アメリカでの学びを日本へ:今後の活動について
2025/3/20 01:22

クラウドファンディングは残り1日
クラウドファンディングの期間も残り1日となりました。3月20日(木)23:59までの期限となっています。
2月20日(木)00:50の段階で、Syncableで43,545円、銀行口座やPaypay経由で70,000円、あわせて113,545円のカンパをいただいています。
カンパに感謝!
Wake Up JapanをはじめNPO関係の方々に加えて、アムネスティやフェアトレード関係、模擬国連時代の仲間、地元葉山の人々をはじめ多くの方にご協力をいただけたことに本当に感謝しています。また、アメリカにいる友人たちからも食事代をだしてもらったり、多くのサポートを受けました。本当に感謝しています。私に会って話をしてくれるだけで、私にとっては大きな学びや理解の面で貢献だったのですが、それらに加えて国や地域を超えた気遣いに感謝しています。
自分の背負う特権を見合う貢献をしたい
IMPACT National Conferenceに参加している外国からの参加者は私の知る限り他にいなく、また日本からは私だけでした。こうした場にアクセスがあること自体が特殊なことで、それ故に、そこでの体験や学びを私だけのものにしてはいけないと思っています。
昨今の日本での選挙結果を見ても、リベラル的な価値観が一部の人にとどまってしまっていることに問題意識を抱いています。特に社会教育にかかわる者として、自分が体験したこと、価値観や学びを自分だけの「所有」にしてしまうことは社会変革を遠ざけさせるように思い、クラウドファンディングという手法を使いながら、分かち合いを進めていけたらと思い、カンパ集めの企画をいたしました。
予想以上にカンパをいただけて本当に感謝しています。結局経費としては、渡米期間中に66万円ほどかかったとお伝えしましたが、一部宿泊に関する費用は返金いただける見込みになりましたので、だいたい60万円程度になりそうです。今回宿泊費が高くついたので、その分を概ねカバーいただける金額が集まったことは大変感謝しています。
せっかくの学びを分かち合うことに時間が使えないのではないかと危惧もしていましたが、少しずつですが、発信に時間を使うことができており、感謝しています。
今後したいこと
今後、残り1日でどれだけカンパが集まるかに寄りますが、理想的に時間があれば以下のことをしたいと思っています。以下の活動もその進める過程において分かち合いができるものは仲間を誘ってグループで行えたらとも考えています。ご興味ある方はぜひお知らせください。
【したいこと】
フェアトレード関係
⇒リッチモンドで訪問したフェアトレードのお店に関する記事の作成(2店舗分)
⇒IMPACTで参加したフェアトレード大学に向けたロードマップ作りのワークショップの日本語化
⇒アメリカのフェアトレード大学の活動をしている若者たちと日本のフェアトレードにかかわる若者たちのオンライン交流の橋渡し
ウェルビーイング/セルフケア関係
⇒UCLAの学生たちが担当をしていた「メンタルヘルスとサービス: 燃え尽き症候群の回避とセルフケアの実践」は情報量が適切だった。こちらは単純にスライドを翻訳するだけでも日本でも参考になるかと思う。
反差別
⇒全米華人組織が開発したアジア系に関する差別に対する介入ワークショップの翻訳。特にNY地下鉄での介入事例の解説記事の発信
⇒スライドデータを送ってもらった「無意識の偏見に対処し、よりインクルーシブな空間を作る」というワークショップは基本的にはスライドを翻訳することをしたいと思う。
シティズンシップ
⇒大統領選挙に関しての非選挙年に行う啓発のワークショップのスライド情報の日本語化。主にディスカッションを促すもので、一人ひとりの考えをベースにアクションを考えるうえで秀逸だった。また安心の場づくりも知識のあるなしなどへの配慮に関する文言がよかったので、日本語化したい。
⇒バージニア大学政治センターのMegと連携し、リソースの日本語化を進める。特にシナリオベースで革新・保守共に主張を持っている人との対話の糸口を探るアクティビティは話しにくい政治的な対立が伴うトピックへの向き合い方を育むうえで日本でも使えるように思う。またワークショップでMegが配布していた政治に関心を高めるためのTipsは翻訳したい。今の段階で「ヴィーガンでアニマルライツを重視し、肉食をとがめてくる人との対話」「外国人嫌悪を抱いている人との関係づくり」など日本での事例に即して、シナリオ作りをしたいと思う。
⇒上記のMegは非常にサポーティブなので、継続的に関係を育み、できればDEAR関係者ともつなげられたらと思っている。
その他
⇒リッチモンドのAfrican History Museumに訪問したことの学び、医療アクセスに従事したアフリカ系の人々の功績を祝福する意味合い、お土産コーナーにあった肌の色を塗る塗り絵が意味する肌の色と児童教育に関する示唆についてのブログ配信をする。
⇒ニューヨークの911記念博物館、バンクシーミュージアムでの学びをそれぞれ記事にする。
⇒出会った若者たちのインタビューを随時記事化する。
他にも記事にできることはあるかもしれないけれども、まずはできる範囲でこうしたことを進められたらと思う。
なお既に2本記事も記載できています。お時間があったらご覧いただけたら嬉しいです。
特権と役割-アメリカでのLGBTQ+活動家との対話から-
https://bellshift.blog.jp/archives/44174134.html
社会変革を聞く。 Jay
https://bellshift.blog.jp/archives/44163321.html
クラウドファンディングは残り1日となりました。
経済的に余裕がある方には、ご協力をいただけると嬉しく思います。
※写真はUCLAの学生たちと一緒に撮影したもの。アメリカでもコロナ後の若者たちは比較的シャイな子たちが多くなった気がします。食事を待っている列で前にいたので声をかけて少しだけ仲良くなった気がします。
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