寺子屋一のクラフター 山の中フリースクール校の下條真輝(しもさん)です。
2025/4/23 15:32

寺子屋一のクラフター 山の中フリースクール校の下條真輝(しもさん)です。
「人の視野を広げる人助けをしたい。」
これは、私の人生の目的として掲げている言葉です。この言葉は、10代の頃から私の生きる方針として掲げ行動をしてきました。
この言葉を目的に決めたのは、親友の不登校がきっかけでした。その親友は、家に引きこもり、いじめが理由でもなく、学校が楽しくなかったわけでもなく、なんとなく行きたくないという理由で中学を卒業するまでの2年半の間不登校でした。
私はお節介ながらも、その親友を学校へ誘ったり、買い物へ連れて行ったり、家に泊まりに行ったり、外へ出るために行動していました。
今でも覚えています。いつものように遊びに行き、14歳のハローワークを真剣に読む親友は私に気が付くと、
「俺、CGクリエイターになりたい!」と、
嬉しそうな顔で目を輝かせながら本を見せてくれました。
その後、フリースクールに通い、高校へ進学。今ではゲームの3Dエフェクトを作成するクリエイターとして最前線で働き、ゲームクレジットへ名前が載るほどの実力クリエイターとなっています。
「やりたい!」と、目標を決める人の力強さと大切さを知りました。そして、私は同じように悩む多くの人たちへ「やりたい!を見つける人の応援をしたい」と思い、冒頭の言葉を目的として生きています。
「やりたい!」を見つけるために。
「やりたい!」を掲げて行動し続けるために。
そこには、
・楽しい!と、楽しくない!を体験して知る必要があること。
・新しいことへの挑戦する力が必要であること。
・人を助ける、人に助けを求められる勇気が必要なこと。
・やりたい!という気持ちを継続して行動し続けられること。
など、様々な経験と力が必要になります。
山の中フリースクールを行っている“田人ワークキャンプ・ビレッジ”は、様々な人や専門家の力を借りて、夜な夜なyou tubeを見ながら藪の土地を開拓して私やボランティアのみんなと一緒にDIYで建設しました。
技術がなくたって、知識がなくたって、素人でも、「やりたい!」を忘れずに行動し続けることで、家だって建てられちゃう!って、ことを体現しています。
こんな場所でフリースクールを行っています。
ヤギだっているよ!
フリースクールは、「やりたい!」を見つけるための多様な学びの場であり、
子どもたちが掲げた「やりたい!」を心の底から応援してくれる大人と仲間がいる場所です。
コロナ化以降、金銭を理由に、フリースクールに通いたくても通えない子どもたちが年々増加しています。
多くの子どもたちが、よりよい未来を描けるように。
ご協力のほどお願い致します。
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