたりおおむね2人までとすること」と基準が設けられていますが、当法人「はれ」ではすべての居室を個室にリフォームしています。

子どもたちがリラックスして暮らせる環境づくりを目指しています。

画像以外の部分でも、間仕切り壁の増設やエアコンの設置など、生活に必要な設備を導入しています。

また、入居者の方に向けたパンフレットも完成いたしました。入居の流れや活動についてまとめました。

4月からは、入居希望の方の見学を開始いたしました。

実際に入居したらどんな暮らしになるのか不安な方も多いと思いますので、安心して生活していただけるようサポートいたします。


あおぞら育成会の役割

今回は青森県八戸市で開設を進めておりますが、ここを私たちのスタート地点と考えています。

現在多くの家庭がさまざまな悩みを抱えて暮らしています。発達障害や引きこもり、ヤングケアラー、貧困……挙げたらキリがないくらい、状況も必要なサポートも異なります。中には親が障害や病気を患ってしまい、ネグレクト家庭になっていることも珍しくありません。

このような状況の中、自立援助ホームの数は全国的にもまだまだ足りていません。

私たちあおぞら育成会の自立援助ホームが、今地域で孤立している子どもたちの安心できる居場所になりたい。辛い過去と向き合いながら、前向きに頑張る子どもたちを近くで支えたい。

ホーム開設後は、ひとりひとりの人生に寄り添いながら必要なサポートをしていきたいと考えています。

私たちの3年後の展望は「地域と助け合いながらうまく共生できるホーム」になり、地域の子どもたちのよりどころや拠点になることです。

そのために、まずはこのプロジェクトで自立援助ホームを開設し、取り組みをたくさんの方に認知していただきたい。

学校関係者や地域の方々には、支援を必要としている子どもたちがいることを知り、少しでも気にかけていただけたらとても嬉しく思います。

このプロジェクトが成功したら、ゆくゆくは青森県内のまだ施設のない地域にも自立援助ホームを開設したいと考えています。そしてすべての子どもたちが、進学や将来の夢などなりたい自分を諦める必要がない社会を作る取り組みや活動を行って参ります。

養育環境に恵まれず不安定な生活を送っている子どもたちを、一人でも多くすくい上げて、支援の輪を広げていく事が私たちの責務だと思っています。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。

自立援助ホームの入居者は、家庭環境に何かしら問題があり、心に傷を負った子どもたちです。今でも毎日のように、多くの家庭内暴力や虐待がニュースに取り上げられていますよね。

昔に比べ地域のつながりが希薄になったことで、家庭内の問題に外部の人が気づきにくい状況にもなりました。

もし、一人でどうにもできず悩んでいる子どもたちがいるなら、社会が力を合わせて助ける必要があります。そして自立援助ホームは、受け入れることがゴールではありません。

まずは子どもたちの心をケアし、安心して生活できる場所を提供する。そして生活の中で主体性をはぐくみ、退居後も安定した生活が送れるように支援します。

仕事をして自分で稼いだお金で生活する、結婚して自分の家族を築く方もいるでしょう。

もし彼らが悩むことがあれば、いつでも相談にのってあげられる関係性を地域社会と共に作りたいと本気で思っています。

近年少子化や若者の貧困、闇バイトの問題が大きく取り上げられていますが、未来を担う子どもたちを自立に導き、就学及び就労を支援することは日本において重要な役割です。

それが国としての発展、引いては国民が幸福な生活を送るための基礎であると考えています。

今回のクラウドファンディングを通じて、支援を必要としている子どもたちがいる事を知っていただき、関心を持っていただけたらこんなに嬉しいことはありません。

未来の宝であるすべての子どもたちが、優劣なく活躍できる環境づくりを目指したい。

微力ながら、私たちのできる支援を引き続き進めて参ります。

〒0310816

青森県八戸市新井田西1-10-22

Representative:細越華子

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